四柱推命≪詩子の推命日記≫

四柱推命に関する日々の命理的考察およびフリートーク

本日命・・・辛巳日

2013年07月14日 23時39分24秒 | インポート
仲南町のひまわり畑です。

☆難易度Ⅰ
昨日、M恵ちゃんと電話で話してまして、今、本日命を自分でやってます!!
というのです。へえ~、また、何故?とききましたら、彼女の知り合いの女性が6月末から、もう生まれる、もう生まれると言いながら、まだなので、毎日、本日命をしているというのです・・・・ハハハハハ~とふたりで笑いました。
 お疲れさん・・・・ですね。今日は庚辰日です~!あしたになったら、辛巳。

癸巳
己未(火)
庚辰
〇〇
女の子らしいので、今晩だとなんとか、水にありつけるけど、夜中は戊子ですよ~!と。第一運から庚申に入るから~、ちょっと考えてしまうわ~!とおっしゃいます。
癸巳
己未(火)
庚辰
戊子
でしたら、第一運で庚申となると印が強すぎる~と心配するのです。これだったら、翌日の辛巳のほうがいいと思うけど・・・・と。何故、そのほうがいいの?と聞きますと庚辰日のように印が日干にまとわりつかないからと言いました。
やってみましょう。
癸巳
己未(火)
辛巳
戊子 です。
そうですね。このほうが少しは良いと思いますね。女の子だし、こっちのほうがいいよね~なんてたわいもない会話をしばらく楽しみました。

 そして今朝、またまた電話で、生まれたよ~と。辛巳日で戊子刻でした。あっはっは~と笑っていましたので、「よかったね~!」と。せっかくだから、M恵ちゃん、四柱推命を勉強してきて、思うことあったら、アドバイスしてさしあげたら~ということになりました。
 彼女曰く、なかなか熱心で頑張り屋さんになりそう~というのでそうだね!と。きつい干支もないし、結構、美形かもね~なんて。これまたよくお勉強してますね。
 で、彼女曰く、財の木がないんですど、どうかしら?お父さんは八字になくて、母親ばかり・・・これ、結構、過保護かな?と。でも今は父親は忌神だけど・・・・とM恵ちゃん。第一運の庚申運に入ったら、父親には子育てに関わってもらったほうがいいよと今度は私がアドバイス。
 
 この子は第二子で第一子も女の子でそちらは財が強いそうです。お父さんが子育てにばりばりに関わっているとか・・・この子は母親がべったりかな?

では八字解明です。

 癸巳
 己未(火)
 辛巳
 戊子
大運09庚申 19辛酉 29壬戌 39甲子 49乙亥 59丙戌・・・

辛日干で未月火旺の生まれ。日干辛は死令で日干弱。無根で印に頼るのみの八字。月干の己土は未に根あって火の生もあり強。年干の癸と己は剋で癸はほぼ沸水。よって己はほぼ減力なし。時干の戊は子水に会い、湿の気を帯びて生金可能。子水は囚令で戊の剋あって弱で調候。年の癸も沸水とはいえ、ゼロではなく遠く無情ではあるものの喜の干支。地支には2巳と未(丁)の官殺がずらりとなり、官殺混雑の様相です。
辛未月ですが、扶抑で八字をみるのもいいですが、火燥土は忌ですので、第一に調候をみたほうがいいかと思います。水は閑神とはしますが、調候ですので第一に水の有無です。そして根の有無。土多は埋金を畏れますのでそれも注意。辛金はなんといっても金白水清で壬にあうのがいいでしょうが・・・・

 日干弱
 格は官殺格
 用神:やむなく己or子でもいいかと。
 喜神:金 湿土(これ以上は不要)
 忌神:木、火
 閑神:燥土、水
 調候:壬
と取ります。

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名言

2013年07月10日 21時58分14秒 | インポート
我が家のメダカさんたち。

☆フリートーク
本日はYORI君の1歳のお誕生日でした。「ハッセ、バーセ、ツーユー!ハッセ、バーセ、ツーユー!!(通訳:HAPPY BIRTHDAY TO YOU!!)」の曾ばあちゃん版です。昭和初期の人は英語をこのように聞いていたようです。我が家はむか~しから、子どもたちの誕生日にはバアチャンがこのように歌ってくれたましたので、娘たちは大きくなるまで、「ハピー バースディ」という発音を知らなかったようです。
 我が家、全員でハッセ バーセ ツーユ~ と歌いました。ま、こういうのも面白いかと思い、訂正なしでやりました(笑)。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 本日、もう一件は、某集いにオークラホテルまで出かけました。ホントに久しぶりに・・・・。いつもよいお話が聞けるので楽しいのです。

