青い鳥の世界へ

人として厳しい中で生きていかなければならない中、少しでも良い世界になったら。そして、より明るく、清らかに、暖かく。

歴史との重み

2018年11月01日 | 短歌に政治や社会

元徴用工判決 首相「毅然と対応」 衆院予算委で

★ 過去の事 解決済みと 毅然とす
      歴史の重み 消えることなし     2018/11/1

★ すぐ様に 禊すんだと 誤魔化すが
      過ぎし行い 亡霊となり       2018/11/1

★ 首相の 言葉の中に 心無き
      溢れて出るは 欲心ばかり      2018/11/1

--------------------------------------------------------------------------
今日の新聞紙上のコラム記事
--------------------------------------------------------------------------

【越山若水】「話をもっと聞かせてほしい」。プレゼンで最も大事な鍵は、相手にこう思わせることだという。大西洋航路を発見したコロンブスはスペイン王室に対して魅惑的なキャッチコピーを用意した。「黄金の国ジパングへ行こう」と▼彼は思惑通り航海費用を引き出し、高い地位と報酬を約束させた。けれどジパングを信じていたのかはどうもあやしいのだとか▼王室と交わしたサンタフェ契約にはジパングの文字はなく、行き先は「大洋の島々や大陸」とあるのみで「東方」を意味する言葉も消えていたという▼王室はその気になった。契約では広げた風呂敷を畳んでおこうとした―と、CMプランナー林寧彦さんが著書「歴史を動かしたプレゼン」でコロンブスの狙いを読み解いている▼日中会談後、安倍首相が使った「3原則を確認」との言い回しに、中国は触れない。成果を誇ろうとするあまり、首相が国民への「プレゼン」を飾りたてた結果だったのか▼確認した中身は双方に食い違いがなさそうだし、首相は「確認内容を私は3原則と呼びたい」と言うべきだった。なぜだか主語を省くからややこしい▼日米で交渉する「物品貿易協定(TAG)」も日本側しか使わない造語だ。外交成果を確認するのに、いちいち首相の言葉遣いを検証しないといけないのでは困る。コロンブス流の風呂敷はやめにしてもらいたい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

10月31日(水)のつぶやき

2018年11月01日 | 国際
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする