二葉鍼灸療院 院長のドタバタ活動日記

私が日頃行っている活動や、日々の鍼灸臨床で感じたことなどを綴っていきたいと思います。

星稜野球 始動!!

2008年03月17日 | 高校野球
3月16日(日)、朝から気持ちの良い天気。最高気温18℃と太陽が眩しいが、風はまだ冷たい野球日和。最近何かと忙しく試合、練習をなかなか見に行けなかったのですが、本日は朝から夕方までじっくりと見てきました。今日は今春になり初めての練習試合となりました。星稜vs門前高校(石川)がダブルヘッダーで行われ2連勝で初戦を終えました。



相手は積極的で上手ないい選手が存在し、今年はいいチームになりそうだな~というのが印象でした。かたや星稜は実力に差があるとはいえ、自分たちの思ったようなゲームができなかったのではないかと思いました。テスト休み明けであり、外の練習に出て3日ほどであったので、体が思うように動かないのは理解できますが、気迫・声などは不調なんてものはありません。調子が悪かったら悪いなりに真剣に全力を出すことが勝利に繋がっていきます。言い訳をつくるようなチームには甲子園は程遠いと思います。

しかし、選手たちは日々成長します(私も)。日々反省し、課題を持ち、努力を継続すれば必ず道は開けてきます。星稜野球の目標は”人間力の野球”です。すべては一人一人の心が体を動かすのであって、その集合体がチームなのだから、自己中心的な選手が少なく、同じ目的意識(絆)を持ったチームが強力な力を発揮するのだと思います。高校野球を通じて深い人生を学べることは貴重な時間であり、幸せなことだと常々感じます(私も昔は…)。

現在は大きな怪我をしている選手はいないので安心していますが、これから調整段階の選手の身体をしっかり診ていきたいと思っています。
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第5回中央学術研修会 参加

2008年03月17日 | 鍼灸
3月9日(日)、石川県鍼灸マッサージ師会が開催する第5回中央学術研修会に参加し勉強してきました。

 ◎日 時:平成20年3月9日(日) 午前10時~午後3時
 ◎会 場:石川県視聴覚障害者情報文化センター
 ◎講 師:朝日山 一男 先生 
       神奈川衛生学園専門学校専任教員
      (日体協公認アスレチックトレーナー・
                   健康運動実践指導者)
 ◎演 題:
   「東洋医学を応用したいきいき健康づくり教室の実際」


内容は小田原市や川崎市で市の助成を受けて行われている介護予防教室を開催するまでの行政、医師会、専門学校、地域での取り組み方や考え方などの説明がありました。また、それに関連したトレーナー活動の話がありました。神奈川県ではスポーツ鍼灸セラピー神奈川というトレーナー活動を行ってきた団体を中心に、鍼灸マッサージ師会、鍼灸師会、専門学校が協力して、様々な行政部門に働きかけトレーナー活動を展開してきた実績は素晴らしいものだと思いました。また、医学、トレーナーに関する学術講習会やボランティア活動が日曜日には必ず開催されており、鍼灸師の生涯教育の場にもなっています。会員数が多いこともあり規模は大きく真似をするのは難しいですが、良いシステムだと思いました。

興味のあった話では、神奈川県体育協会の中にトレーナー部会という部門をつくったこと。ここは医師、理学療法師、柔道整復師、鍼灸師が同じスポーツの現場で活動を行うことを目的として、県のスポーツ実践者をサポートしています。その具体例の一つに、トレーナー部会を通じて登録している鍼灸マッサージ師が、トレーナーを置いていない県立高校部活動へトレーナー派遣を行うことを実践してこられたお話がありました。派遣されトレーナー活動を行うのは1週間に1回、2時間ほどであり、県より3万5千円の助成がつきます。昨年は15校ほどの派遣でしたが、今年は現時点で50校ほども希望が出ているということでした。

午後からは、介護予防教室での実際の取り組み方、そして福岡大学の向野先生が考案した経絡テストを利用した、経絡ストレッチの実際が行われ、参加された皆様、ゆっくりの動きではありますが、やや汗をかきながら体を使っての勉強となりました。椅子や、ラバーバンド、ボールなどを使った、高齢者でも安全で簡単な運動法を教えて頂きました。





調査によると国民全体で鍼灸治療を経験したことのある人は7%だという話もあり、逆に考えると、まだまだ需要があるということにも繋がっていくのでしょう。ですから鍼灸を業とする人は、常に勉学に励み、技術を磨き、新しい情報を常に取り入れるためのアンテナと、それを応用する柔軟性を持つことが必要なのだと思います。人の体を治療する人間の責任でもあります。

すべての努力は国民の健康のため、苦しんでいる人が笑顔になるため、私たちの「生きがい」「仕事の意味」はそこにあると思いますね。そんなことを学術講習会や勉強会に参加しながらいつも思います。日々勉強です
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