「対馬からの手紙の続き」

対馬で働いち養蘭を楽しんどる。山や花で季節を知り、海を眺めち命の鼓動を感じ、そげな好き勝手な太公望な暮らしがしてぇ~。

新芽が

2019年04月23日 | 対馬蘭雑記
土を切るまで真剣に施肥をしてみる。
20リットルバケツに萬田酵素液肥と、
ハイポネックス液肥と、リキダス、
各々2ミリリットルを溶かす。
計算では10000倍に希釈されている。
それを水遣り毎に与える事になるが、
過去に、
これほどしつこく丁寧に与えた事は無い。
かつて、
幾度となく「お前の蘭は貧弱や❗」とか、
「なんとなく弱々しいね~。」とか、
散々言われてきた。
確かに今までは宿借り生活であったし、
小屋の環境に恵まれなかったし、
仕入れ先からカイガラムシを移植されたり
寒波で凍らせ、猛暑で熱射病に掛かり、
瀕死の状態になったりで可哀想なもんや。
蘭に申し訳が立たないし、
散々な言われように立つ瀬がないので、
ここらで
思いっきりガチでやってみるのだ❗❗
10000倍の薄さとは言うものの
こんなに回数多く与えて良いものか❔
金閣宝や地蔵丸などは2~3日に1回、
喜虎ときたら1~2日に1回、となる。
この施行で狙うところは
昨年芽のバルブを太らせる事、
葉色を濃ゆくする事、
葉肉を厚くする事、
大きい新芽を出させる事、である。
この作業が果たして効果が有るのか
大して意味がないのか判らないが
本人は断然やる気満々である。


対馬冠雪のバルブが
幾分丸さが顕著であるな~。





コメント
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