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☆食いしん坊なのでいつもこうやってテーブルの上を見てます。
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☆中医
こんばんは!!そろそろサクラの開花が始まりますね。今年は早いです。暖かい日が多いということでしょう!!でもこの季節、昔から三寒四温と言って寒い日が続くとポカっと暖かくなります。特に今年はこの寒暖差が激しいように思います。今後はどうなのでしょう?花の季節が来るといつもグッと冷え込んだりしてサクラも開花が止まったりします。天気予報、気になります。
さて、三寒四温は良いですが、「木の芽時」「春鬱」ともいう言葉、よく聞きます。何だか憂鬱という表現をされる方も結構、いらっしゃいます。気分が上がらない!イライラする!体が怠い!やる気が起きない!不安感がある!眠りが浅い!などなどいわゆる自律神経の乱れっぽい症状を聞きます。これってなぜ?と思いますがいろいろと説明は付きます。
普通にこの時期は社会状況的には移動の季節だし、環境が変わることって多いです。子供だって新学期ですからね。どなたも心機一転と思う傍らで不慣れな環境への不安があるのでしょう。だからと言ってこれを春鬱とか木の芽時だからという言葉では説明はつきません。
基本的に自律神経というのは朝、目が覚めたら、緊張感を持って行動するには交感神経が優位になります。夜にはぐっすりと睡眠を取るためにゆったりとなる副交感神経が優位になります。この繰り返しが順調であれば何の問題も起こりません。ところが春の木気が旺盛な時期には日照時間も長くなりますし、特に寒暖差が大きいために気温の変化に対応するために身体は交感神経の働きが優位な緊張状態になります。この状態が続くのがいけないのです。この状態からの落下、つまり疲れが溜まる、胃腸の調子が狂うと免疫が落ちていきます。そうしますと身体は冷え、寝つきが悪くなるという悪循環に陥ってしまうのです。
このような経験はどなたもあると思います。この時期、本当に気温差に敏感な方は気を付けてお過ごしなるべきと思います。同時に花粉症などお持ちであれば、さらにしんどくなります。かなり注意して日々を送るのが肝要と思います。
まずは次のようなことに注意して生活すべきです。当たり前のことなんですけど・・・
〇就寝と起床を決まった時間にして規則正しくする 無理をしない
〇「冷え」から身体を守る。衣服はこまめに調節し、伊達の薄着は禁物!
温性の食べ物を取って体を冷えから守るなど・・・
〇ミネラルを多く摂るべきです。
〇血流を促すためにも軽い運動を日常的に行う
など誰にでもわかることですが並べました。
特に春は木気が強いです。これは肝の不調に繋がりますから命理的には木の作用を強く受けるのではと思います。木気は臓器では「肝」です。肝の不調は自律神経には大きく関わります。女性では特にホルモンの影響を受けやすくなりますから男性よりも大変だということです。
以上、本日は春鬱についてでした。