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四柱推命≪詩子の推命日記≫

四柱推命に関する日々の命理的考察およびフリートーク

本日命(丙日干午月火旺生まれ)

2023年06月07日 21時53分23秒 | 命理
 ☆アナベルが咲き始めてます。



☆命理
こんばんは!!
とうとう節入りしてますから戊午月ですね。梅雨入りしてからどちらかというと肌寒い日が多いです。東北や北海道と真逆な感じですね。今日も朝は寒かったですがさすがに昼間は夏っぽかったです。

 さて、戊午を使ってみましょう。本日は丙申日。
癸卯
戊午
丙申
乙未

 日干丙は午月火旺の丙分野に生まれた建禄格の命です。丙火は旺令の生まれで未にも微根があります。そして時干の乙木は生火して未中己土も軽く疏土します。この月の丙火は滴天髄に言われるように丙火猛烈ですから半端じゃない火勢です。未も天干の戊土も火燥土です。丙火には壬水と言われるように丙壬不離としたいのですが八字にあるのは年干の癸水のみ。卯木に流れる以前に戊土に破されます。八字は無水に近く調候に欠けるため八字内に生成発展の理はなく不毛感が漂います。特に日支申は死令で火に煽られて傷みの激しいことがわかります。よって喜忌は・・・

格 建禄格
用神 取れず
喜神 湿土金水
忌神 木火
閑神 燥土
調候 壬なし

 本日命の最も憂える点は調候に欠けるところです。火燥土が増して湿感がないので金に繋がらず虚浮の金は火に煽られるという配合です。一にも二にも壬水なのですが運歳に求める以外に道はなさそうです。
 こんな八字、中医的には無水は腎気不足となります。そして心火は上がり落ち着きを失いがちでしょう。土の脾は燥になり金の肺気は最も温度が高くなり傷みますのでいずれも無水の陰虚状態です。中医的には無水の腎虚は陰陽虚の両方かと思いますのでやや過敏で怖がりが根底にあります。地支の未が効いて肝が小さいのか、午が動いて行動的なのかと想像しますがどちらかというと表にでるのは後者のほうが出やすい八字かと思います。というのは旺令の火の象意も調候の効かない丙火ですから猛烈な心火は情動の要がコントロールが効きにくいと判断できます。疾病としては火金のアレルギー体質、自己免疫系は注意です。また幼いころの発達には要注意と発信したい八字です。