
★ドラゴン柄。夫のステテコを縫った残り布でYORIにも作りました。涼しくて良いみたいです。
★命理
未土旺も今日までです。私的には土多ですので、この月は厳しいと感じます。昨年は年運乙未、月は癸未でしたが天干は乙に癸ですのでわりに良い干が乘っていました。ところが今年は丙申年で乙未月です。これはちょっと土が火燥土だと感じました。余計に暑さが酷いのかとも・・・例年と違って夏バテです。胃までオカシイのです。私は胃腸は筋金入りで丈夫なのですが、今年は違います。
ちなみに胃下垂ではあるので、これも良いことではないですが・・・
本日、未土旺の最終日です。さて・・・
丙申
乙未(土)
庚申
丁亥
としましょう。
ここで考えておかなくてはならないのは節入りの直近であることです。数時間後には金旺になるのです。やはりこのあたりは五気のエネルギーはなだらかに変化しているわけですから、明日になって一気に金旺になるものではなく、徐々に金気が上がっていくものです。したがって金気自体も申月はじめころとお盆も過ぎて後半の処暑のころはかなり金は旺じているかと思われます。そういった配慮はまず最初にするべきかと・・・
また未月の庚金ですが、これは火旺の庚は死金ですが、土旺には相令です。同じ庚金でも違いますね。また造化元鑰や窮通宝鑑にありますように未土旺の庚金は燥土に会っているわけで最も忌み嫌うのは燥土への埋金です。相令とはいえ金気が嫌うのは埋金ですからそのあたりも配慮しなくてはならない月です。
そして調候は壬水です。未月の庚金は弱の傾向ですが、壬水は食傷であり洩気なので忌なのですが、未土が湿の気を帯びれば生金可能となりますのでこの月だけは食傷は喜の傾向なのです。
さて、八字の庚金はどうなのでしょう。まず申金に座し庚金は天地に透りますので埋金になるようなことはなさそうです。そして時支の亥水に洩らしてはいます。問題の年月干支ですが、月干の乙財と日干は合します。乙は合の一方で丙火を生火もしますので年干の丙はかなり強いと看ます。そして未土は一層、燥の気を帯びて生金できないこともわかります。年支申は結果、天干の強い丙火に制されて力なく日干には無情無力ということになります。時支の亥水は位置が悪く八字全体に及ばないものですから、未を湿にすることもなく日干を洩らすのみです。時干の丁火は亥に力を遣いますのでやや弱化も剋の意はあります。日干庚金は不強不弱の強からやや強くらい。決して弱い金ではないです。ここで明日から申月であることを加味しますと日干はやや強となるでしょうか!!死令の食傷の水にも任じなくてはなりませんが、木火の財官に任じなくてはなりません。
よって
用神は亥中壬
喜神は水木
忌神は土金
閑神は火・・・未に化殺されて生身することもあり。
調候は壬
と取ります。
本日は庚金未月土旺でした。