☆メダカが元気に生まれて育ってます♪
☆命理
本日は未月土用入り日です。すでに三伏生寒の第一回目の庚日は過ぎているはず・・・少しづつですが寒の気が忍び込んでいるはず・・・なのに台風やら梅雨前線やらで湿気だらけですね。一気に真夏日でも猛暑日でもいいから晴れあがってほしいというのが本音です。今朝も雨の中を野菜かごをもって畑に入り、びしょびしょに濡れながらきゅうり、ピーマン、なすび、シシトウ、オクラ、瓜、トマトを収穫しました。葉っぱをはぐる度にキュウリが見えるのでストレスモード全開でした。幸いにも本日は午前の生徒さんお二人がもらって下さり・・・というより、半ば押し付けみたいでしたけど、目の前からキュウリがなくなってホッとしています。
先日、塩漬けにしたキュウリは酒粕を買ってきて一回目の漬け込みをしました。汗だくでした(^_^;)
さて、本日は生徒さんたち(命理歴はかなり長い人が多いのです)にもお話したのですが・・・やはり命理をするにあたってある程度、八字解命に慣れて事象推察などできるようになったら、次に何をすると良いかというお話をしました。いつまでも干の特性や通変での推察ばかりをしていたのでは同じ土俵で堂々巡りをするのみで深まらないのではないかということです。特に陰陽五行論をもとに発展してきた理論ですから、中医学的視点での解命を追加していきたいと思うので皆さんも付いてきてほしいというお話をしたのです。中医学においてそれぞれの個人が持つ体質というのは八字のもつそれと一致しているのです。
たとえば、木勢の強い人はどうしても肝気が強いものです。それがうまく流通していれば身体は調子が良いのですが、肝気が不足したり、強すぎて滞ったりすると肝や胆に不調が生じるのです。すると肝は「怒」ですから、どうしても交感神経が優位になります。逆上したりもするでしょう。また肝気が不足すると「胆が据わらない」状態となったりするものです。そういった状態が長く続くといつのまにか臓器に未病が発生してしまいます。ついには本当に病気になっていくという流れがあるのです。中医学において人の情動には5つ(怒 喜 思 悲 恐)あるのですがこれら五情が大きくブレて発生する心の不調と臓器の不調は常に表裏一体だという考え方をします。
他にも金は悲しみです。悲しみ過ぎると金の部位に不調が発生したりします。アレルギー体質の子供などに理不尽なDVで泣かせて傷めつけたりすると喘息くらい(肺は金の部位)は発症するかもしれません。といった具合です。でもこれは機械的に単純に当てはめてみるものでもなく、現代社会のように多種多様な価値観があれば、人の環境も一様ではないですから、単純に読めるものではないだろうとは推します。でも一つの視点としてはとても有効なのです。
事実、中医には中医心理学というジャンルがあるのです。そういった分野の研究をしながら、八字解命に重ねていくというのが今の詩子の視点であり、今後の姿勢となるだろうと思っています。これは今、師事するG理論から外れてはいませんので大いに勉強すべきと考えています。