二葉鍼灸療院 院長のドタバタ活動日記

私が日頃行っている活動や、日々の鍼灸臨床で感じたことなどを綴っていきたいと思います。

2012 春 北信越高校野球石川大会 ~準決勝~ 対 遊学館

2012年05月17日 | 高校野球

5月12日(土)、準決勝が行われました。私は…診療があるので応援することができませんでした。

ということで、ラジオで応援。

患者さんに、「今日の午前中は治療室のBGMが変わりますのでお願いします 

とお話し、いつものネイチャーサウンドから ラジオでの北信越石川大会の準決勝にスイッチを「ポチっとな~

今年の準決勝、決勝は、なんと9時試合開始です。まるで夏の甲子園の第1試合目のような感じですね。こんな時間になるのは…あまり記憶にないかもしれませんね

星稜は第1試合だったので、午前6時45分に星稜野球場を出発するということで、午前6時に星稜野球場へ出向き、選手に必要な処置をさせて頂きました。トレーナー活動です。

 第126回 北信越高校野球 石川大会 ~準決勝~ 

  星 稜  遊学館  5月12日(土)  石川県立野球場   天気 :  のち 

  遊 学 0 0 0 0 3 0 0 2 0  5
  星 稜 0 2 0 0 2 1 0 1 X  6

(平成22年 春 第122回大会(この大会 星稜優勝)以来、4季ぶり49回目の北信越大会出場


先日の北信越高校野球ブログでのメッセに対するコメントに「この試合が、夏の大会を通じてのポイントになるでしょう」のようなことを書かせて頂きました。この試合は大きな収穫を得た試合でした。星稜が得たということは相手側も…

この試合は、エース森山君の力投が光った試合でした。いろんな意味でね

内容は、被安打8(うち2本がホームラン)、死四球14  (ということは22安打ということですね)、投球数180球、完投。

遊学館の攻撃では、6回から9回まで常に満塁。8回に2点を失ったものの、要所はきっちりしめました。それも三振が多かったように記憶しています。投球内容としては納得できないですが、悪い時は悪いなりに、投げることができる。ピンチでも。そんな自信と言いますか、森山君の得たものは大きいのではないかと思いますね。

ラジオを聞いていても分かったのですが、当初の目的は達成したようです。
星稜はこれまでエラーは確か、1個だったと思いました。今大会は攻撃力が前面に出て目立っていますが、投手を中心に守備がしっかりしているわけです。だから攻撃力も引き立つのでしょう。ピンチに守り切ることができるのも今年のチームの強さです。

打撃は今までの試合のようには打てませんでしたが9安打。うち二塁打が4本でした。この試合先制タイムリーや追加点など2安打2打点を挙げた7番今村の活躍が大きかったですね。彼は今年大きく成長した選手の一人でもあります。

ちょっと余談ですが、センター今村君。よく見ると、よく見なくてもお父さんそっくりです この今村君は、私が星稜高校で野球していた時の同級生の子どもなのですね。何か歴史を感じます。私の同級生である今村君は、エース村田君(南海・ダイエーホークス → 西武ライオンズ → 中日ドラゴンズ)がいましたので公式戦は多くは投げれませんでしたが、影のエースでした。他校へ行ったら確実にエースだったでしょうね

話は戻りまして、今大会の星稜の攻撃特徴は、「点を取られたら、取り返す反発力の強さ」です。そして流れを相手の主導権にさせないところです。この試合でも2点を先制しましたが、相手も百戦錬磨ですから、そうやすやすと追加点を取らせてくれません。
そうこうしているうちに、5回表に3番小林君、4番黒萩君に二者連続ホームランをくらい逆転されてしまいました。ここからが今大会の星稜の真骨頂です。取られたら取り返す。きっちりとその裏に2点を挙げ逆転。1点追加し、8回にも同点に追いつかれますが、その裏にきっちり1点を返し、そのまま逃げ切りました。

