5月12日(土)、準決勝が行われました。私は…診療があるので応援することができませんでした。
ということで、ラジオで応援。
患者さんに、「今日の午前中は治療室のBGMが変わりますのでお願いします 」
とお話し、いつものネイチャーサウンドから ラジオでの北信越石川大会の準決勝にスイッチを「ポチっとな~
」
今年の準決勝、決勝は、なんと9時試合開始です。まるで夏の甲子園の第1試合目のような感じですね。こんな時間になるのは…あまり記憶にないかもしれませんね
星稜は第1試合だったので、午前6時45分に星稜野球場を出発するということで、午前6時に星稜野球場へ出向き、選手に必要な処置をさせて頂きました。トレーナー活動です。
第126回 北信越高校野球 石川大会 ~準決勝~
星 稜 遊学館 5月12日(土) 石川県立野球場 天気 :
のち
遊 学 0 0 0 0 3 0 0 2 0 5
星 稜 0 2 0 0 2 1 0 1 X 6
(平成22年 春 第122回大会(この大会 星稜優勝)以来、4季ぶり49回目の北信越大会出場)
先日の北信越高校野球ブログでのメッセに対するコメントに「この試合が、夏の大会を通じてのポイントになるでしょう」のようなことを書かせて頂きました。この試合は大きな収穫を得た試合でした。星稜が得たということは相手側も…
この試合は、エース森山君の力投が光った試合でした。いろんな意味でね
内容は、被安打8(うち2本がホームラン)、死四球14 (ということは22安打ということですね)、投球数180球、完投。
遊学館の攻撃では、6回から9回まで常に満塁。8回に2点を失ったものの、要所はきっちりしめました。それも三振が多かったように記憶しています。投球内容としては納得できないですが、悪い時は悪いなりに、投げることができる。ピンチでも。そんな自信と言いますか、森山君の得たものは大きいのではないかと思いますね。
ラジオを聞いていても分かったのですが、当初の目的は達成したようです。
星稜はこれまでエラーは確か、1個だったと思いました。今大会は攻撃力が前面に出て目立っていますが、投手を中心に守備がしっかりしているわけです。だから攻撃力も引き立つのでしょう。ピンチに守り切ることができるのも今年のチームの強さです。
打撃は今までの試合のようには打てませんでしたが9安打。うち二塁打が4本でした。この試合先制タイムリーや追加点など2安打2打点を挙げた7番今村の活躍が大きかったですね。彼は今年大きく成長した選手の一人でもあります。
ちょっと余談ですが、センター今村君。よく見ると、よく見なくてもお父さんそっくりです この今村君は、私が星稜高校で野球していた時の同級生の子どもなのですね。何か歴史を感じます。私の同級生である今村君は、エース村田君(南海・ダイエーホークス → 西武ライオンズ → 中日ドラゴンズ)がいましたので公式戦は多くは投げれませんでしたが、影のエース
でした。他校へ行ったら確実にエースだったでしょうね
話は戻りまして、今大会の星稜の攻撃特徴は、「点を取られたら、取り返す反発力の強さ」です。そして流れを相手の主導権にさせないところです。この試合でも2点を先制しましたが、相手も百戦錬磨ですから、そうやすやすと追加点を取らせてくれません。
そうこうしているうちに、5回表に3番小林君、4番黒萩君に二者連続ホームランをくらい逆転されてしまいました。ここからが今大会の星稜の真骨頂です。取られたら取り返す。きっちりとその裏に2点を挙げ逆転。1点追加し、8回にも同点に追いつかれますが、その裏にきっちり1点を返し、そのまま逃げ切りました。
私もそうですが、試合を観戦されている星稜ファンの方々は、「心臓に悪い試合や~」と思ったかもしれませんが、1点差を競い合っても勝てるチームになっているということです。森山君のピッチング内容からすると、たいへんなゲームになったかもしれませんが、試合の流れを観ると非常に内容のある試合だったと私は思いますね。
さ~て、決勝戦はここのところ力をつけて来ていいる金沢商業高校です。
金沢商業の監督は、星稜高校野球部OBであり、御自身はエースとして甲子園へ出場されている私からすると先輩です。
金商は、二人の好投手を擁して、打線も好調です。明日は、さらに内容のあるいい試合を選手たちは披露してくれると思っております。
私は、それを信じて選手の心と体のケアを行うのみでござる。13日は朝から選手たちと帯同し球場へ入り、そして、数回観てから 鍼灸業界の用事に行かなければなりません
まあこれも運命でしょう。13日は、安心して球場を後にできる試合展開になるといいな~と思うわけです