夏も終盤に差し掛かっております。
皆様、身体と心の調子はいかがでしょうか
第103回全国高校野球選手権大会も、コロナ感染症、長引く雨の影響もなんとか回避しながらベスト4が出揃いました。
四校の選手達は、様々な思いをもって試合に臨んでいることと思います。
悔いのない、そして、今まで練習で培ってきた全てを残り2試合で発揮していただきたいと心より願います。
さて、私の第101回の夏のトレーナー活動を振り返る回顧録もあと少しとなりました。
今回の準決勝編、決勝編、練習&トレーナー活動編で最後となります。
今回は、準決勝を振り返っていきたいと思います。
第101回全国高校野球選手権大会 ~準決勝~ 8月20日(大会第13日目)第2試合
星 稜 中京学院大中京高校(岐阜)
中 京 000 000 000 0
星 稜 114 000 30X 9
投手:(星稜)奥川 7回 投球数87 被安打2 四死球0 奪三振10 自責点0
寺沢 2回 投球数20 被安打0 四死球0 奪三振 1 自責点0
(中京)不後 1回2/3 投球数40 被安打2 四死球3 奪三振1 自責点2
元 1回 投球数24 被安打2 四死球1 奪三振0 自責点3
赤塚 3回1/3 投球数65 被安打4 四死球2 奪三振1 自責点3
村田 1/3 投球数 2 被安打0 四死球0 奪三振0 自責点0
不後 1回2/3 投球数23 被安打3 四死球0 奪三振1 自責点2
攻撃:星稜 11安打 残塁7 併殺0
中京 2安打 残塁2 併殺0
守備:中京に失策1 暴投 :0
試合時間:1時間53分 観衆:約40000人
18日の準々決勝では星稜vs仙台育英高校の前の試合が、中京学院大中京vs作新学院でした。
私は星稜の試合中はスタンドで試合を観戦していますが、前試合の中盤に甲子園球場の中に入り席をとり、次の星稜の試合に備えるわけです。
中京学院大中京の印象は、乗せると怖いチームだなというのが初印象でした。
ここまで勝ち進んでくるチームは皆持っているかもしれませんが、最後まで諦めない、気持ちがこもった選手が多くいるなというのを感じました。
ずば抜けた選手はいないけれど、気持ちが乗っていて、一投一打にがむしゃらさを感じ、そして良い意味でのふてぶてしさを感じるイヤラしいチームだなと。
星稜の投手陣は万全でした。
奥川投手は、二日間休養。智辯和歌山戦ほどストレートの指のかかりや変化球の精度は高くなかったですが、伸びのあるストレートとそれを活かした変化球の攻めは素晴らしかったと思います。
寺沢投手も、2回を無安打の危なげないピッチングで抑えました。今大会は試合終盤のポイントでいいピッチングをしました。悔いのない夏だったのではないでしょうか
守備もエラーなし。
投手のリズムがいいこともありました。そして、集中力がありました。言うことありません。
打撃も申し分なし。
1番の東海林選手、9番の山瀬選手(現 読売ジャイアンツ)が2安打、3安打と打線の繋がりをつくり、3回と7回にはビッグイニングをもぎ取りました。投手のおかげもありますが、試合の主導権を握りました。
決勝での履正社高校とは、必ず少ないチャンスでの打撃をものにするかしないかが試合を分けると思うので、各自、自分の課題を次の決勝戦に繋げて欲しいなと思いました。
そして、星稜高校として、石川県勢として、24年ぶりの決勝進出です
もう彼らが歴史をつくるしかありません。
これだけ様々なものが揃っているチームは星稜史上を振り返ってもないのではないかとチームを見ていて思いました。
試合後の夜のミーティングで、中京学院大中京戦のウイニングボールをいただきました
感動でございます そして、今後の活動や人生を思い出す貴重な有り難い一品となりました
翌日、決勝戦が行われるわけですが、春の選抜甲子園大会で1回戦を戦った相手が、再び夏の甲子園大会で決勝を迎えるなんて、本当に2019年の履正社高校さんとはご縁があるのだなと思いました。
きっと彼らは、球史に残る決勝戦を展開してくれるだろうと、選手達への最後の身体と心のケアを行ったわけでした。
いつも選手たちを後押ししてもらえる大声援です
大会第13日目(準決勝)その他の試合結果
第1試合 明石商業(兵庫) 1-7 履正社(大阪)
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試合前に時間があったということで甲子園周りのゴミ拾いを行うサポートの星稜選手たち
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