二葉鍼灸療院 院長のドタバタ活動日記

私が日頃行っている活動や、日々の鍼灸臨床で感じたことなどを綴っていきたいと思います。

占いをしてくれる喫茶店

2010年11月12日 | 日常
11月3日(水祝 文化の日)、午後から少し空白の時間ができたし、天気も良かったので、喫茶店でも行ってこようかな~という気分になりました。

ちらっとネットで調べてみると~

占いをしてくれる喫茶店 発見

金沢から車を走らせること45分、辺りは田園風景、自然が広がる景色でした。

そんなに大きくはないのですが、この辺りに喫茶店はないだろうな~って場所なのと、何か近くの町で催しがあったのか、これが忙しそうでした。




 ここが『聖蔵』という喫茶店でございま~す

椅子席とコタツ席が合わせて約30席くらいでしょうか。でも、コタツって新鮮でいい感じでした。コタツがあると何か落ち着きますよね。

さて、さて、肝心の占いですが…お店が忙しかったことにかこつけて、このチキンハートで人見知りの私はなかなか言い出せず、「静かになったら言ってみよう」と思っていましたが、これがずっと忙しい状態が続いて、結局…
「占いしてください」
とは言わずに帰ってきたのでした。

「あんみつ」とコーヒー&読書で帰路につきました。

ちなみに、コーヒー&占いで1000円でした。

二葉鍼灸療院 田中良和
コメント (3)
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『うつ病を治し自殺防止』西田哲学を応用した心理療法 講演会

2010年11月12日 | 予告
当院へ通院されている看護師さんが支援しているNPO法人の講演会が石川県で開催されるということで、ちょっとお知らせです。

現在、精神疾患を抱え苦しんでおられる方々が日本ではたくさんおられます。残念ながら増加しています。そして、それが極致まで達すると、自分の大切な命まで落としてしまう状況が社会を取り巻いています。

当院にも多くの”心の病”を患う患者さまがおいでになります。鍼灸治療でも良好な結果を出すには長期間の治療が必要であり、鍼灸だけで治せるものでもありません。これは精神科や心療内科の西洋医学にも言えることです。様々な状況に応じて、西洋、東洋、そして自己コントロールの方法などを駆使して患者さんを患者さんでなくしていくことが必要ですね

その病を治す答えは、実は患者さんの心身の中にあるのかもしれません。

そういう意味で、自己コントロールできる方法があれば、それに越したことはありません。(それを商売にする怪しい団体や方法には気をつけなければいけませんが

今回、ご紹介する方法も、皆に当てはまることはないと思いますが、辛い状況から抜け出せる一つの方法かもしれません…ということで紹介させて頂きます(案内文そのまま)。

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○演 題:『うつ病を治し自殺防止』西田哲学を応用した心理療法
○日 時:平成22年11月27日(土)  午後1時30分~4時(午後1時 受付開始)
○会 場:西田幾多郎記念哲学館・研修室  石川県かほく市内日角 井1番地
○参加費:無料
○定 員:30名
○講 師:特殊非営利活動法人 マインドフルネス総合研究所
       理事長  大田健次郎

○参加申込…11月24日(木)必着
      (申込先)〒349-0144 埼玉県蓮田市椿山3-17-5 
            マインドフルネス総合研究所 大田健次郎 宛
           TEL:048-769-2036
           メール:saitama@co.email.ne.jp
           HP:http//mindfulness.jp/

メール、手紙または葉書、電話のいずれかで、お名前と電話番号をお知らせください。電話番号は、当日、講師に病気・事故などが生じて講演が中止になった場合の連絡だけに使用します。個人情報は厳守します。

○内 容
 自殺の背景には、うつ病や不安障害(パニック障害、対人恐怖症など)が治らないというつらい事情があります。薬物療法を受けても、カウンセリングを受けても治らない人がいるからです。
 私たちは、禅の方法と西田哲学の理論、脳神経生理学の成果を融合させた日本独自のマインドフルネス心理療法を開発して「自己洞察瞑想療法」と名づけました。この心理療法で、薬物療法で治らなかった、うつ病、不安障害が治っています(決して現代医療を否定するものではありません)。
 講演では、うつ病が治りにくい理由、自殺にいたる理由、マインドフルネス心理療法で治る理由、西田哲学とこの心理療法の関係をご説明します。西田哲学を応用した心理療法について、西田幾多郎を生んだ石川県かほく市で講演させて頂きます。詳細はホームページをご覧ください。

※当日は、プライバシーの保護に留意します。参加者のお名前は名乗りません。写真撮影はしません。質疑応答、相談になった時に録音を禁止します。

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私も話を聴きにいきたいのですが、診療のため聴きにいけません。

ご興味のある方は、聴講してみてはいかがでしょうか 

二葉鍼灸療院 田中良和
コメント (4)
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皮膚感覚受容器と鍼灸刺激  11月 東洋医学研究所コラム!

2010年11月12日 | 東洋医学研究所 コラム
東洋医学研究所のコラムが更新されました

『皮膚感覚受容器と鍼灸刺激』 

   東洋医学研究所グループ 二葉はり治療院(北名古屋市) 甲田久士 先生


『皮膚感覚受容器と鍼灸刺激』 研究所コラムはこちらをクリック!


名古屋大学環境医学研究所でポリモーダル受容器の権威である熊沢先生のもと、鍼灸刺激の解明のため基礎実験をされていた甲田先生が、鍼灸刺激というのは皮膚の何を刺激しているのかを分かりやすく説明されています。

熱い 冷たい 痒い 痛い 押さえられてる など人が感じる感覚の導入部分は皮膚ということになります。

鍼灸刺激は、何はともあれ、その皮膚に鍼を刺し、あるいは、鍼で擦り、お灸をすえるわけです。皮膚の刺激は、刺激を受け取る場所(受容器)から全身へその影響が波及するという訳です。詳しく話すと難しくなってしまいますが。

生理学的には「皮膚は露出した脳」とも「第三の脳」とも言われます。発生学的には、脳や脊髄など中枢神経系と同じところから形成され、人体でもっとも広い面積で外界からの感覚刺激を知覚します。
その感覚刺激は、脊髄から間脳を経て大脳新皮質に至り認知され、一方で、大脳辺縁系、視床、視床下部、脳下垂体へと脳全体へと伝わって行きます。
また、精神免疫学という学問の発展により、これらは、怒り、悲しみ、喜びなどの情動や自律神経系、免疫系、内分泌系に影響を与えていることが分かってきました。

そう考えると、皮膚に心地よい刺激を与える鍼灸刺激は、身体を統御している脳には非常にいい刺激になるということですね

少し観点は違いますが、「抱く」という字は、子どもをお腹の中に抱えている状態、いわゆる妊婦さんを表すそうです。

皮膚を接触するスキンシップ、その中でも「抱く」ということは愛情を持ってスキンシップし、非常に素敵な皮膚感覚刺激だと思います。

最後に、発達心理学者、アシュレイ・モンターギュの言葉を書きます

『人間は抱きしめられることによって、自分がこの世界に望まれた存在であることを確認できる。そして人間やこの世界に対する根本的な信頼感といったものは、幼児期にふんだんに与えられるスキンシップによって育てられる』

少し話は逸れてしまいましたが、心地よい皮膚刺激は身体にいいよということです。今月の東洋医学研究所コラムを是非ごらんくださいませ 

二葉鍼灸療院 田中良和
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