四柱推命≪詩子の推命日記≫

四柱推命に関する日々の命理的考察およびフリートーク

本日命(丁日干未月土用生まれ)

2017年07月19日 20時50分05秒 | 命理





☆倉敷の美観地区です。久しぶりに行ってきました。ちょうど良い方位でしたので・・・・爽快でした。
 白鳥の親子が悠々と泳いでおり、微笑ましい光景に皆が歓声をあげておりましたね🎶

☆命理
こんばんは!!
本日は丁未日です。ちょうど土用入りの日です。火旺から土旺への移項日とみたら全くの土旺でもないかという土勢なのでしょうか!!一応、念頭において解命するのが無難です。
 丁酉
 丁未(土)
 丁未
 庚戌
としましょう。めずらしく戌刻でやってみましょう。
 
 丁日干は未月土用の生まれとなります。土用入り日ですので火勢もかなり強く、天干に3丁が団結して2未に通根します。地支は旺令の2未と戌が並びます。土多も食傷大過です。それでも無水の上に火燥土の傾向ですから丁火は洩らさず強く、唯一、時干支の庚戌には任じなくてはなりません。火旺なら死金で弱なのですが、土用となれば相令です。ここは微妙です。ただ戌土は燥土全きではありませんので庚も戌中辛金に微根ありですし、陽干の威力は本日命では発揮しますでしょう。唯一の陽干です。日干は唯一、任じようとする財かと思います。
八字の流は日時干支で火→土→金とかろうじて流通してはいます。年月干支の酉金への流は閉ざされて酉金は火金剋戦と埋金の際どいものです。唯一、生成発展となるのは日時干支となります。
 さて問題は八字の無水です。未月土用になっても欲しいのは調候の水です。水源ある壬水を欲しますが・・・無水ゆえの火燥土状態は日干丁火を護り、洩身を防いではいますが、一方で火燥土の病は否めません。したがって土多の食傷大過も八字では問題なしなのですが、運歳で水の調候運がめぐれば一気に洩身大過となる八字です。
 ブログではよく扱っていますが、丙丁火の特性は湿土への晦火を最も忌み嫌うという点です。そう言う意味からはとても危ういものを感じる八字と言えます。天干に丁火が団結しても陰の火です。おまけに月令のある火勢ではありませんからどうしても欲しいのは病薬の甲木です。大過する土を天干から疏土開墾して生火できる干です。甲と丁はまた好相性ですね。本日命も甲あっての強さなら盤石なのですが・・・思うようにならないのが現実の八字です。

 とりあえず、喜忌をとっておきましょう。
格:食神格
日干:不強不弱のやや強
用神:やむなく庚
喜神:湿土金水
忌神:木火
閑神:燥土
調候:なし

 よく聞かれるのですが、喜忌をとっても大運で変わるんであれば、意味がないのではないか?みたいに言われますがこれは八字の解命には必須の作業です。特に用神は八字のみにしかありません。喜神と用神はちがいますのでそこいらも一緒にしてはいけないと思います。本日命は大運の水運には最も欲しい干は甲木と丙火となりますから喜忌は変わります。
 また格も不要ではないかと・・・それも一理あるかと思うのですが、格を取るということは一応、八字解命上の整理かと思っています。本日命のように丁火日干未月の生まれで食神格だといえば「ああ、この人は7月の20日以降の生まれだな!」とわかるのです。一種の仕分けだと思います。こんなふうに言うと叱られますかね(苦笑)!!ですが、この仕分けが解命の第一歩ですし、格を間違えば看命も終わってしまうような格もあります。さらに八字の十干十二支の強弱旺衰もそこからわかるのですから・・・うすっぺらに解釈しないほうが良いと思います。格は大きな「指標」みたいなものではないかということです。
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