二葉鍼灸療院 院長のドタバタ活動日記

私が日頃行っている活動や、日々の鍼灸臨床で感じたことなどを綴っていきたいと思います。

自分の人生に恋をする

2008年03月07日 | 言葉のちから 心のちから
「自分の周りの起きてくる出来事を、素直に受け入れる覚悟をすることが、『自分の人生に恋をする』ということだ。恋をしている相手のことは何でも好意的に解釈しちゃうのが、人情というもんだよね。だから、自分の人生に恋をする人は、どんなトラブルに巻き込まれても、自分を困らせる『人生』という恋人に対して、『困ったやつだけど、そこがまた、かわいいんだよなぁ』という寛大な気持ちで受け入れることができるはずなんだ。ほんの少し発想を変えるだけでいいんだよ」

              飯田史彦 著 『生きがいの宝箱』より


個人個人の状況、環境によって、あるいは、人間的な成長度によって人生の捉え方は違ってくると思いますが、良いこと悪いこと含め全ての『人生』に意味があると解釈し、どうせ100年ほどの人生なら”恋をして”いきたいものです。

ほんの少し心や考え方の発想を変えることは、様々な状況で行き詰っている人には大切なことですね。
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第8回合同学術研修会

2008年03月07日 | 鍼灸
3月2日(日)、第8回合同学術研修会に参加してきました。

≪内 容≫

◎症例報告;上肢痛に対する鍼灸治療の一例  
                   田村智恵 先生
◎RSDとCRPSの説明  中田和宏 先生
◎鍼灸・医療最新ニュースと情報交換


症例報告では、右上肢の痛みとシビレを訴えてきた看護師の方の症例で、整形外科での検査、診察での徒手検査などから頚椎症性神経根症とみて治療が行われました。ストレスを強く感じるなど精神的な疲労も多い職業ですから、その辺りも考慮に入れた治療をされていたと思います。症状は一進一退であるが、激務をこなしながら2年半も治療を続けているということは、鍼灸治療が健康の維持に働いていると思われた症例でした。

このCRPSは鍼灸院を来院される可能性のある疾患だと思われます。打撲・捻挫など外傷を契機に発症する難治性の神経因性疼痛です。診断基準としては ①外傷などの侵害刺激やギブス固定されていた時期がある ②原因となる外傷などから予想される程度をはるかに超えるような強い疼痛、アロデニア(異痛症:風が当たる、洋服が触れるなど通常では痛みを起こさないような触刺激で強い痛みを発する)や痛覚過敏がある ③浮腫を伴った疼痛、皮膚血流の変化、および発汗機能異常のいずれかを認める ④以上の症状を説明できる他の疾患が存在しない であり、鍼灸臨床例も説明して頂きました。

情報交換では、4月に行われる”健康づくりフェア 鍼灸マッサージ体験コーナー”へのボランティア募集などのお知らせがありました。

学べる場があるということは、ありがたいことだといつも思います。
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