「改憲含め挑戦する1年に」=後援会新年会で意欲―安倍首相
★ 国作りと 意気込むのは 口先だけ
国の中身は 何にも知らずに 2019/1/5
★ 国民の 命の首は 人の手に
人任せにして 何の意気込み 2019/1/5
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【越山若水】日本の正月に欠かせないおせち料理。子孫繁栄を願う数の子、長寿を祈念するエビ、マメに働きマメに暮らせるよう期待を込める黒豆など、縁起の良い食べ物が彩り豊かに食卓を飾る▼しかし伝統的な習慣と言いつつ、食材の大半は海外からの輸入品が占める。何しろ日本の2017年度の食料自給率はカロリーベースでわずか38%である▼この厳しい現実を認識してもらおうと、国際協力機構(JICA)が奇抜な例え話を紹介している。もしも外国からの食料輸入がなくなれば、日本の食卓はどうなる?▼朝食はご飯1杯に焼き芋2本、ぬか漬け1皿。お昼はふかしたジャガ芋半個、焼き芋2本にリンゴ1切れ。夕食にやっと焼き魚1切れが出るが、後はご飯と粉ふき芋だけという▼「フードマイレージ」は食品が生産地から食卓まで移動してきた距離を表す。日本は断トツの世界一で1人当たり90万キロ。地球20周以上を旅して私たちの手元にたどり着く▼海外の輸入食品に頼っているというのに、日本の15年度の年間食料廃棄量は2800万トン、食べ残しや賞味期限切れの食品ロスは642万トンに達する▼食品ロスは国連の食糧援助量の1・8倍に匹敵、うち45%は家庭から排出されると聞けば、食べ物を粗末にできないはず。フードマイレージ1位の日本の食卓。「もったいないをもう一度」をぜひ合言葉にしたい。