 ホントに久しぶりでしたので、お話も新鮮で、いつも聞かされていたものの、今日は、ホントに、良い言葉だとあらためて思いました。

 それは「同じ人生でも感じ方ひとつで違ったものになる!!」という名言です。
 ポジティブに感じることができれば、同じ人生でも違った色に見えます。これ、当たり前ですね。でも、そのためには「感じる心」を持っていなければならないです。これをいつも言われるのですが・・・・なかなかここのところが難しいです。
 簡単なことでは、玄関にきれいな花が活けられていたとします。それを「ふ~ん?」となにも感じずにみるのと、「あ~、きれいだなあ!」と思えるのとの違いです。どちらが心豊かであるかということです。ホントに些細なことですが・・・活けた人の心まで感じることができたら、それはこころ豊かであることは間違いありません。
 
 だから、幸せ~と感じるかどうか・・・・これも同じことです。有難う~と思える人は感謝もできますし、またそんな気持ちをお返ししたいと思うようになるものです。

 こんな話を聞いていると自分のできの悪さをいやというほど知らされますが、
心のリセットは大事だと思います。いろんなところに応用ができるものですから、腹が立たなくなるものです。

 よく、世の中のお嫁さんたちに言うのですが・・・、お姑さんのことを悪く言う人って、結構、多いと思います。それはこのように考えると悪くなんて言えないと思うのです。

 実母と姑はどちらも「おかあさん」ですが、自分の思いというのは当然ながら、実母に対するほうが強いと思います。これは当たり前です。幼いころから大事に育てくれた実母ですから・・・・当然、実母は娘のことはわが身のことのように心配をし、痛みを分かち合うものです。ですが、姑はそのような関わりを持ったこともなく、結婚後の関係ですから、無理なのです。どちらかというと、結婚後にいかに良い関係を築いていけるか、そこのところにかかっています。
 つまり、何が言いたいかというと・・・・姑と関わっていくときに、自分から、「おかあさん・・」という言葉にいかに気持ちを添えることができるか・・・また、どれだけの思いやりをしていけるか・・・です。こういったことのやり取りがお互いにできないうちに「ああ、言われた、こう、言われた・・」ではいけないと思うのです。
 つまり、こちらがかけた心の分だけ、相手からも帰ってくるものだと思ったら、何も腹など立たないと思うのです。仮にもお姑さんが、自分を大事にしてくれないと感じる人がいたら、それは、嫁である自分の気持ちが足りないからだと思います。かけたものだけ帰ってきていると思ったらいいのだということですね。
 
 相手は誰でも同じですが、このように考えていけば、腹が立たない・・・ということに私はずいぶん昔ですが、ハッと気が付いたのです。でも、腹が立つことはありますよ(笑)。

 私の実母は二人の姑に仕えて苦労もしましたが、私が結婚するときに一言だけ、言ったのです。これも名言だと思います。簡単なことです。
「あちらのお義母さんには、自分の親にしてあげたいと思うことがあったら、あちらにしたらええよ・・・」と。
今にしてなお、何度も頷ける言葉だと思います。当然ながら、次女がお嫁に行くときには同じことを言いました。あの娘、覚えているかしら・

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本日命・・・甲戌日干未月火旺生まれ

2013年07月07日 22時44分45秒 | インポート
ぐっすり寝顔。

☆難易度Ⅰ
本日命です。

癸巳
己未(火)
甲戌
〇〇  です。

甲日干というのも偶然のあたりとしては珍しいです。あまり甲日干の解明はなかったような気がします。

未月火旺ですのでどうしても火燥土で乾いたカラカラ感が漂います。甲木は基本的に癸水の滋木培木が干の相性としては良いです。未月火旺ですから、癸水には水源か水の根がほしいですね。もちろん、寅卯の根はいいですよ。そして豊潤な湿土の養木があれば、木は育ちます。

