二葉鍼灸療院 院長のドタバタ活動日記

私が日頃行っている活動や、日々の鍼灸臨床で感じたことなどを綴っていきたいと思います。

身体の中心はどこにあるか? ~姿勢と丹田から考える~ 平成23年5月 東洋医学研究所コラム

2011年05月07日 | 東洋医学研究所 コラム
東洋医学研究所のコラムが更新されました 

 『身体の中心はどこにあるのか?~姿勢と丹田から考える~』 

      東洋医学研究所グループ 二葉鍼灸療院(金沢市) 院長 田中良和

『身体の中心はどこにあるのか?~姿勢と丹田から考える~』 研究所コラムはこちらをクリック!


今月の担当は私です。

このコラムでは姿勢と身体の機能についてをシリーズとして主に書かせて頂いています。スポーツ選手を診るにつけ、一般の患者さまを診るにつけ、この姿勢ということは重要だと私は考えています。

姿勢が悪いからいろいろな身体症状や病気、あるいはスポーツパフォーマンスの低下や障害に繋がっていくのか、あるいは、なんらかの身体的異常があり、そのサインとして重力下における姿勢バランス維持のため姿勢が悪くなるのか、どちらが先がは分かりませんが、必ず何らかのサインであることは確かだと思います。

その姿勢を考える際、日本人ということを考慮に入れると、他のどの国にもないくらい坐る文化というのが発展してきました。坐り方にもいろいろあるんですよね。その坐る文化が発展したためかどうか分かりませんが、日本では昔から腹(肚)を大切にしてきました。

特に日本では、臍下の下丹田(臍下丹田)が重要視されてきました。

ちなみに日本ほど”からだ言葉”が発達した文化はないようです。頭に思い浮かべてみても、「腹が立つ」「腹を据える」「腹に据えかねる」「腹を決める」「腹ワタが煮えくりかえる」「腹に収める」などなどたくさん出てきますね。

昔の日本人は、腹で物事を考え、腹を原動力に、あるいは活力にしていたのかもしれませんね。

腹を大切にすることは、腹式呼吸や大腰筋などのインナーマッスルを鍛える、腸菅免疫の重要性など現代にも通じることなのですね。

そんなことに関して、少し 自分の体の中心はどこにあるのか ということを皆さまに発見して頂き、生活に活かして頂きたいな~と思いまして書かせて頂きました。

是非、東洋医学研究所コラムをご覧くださいね

二葉鍼灸療院 田中良和

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