さらに、さらに、過去のブログ報告を置き去りにして、5月3日(木祝 憲法記念日)、春の北信越高校野球石川大会、星稜野球部は3回戦に突入いたしましたので、帯同、ケア活動をさせて頂きました
第126回 北信越高校野球 石川大会 ~3回戦~
星 稜 野々市明倫 5月3日(木祝 憲法記念日) 金沢市民野球場
天気 : ちょっと そして少し
星 稜 6 2 6 6 3 23
明 倫 0 0 0 0 0 0 (5回コールド)
試合前のグランド整備。雨が心配されましたが大丈夫でした
試合開始ごろには、晴れ間もチラホラと…細かい雨も…なんと複雑な天気だこと
この試合、相手はこちらの思惑とは違う左投手が登板。しかし、相手投手の調子が悪かったのか、こちらの打者の迫力に微妙なコントロールが狂ったのか、分からないところではありますが、初回はほとんどヒットを打つことなく、フォアボール、デッドボール、バッテリーミスで得点を重ねて一挙に6点を先取しました。
しかし、ここからが今年は一味違う星稜です。いつもならここで雑になってしまうのですが、ボールを見極め、悪いボールは打たず、甘いボールはしっかり自分のスイングで捉えていました。一打席一打席に、一球一球に思いを乗せながらといった感じを受けました。
その結果、16安打。長打8本。この試合も3番に入った鹿屋がライトスタンドへホームランを打ちました。今年はホームランを打てる選手が揃っているというか、このひと冬のトレーニングで変化、成長したんですね。上位から下位までその力があります。
この試合は12個の死四球があったため、さらに点数が加算されたわけです。終わってみれば23得点でした。「打ち過ぎでないかい」という話も外野席から聞こえますが、決してそうではなく、きっちり自分のバッテイングをしているだけなんですね。三振するときも自分のフォームで三振するわけです。崩されていないということですね。すべての打席に意味を持たせて、自身の成長に繋げるわけです。
この試合(2回戦よりさらに)目立ったのは走塁の判断の速さですね。迷いがない。先の塁に進もうという意識が出ている。それだけ試合に集中しているわけです。ですからゲームにスピード感や勢いがあります。そう感じましたね。いい走塁をしています。(監督からすると、まだまだ改善点があるらしいのですが)
エース森山君
二番手 畑中君
投手は、先発が森山君。3回を打者9人、6奪三振、パーフェクトに抑えました。二番手は、今大会初登板の2年生の畑中君。彼も2回を打者6人、2奪三振、パーフェクトに抑えました。5回参考記録ながら完全試合でした。二人とも抜群に良かったです。森山君は前回より球威もキレもありました。畑中君はキレのあるボールと、素晴らしいコントロールを持つ器用な投手です。
良かったですね~。この調子で3回戦も、さらに成長していって欲しいですね。試合ごとに、逞しく育って欲しい(丸大ハムの宣伝風 古っ)
シードをとっているので、試合が常に第一試合ということもあり、試合後は練習です。この日も、星稜高校野球場へ戻り練習です。
そして、私はケア活動開始です。いい勝ち方をすると、選手の眼も輝いています
さらに選手の目に輝きを放たせるために、私もさらにさらに精進しなければなりません。私自身、スポーツトレーナーとしての課題は山積なのですが、一歩一歩、着実に成長していきたいと思いますね。
さ~て、来週のサザエさんは~、ではなくて…
これでベスト8に進出して、次の相手は輪島高校です。輪島高校は監督さんが変わったと聞きましたが、試合をみていると、昨秋の優勝校 金沢西高校を初戦で破り、3回戦も羽咋高校に大差で勝利しています。侮れない相手ですね。
星稜としては自分たちの野球をやっていくのみでしょう。日々、試合ごとに成長する選手をみていると頼もしくなります。きっと準々決勝の輪島高校戦も、いい試合をしてくれるでしょう