「対馬からの手紙の続き」

対馬で働いち養蘭を楽しんどる。山や花で季節を知り、海を眺めち命の鼓動を感じ、そげな好き勝手な太公望な暮らしがしてぇ~。

拝啓、お元気でしょうか。

2007年03月30日 | 蘭・人生・自然考

ここ数日の陽気で

山桜と染井吉野が一気に満開です。

久田の山や今屋敷の山には山桜が自生しており

うっすらとしたピンクがあちこちに山肌を暈かし

仄々とした気分にさせてくれます。

長い冬の寒さを耐えて新しい年度に対して

前向きに活動を始めるという

人間のサイクルに合った開花と

ピンクという色合いも好まれる原因かな~。

10年ほど前に採取した春蘭斑縞に初花が咲いた。

地味柄ではあるし、一向に花芽が付かないので

外にほったらかしにしていたのに花芽が付いていた。

それも、今年に入って気が付く始末・・。

数年前、遠方からのお客人に、わざわざ来られたので

「せめてもの思い出に・・。」と思い、

自分棚では咲かないし、、、まっいいかー。

「二鉢有るから一鉢どうぞ・・。」と土産に進呈。

Jpg_020 ところがその鉢に今年、

「花が咲いた~。」とのTEL有り。

やっぱりこのままでは駄目だな~。

今年は真剣に作場を考え、

作について追求しなければ、、。

今、冷静になって考えると、

「まっいいかー。」は今後控えるようにしよう、、。

だけど、「蘭」に纏わる物語って不思議だな~。

山で出会うも何かの縁、、。

譲り受けるも何かの縁、、。

回り廻って辿り着くのも何かの縁、、。

好いご縁が有ります様に・・。

コメント (2)
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