私もそうですが、試合を観戦されている星稜ファンの方々は、「心臓に悪い試合や~」と思ったかもしれませんが、1点差を競い合っても勝てるチームになっているということです。森山君のピッチング内容からすると、たいへんなゲームになったかもしれませんが、試合の流れを観ると非常に内容のある試合だったと私は思いますね。

さ~て、決勝戦はここのところ力をつけて来ていいる金沢商業高校です。

金沢商業の監督は、星稜高校野球部OBであり、御自身はエースとして甲子園へ出場されている私からすると先輩です。

金商は、二人の好投手を擁して、打線も好調です。明日は、さらに内容のあるいい試合を選手たちは披露してくれると思っております。

私は、それを信じて選手の心と体のケアを行うのみでござる。13日は朝から選手たちと帯同し球場へ入り、そして、数回観てから 鍼灸業界の用事に行かなければなりません まあこれも運命でしょう。13日は、安心して球場を後にできる試合展開になるといいな~と思うわけです

   二葉鍼灸療院 田中良和

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目の前のことを大事にする!

2012年05月17日 | 言葉のちから 心のちから

日々、時間に追われていると忘れがちになることです。

人は、過去を後悔し、未来に不安や心配をしてしまうことも多いのかもしれません。

でも、できるだけ、過去を反省し、「今、現在」を過ごし、未来に希望や可能性というビジョンを持って人生を歩みたいですよね。

 

 目の前のことを大事にすれば それだけで人生は成り立つ 

 ~目の前の人を大切にする~

あるラーメン屋さんが、十日前は十人のお客さんが来たけれど、五日前は五人になり、昨日は一人だったとします。

今日はやっと一人来るかどうかだ、という状態のときに、たまたま一人のお客さんが入ってきた。

もうあと五日後、十日後には店を閉めなくてはいけないような状況のときなので、この店の主人は氣もそぞろ。いつ倒産してしまうだろう、と考えごとをしながらラーメンを出したときに、思わずラーメンに指が入ってしまった。

「親父さん、指が入ってるよ」

とお客さんが言うと、その店の主人は虚空を見ながら言いました。

「大丈夫です、熱くありませんから」

これは笑い話ですが考えさせられます。
なぜお客さんが減っていったのだろう。五日後、十日後にはどうなってしまうのだろう、ということを考える必要はありません。減ってきたことを悔やみ、未来を心配することに99%のエネルギーがいってしまうから、美味しいラーメンを出すことができない。

それを考える暇があったら、今日来てくれた人に対して美味しいラーメンを出す方が大事です。

今日来てくれた人に美味しいラーメンを出せば、明日は二人になるかもしれません。その二人に美味しいラーメンを出せば、翌日には四人になります。その次は八人になるかもしれないでしょう。

目の前の人を大事にし、目の前のあることを、やるべきことを大事にしていく。
それだけで実は人生は成り立っていきます。


他のことを何も考える必要がない。どうしたら成功するかとか、どうしたらお金が儲かるか、ということを考える必要はない。そのことだけをやっていけば必ず、そのラーメン屋さんであれば、お客さんが増えていって、仕事として成り立つようになります。

いかに美味しいラーメンを目の前の人に食べてもらうか、だけを考えればよい。
それを「念を入れて生きる」といいます。

  『「人生を楽しむ」ための30法則』  小林正観 著

 

不況の時代、思い通りにならない人生こそ、このような考え方が大切になってくるのだと思います。

人生は「今、現在」があるのみです。過去は現在の積み重ねですし、未来は「今、現在」の自分の言葉や思い、行動が原因となって創りだされて行きます。

私であれば、ラーメンを鍼治療に置き換えて考えると分かりやすいですね。

人の修行の場は、人里離れた山中やお寺の中にあるわけではないようです。それぞれの日常生活が、その人の人生の修行だそうです。

ということで、「目の前の人、物事を大切に」、今日一日、日々新たに、楽しくいきまっせ

   二葉鍼灸療院 田中良和

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