四柱推命≪詩子の推命日記≫

四柱推命に関する日々の命理的考察およびフリートーク

女性特有の不定愁訴より

2016年12月03日 20時43分57秒 | 中医・漢方
☆中医
こんばんは!!
今日、チラッとみた小冊子に書かれていたものですが・・・・
女性特有の体調不良の中で「疲れやすい」「冷え性」「便秘気味」「太りやすくなった」「皮膚が乾燥する」・・・などです。特に年齢を重ねて、更年期前に差しかかったころは何かと不定愁訴に悩まされる!というのが定説です。だから、ちょっと体調が悪くても「年のせい」なとど勝手な判断をしてしまう・・・というものでした。

 そんな中で最近、私がよく見かける病源に、「甲状腺機能亢進症」、「甲状腺機能低下症(橋本病)」があります。私の中学時代の友人4人が集まっても3人が何らかの甲状腺の病源を持っていました。私は手術をしていますが、ほか二人は橋本病とバセドー病です。それぞれがお薬を飲んでいるようでした。女性の多くがこられの悩みを持つことが多いらしいです。

 甲状腺は首の付け根にある蝶々のような形をした内分泌器官でホルモンをつくるところですね。甲状腺ホルモンは全身、つまり脳、臓器、骨、筋肉、皮膚の新陳代謝を活発にする作用があり、そのホルモン量に異常があると症状が出るのです。多いと「甲状腺機能亢進症」、少ないと「甲状腺機能低下症」というのが大きな分別でしょうか!!わかりませんが・・・

 この低下症のほうですが、ホルモンが足りないと全身の代謝が落ちて疲労感や無気力、冷えなど症状が出るようです。これは一種の「気虚」のようなものだと思います。「於血(おけつ)」が原因であることもあるでしょうし、免疫低下が原因となることもあるのでしょう。

 これって女性は更年期になると女性ホルモンもいよいよ枯れ果てるかという時期になりますね。この意味するところは女性ホルモンである「癸水」が枯れることです。八字が水多であっても体は老いていきますからホルモンは枯れても水多で水が不適切であればまた婦人科系にも腎にも問題があるはずですから、水が問題での「木」の忌象ではないかと思います。甲状腺は木の部位の病源です。木の作用が悪い・・・つまり水の慈木も適切ではなく、女性ホルモンの低下はまた甲状腺機能の異常も起こしやすいのだろうと推します。だから更年期の女性にはこういった病源が出やすいのです。

 特に八字に木の忌が見られる場合は本当に注意したらよいかと思い、本日は書いています。八字に大運を重ねてみて、木の作用の喜忌を精査してみると良いですね。木が大過しても忌、木が剋されても、反剋されても木の作用が悪いですから注意が要ります。私などは土多ですから、木の作用が欲しいですが弱くて反剋してしまった結果の病源でした。

 大運は傾向、年運は引きがねです。陽干は即座に出ますでしょうし、陰干は遅くても流年を待って発現するでしょう。というのが本日の思うところです。

つい、甲状腺機能について見かけたので、女性ホルモンと合わせて考えてみました。参考にどうぞ!!



☆ブルーのマリメッコを使ってみました。
コメント
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