 さて、いつものようにそれに見合う時干支を探してみます。

甲子、壬申、癸酉、乙亥、丙子・・・と。選びます。

 癸巳
 己未(火)
 甲戌
 甲子

八字解明:甲日干で未月火旺の生まれ。時干支の子水の滋木培木と甲木の幇により、根はなくともまずまずの日干に。月干の己は戌に通根し、巳、未中丁火にも生じられて湿土とはいえ、適切な燥湿の土に。日干甲と己は干合し、日干は食傷の火に洩らしながら、食傷生財となり土財に任じることとなります。年干の癸水は根も水源もなく日干には無情(ほぼ沸水気味)で己とは剋とはいえ、己は日干との干合で癸水への剋はわずかです。
時支の子は調候で日干には有情ですが、原局全体には及ばず、年月は燥の気が強いと言えます。
それでもバランスの取れた八字となり、流は逆ですが、時支の子から甲木へ。そして火、土と流れます。
戌中の辛金は燥土で無効の官殺ですが、根によってやや湿土化して、戌は生金可能となり、再度、辛金から子水へと流は転々とします。

 甲日干で財の己土と干合しますので、陽干ですが、形而下的傾向で財へと日干のベクトルは向きます。火に洩らして能力発揮し、財土へと流れて、成果となるかもしれませんし、金銭につながるということでもありますね。八字だけなら、独立自営もあり・・・かと思えます。大運がついて来るようなら、そういった方向に向く可能性はあるでしょう。
 また、甲木は未中の丁火や巳にも洩らし、木火通明ともなりますので智もあって知的職業も良いかと思います。女性なら、教育関係などいいですね。
性格も良さそうな印象です。甲の向上心あって、戌の律儀で真面目。己未はやや保守的ですが、地道な傾向。金銭感覚もあって・・・となります。こういった八字はやはり女性のほうがいいかな・・・と思います。

本日はかんたんな初級編の解明でした。

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丁火鍛金 庚金劈甲

2013年07月03日 21時42分23秒 | インポート
 羽化したばかりのトンボちゃんです。

☆難易度Ⅱ

 丁亥
 庚戌
 甲辰
 壬申

この八字、滴天髄に載っているのですが・・・・「戌月の金旺、土旺のいずれかは不明ですが、甲日干は申金を殺印相生で壬申を見ており、辰戌に生じられて庚金は甲を制しています。八字では丁は不傷であっても、また戌を火庫とみても弱の丁火は庚に任じることは不可能・・・」というようなことが漢文で書かれています。
これは??????というのが結構あるのですが、まあ、滴天髄がすべて正しいということはなく、今さら、私ごときが突いたりはできませんが、稚拙ながらも陽理論を学んできたものとしては、まず、この「進気」の甲木というのは、頷けません。次の月が亥月で十二運でいう甲木の長生にあたるゆえに進気とみているのです。衰極まれば、次は登って行くしかないとでもいうのでしょう。日本の四柱推命が十二運による生旺墓絶論を採用していることは良く知っていますが、今や、旺相死囚休論に浸りきっている身にはもう、受け付けないものとなっています。

 また、戌月を火庫と言っていることも受けいれられません。戌は辛金を蔵してはいますが、丁火は蔵干としては認めていません。それに仮にも年支は亥水です。火庫になど成りようがないですし、戌土は湿土化して丁火は晦火します。

 よって原註のように丁火が庚金に任じるというか鍛金するには程遠いものでしょう。
 ですが、原註にはこの八字は火旺運には科挙に連登し終生栄えたというような記述があります。
 大運です。
  己酉
  戊申
  丁未
  丙午
  乙巳
  甲戌  となっています。
記述では丁運に入って、つまり、丁未運に官殺の喜象が起こり科挙に登用されるわけです。つまり、八字の丁は未に通根となるのでしょう。丁は食傷、そして庚金は官殺ですから、いわば、食傷制殺ということにはなります。

 食傷制殺というのは、身弱であるときには喜です。日干弱のときには第一に日干の根の運、次に印の運、ついで次善として考えられるのが食傷制殺です。最喜というわけではありません。

 しかしながら、ここで上記の八字を眺めてみますと、ここで干の特性ということを考えたらよいのではないかと思うわけです。一応、丁火鍛金、庚金劈甲というのは人によっては、まゆつば物だと言われるかもしれませんが、正にこの状態の時に成り立つのではないかと、ふと気が付くわけです。無いことはないと思うことが時々あります。無理に丁と庚と甲をみてこじつけるのは頂けませんが・・・んんんん・・・これはいける!というわけです。ただの食傷制殺ではないですね。

一方で、秋月の甲木は斬られて用材とならなければ意味がないはず・・・良いではないですか?これが春月の甲木ではアウトです。春の若い甲木は庚金はイマイチです。丙火の照暖で木火通明となり、陽干とはいえ、食傷生財の形を好みます。よくできた八字だとつくづく思いました。
本日は異例でちょっと滴天髄から拾ってみました。

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