三月の17日と18日に春蘭展があるそうです。
対馬唯一の春蘭愛好会、豊玉春蘭愛好会の展示会は、
従来、豊玉町の文化会館で開かれるのですが
今年は厳原国際交流センター「ティアラ」内で
行なわれるそうです。
私もいつかは展示会に出品出来るよう作に励みます。
そこに対馬産春蘭、
匂い春蘭、
中国産台湾産春蘭類を一同に並べ、
香りの違いを楽しみ、
東洋蘭とはどういう物かを判ってもらえたらな~。
鶯が鳴いたり毛虫がゴソゴソ這い回ったりして
春を感じる季候だったのに
今日は冬型の気圧配置に戻り、
寒さも帰ってきました。
やっぱり寒いのは嫌だな~。
蘭をよく観察すると、
去年の新芽が追い伸びしている様子・・。
この寒さでまた調子が崩れるな~。
一花は百年から二百年もの長きに渡り
株分けという栄養繁殖を繰り返してきたわけで、
その過程で芽変わりという現象を生み、
葉に葉芸を表したり、
翠蓋のように花変わりまでしてしまった品種もあります。
同じ品種でも株によっては
花型や丸さが微妙に違ってくるのも致し方の無い事だと思います。
一番良い方法は花を見て見比べる事でしょうか・・。
私は、どうも名前に惚れるところがありまして、
縁起の良い銘、
語呂が良く響きの良い銘の鉢があると
これも棚の隅っこに有り、
小株で他の大株物に隠れて
何処に居るのか
良く判りませんでしたが、
惹かれたのかも知れません。
緊辺きつく殊のほか丸い花弁に数条の陰筋、
巻き込むことを忘れてしまった舌とハート型の舌点、
咲ききって1週間以上経ちますがこのままの姿で堂々としています。
少し捩れる花弁もご愛嬌でしょう・・。
親バカかな、、。
溢れれるほどの丸さを表現し・・・。
などと言い表されてますので株に力を付けた時の
一瞬の輝きをこの目で見てみたい。