やはり、この瞬間が妊娠~出産のための鍼灸臨床をやっていて一番うれしいですね
平成26年(2014)の夏ごろに当院へ、妊娠・出産を望まれご来院。
治療間隔は、途中、人工授精にて妊娠するも流産などがあり、期間が開いたりしましたが、タイミング、人工授精などの治療中は週1回の間隔で鍼灸治療。
年齢は35歳、ご結婚当初はお互い仕事が忙しく、特に子どもは意識しなかったのすが、欲しいと思うようになり、タイミングから治療を始めるも良い結果が得られませんでした。
当院で治療を始めて約1年ほど経過した初夏に一度妊娠するも心拍確認がされた後、残念ながらもう一度、妊活を頑張らなくてはいけない状況になりました。
少し期間を置き、治療を再開。
平成28年春に、体外受精へステップアップして妊娠されました
ここで当院の鍼灸治療がどれだけ効果があったかは、評価が難しいところですが、肩こり等の他の愁訴が軽減したことに加え、次のステップに関して、子宮内膜の循環改善など機能的面、あるいは自律神経を調整することによる精神的安定や脳(視床下部等)を含めた中枢レベルでの生殖系やストレス反応系(HPA軸)などからの関与は、効果の考察として推測できるかと思います。
また、体外受精へのステップアップがゆっくりだったのですが、旦那様が単身赴任で遠くへ赴任しており、1か月に一度会えるかどうかという状況で、さらに、金沢へ戻って来れるのもさらに頻度が少ないという環境でした。
不妊症の患者さんをみていると、旦那様の働き方なども不妊をつくる要因の一つとして大きく関係してくるのだろうと感じます。例えば、残業が多く帰宅が21時や22時を過ぎるや、シフト制で深夜勤務がある、また、看護師さんなどは男女関係なく、特に子どもがいないと夜勤が月に何度かあったりします。そこに結婚などが30代になってからという加齢的な要因、年齢が高くなるにつれて、管理職になったりして部署において責任を負う立場になると、ストレスが多くなり精神的にも疲労することになると・・・
どうでしょう、夜帰ってきても、風呂入って、ご飯食べて、眠くなるとセックスすら邪魔くさくなり、早く寝たい という状況に陥ります。これも不妊をつくる要因になると感じます。
仕事や社会を変えることは難しいです。当院では、どうしても奥様の治療がほとんどになりますが、やはり旦那様の体調を調整することも必要なのだと思います。
精子は、だいたい2ヵ月半ほどで作られ、放出を待ちます そして、およげたい焼き君ではないですが、精子は毎日毎日作られます。放出されなかった精子は身体の機能により新陳代謝されるわけですが、過労があったり、年齢が増してくると、造精機能も低下しますし、精子の質も低下し、機能を失った精子が新陳代謝されずに溜まっていったりします。
そんな意味では、旦那様の体調を整えておくことは、妊娠しやすい環境をつくる大きな要因だと思います。そして、現在、男性不妊の研究も急速に進んで来ています。
いろいろありますが、妊娠のご報告、めでたくご出産のご報告 は本当に心から嬉しく思いますし、自分のさらなる仕事のスキルアップへの原動力となります。
先日、3月にご出産され、バタバタして挨拶来れませんでした~ と、〇〇さんが、元気な、目鼻立ちがハッキリしたいい男子とともに、挨拶に来院いただきました
本当に、おめでとう~ございます
帰りぎわ、「もう一人、二人欲しいので、またお治療を願いします」と話されていたような・・・
がんばりまっす
妊娠しやすい身体づくりの一助として鍼灸治療をお考えの方は、いつでもご相談ください。お電話だと不在の場合がございますので、下記のHPから当院へメールにて連絡いただければ、できるだけ迅速に対応させていただきます
一人でも多くのご夫婦が天使ちゃんと出逢えますように
コメントありがとうございます。
おむぅさんのヘソの苦しさ、いつも同じことを言うようですが、この辛さはおむぅさんにしか分かりません。
いろんな努力をされていることも、これまでのお話からよく理解しております。
この症状に何の意味があるのか・・・それも冷たい言い方かもしれませんが、おむぅさんの人生において、何らかの答えを出していくことなのかもしれません。
比較することはできないかもしれませんが、アフガニスタンに生まれて、貧しい中にもギリギリの生活をしていたにも関わらず、何も悪いことをしていない子どもが地雷を踏んで足を無くす、イラクに生まれ、貧しいながら家族で支え合っていた人たちに空爆により寝た切りを強いられる、アジアで一日食べることができるかできないかの生活で、生きることに必死になり、飢餓でどうしようもない生活をしている皆様も存在します。
確かに彼ら彼女らは生まれたことを恨むかもしれません。でも、生きていかなくてはいけない。そして、それを手助けして、現状を悲しんでくれる人たちもいる。それだけでも生きる理由になります。
現状がどうであっても生きていかなくてはいけない。毎日を過ごさなくてはいけない。そのような考え方の一つが宗教であり、スピリチュアルなのだと思います。
幸せ、不幸は自分が感じるものですよね。自分のすぐ近くを飛んでいる虫って見えにくいものです。
幸せはそんな虫のようなものなのかもしれません。良く見て、意識すれば、近くに幸せがあるのかもしれません。
今はこんな答えしか出せませんが・・・。
相変わらずヘソが苦しいです。
ところで、人生に意味のないことは起こらないというのは本当ですか?
神様は、その人に乗り越えられない試練は与えないというのは本当ですか?
だから必要以上の不幸に襲われることはないというのは本当ですか?
僕は嘘だと思います。
僕のヘソが苦しいという症状に何の意味があるというのでしょうか?
僕のヘソが苦しいという症状は乗り越えようにも乗り越えようがありません。
自分の努力で、どうにもならないことです。
僕は十分必要以上の不幸に襲われてると思うのですが。