二葉鍼灸療院 院長のドタバタ活動日記

私が日頃行っている活動や、日々の鍼灸臨床で感じたことなどを綴っていきたいと思います。

努力そして幸福

2012年09月20日 | 言葉のちから 心のちから

忙しき日々が続いています。なかなか腰を据えてブログを更新することができない状況なんです

近々では、9月30日(日)に金沢で(社)全日本鍼灸学会 第30回中部支部学術集会があります。実行委員をさせて頂きながら一般口演の発表もします。発表スライド… なんとか間に合わせたいと思います。

また、ブログ等にてお知らせしますが、10月28日(日)には、(社)石川県鍼灸マッサージ師会が主催します県民公開講座(奥村三策先生没後100周年記念講演会)を金沢エクセルホテル東急にて開催します。その実行委員責任者もさせて頂いてます。

石川県スポーツトレーナー連絡協議会でも、これから国体を含め様々なトレーナー活動等があります。そこでも連絡係である総務部長をさせて頂き、ない頭をフルに活用させて頂いております。

星稜高校野球部も秋季北信越高校野球野球石川大会が始まり、ベスト8に進みました。今週末の連休はトレーナー活動に足を運ぶ予定です。

私の本分である仕事、日々の鍼灸臨床ですが、こんな忙しい時ほど、さらに忙しくなるものなんですね。これが。 スポーツ傷害、ガン、不妊症、小児ハリ、その他、膝痛、腰痛などの疼痛疾患と日々、様々な貴重な出逢いをさせて頂き、治療させて頂きながら、自分自身の技術や考え方などを常に新たに進化・発展させ、発酵させ、熟成させて頂いております。
日々の出逢いに感謝です

こんな時、ふと「なんでこんな、いろんな仕事を受けてしまうんや」「なんでこんな、頑張らんといかんのか」と、少し自分を違う角度から視点から見ると、こんな思いが湧いてくるんですよね

そんな時に、自分の心に対して、言の葉のサプリメント…

  『有福、惜福、分福、いずれも皆好い事であるが、それらに優って卓越している好い事は
   植福という事である。植福とは何であるかというに、我が力や情や智を以て、人世に
   吉慶幸福となるべき物質や情趣や智識を寄与することをいうのである。即ち人世の
   慶福
を増進長育するところの行為を植福というのである」


    「努力論」  幸田露伴 著より

自分は植福してるんだ。幸せの種を蒔いているんだ、と思うと、忙しさがそのまま幸せなんて思えてきます。思いこんでしまおうかな

  『一株の林檎の樹という勿れ、一株の樹もまた数顆、数十顆、ないし数百顆の実を結ぶ
   のであって、その一顆よりはまた数株ないし十数株の樹を生じ、果と樹と相交互循環
   しては無量無辺の発生と産生とを為すものである。故に一株の樹を植うるその事は
   甚だ微小瑣細であるけれども、その事の中に包含されて居る将来は甚だ久遠洪大
   なもので、その久遠洪大の結果は実に人の心念の機微に繋がって居るものであって
   一心一念の善良なる働きは何程の福を将来に生ずるかも知れぬのである』

    「努力論」  幸田露伴 著より

 いろんな仕事や出来事は、自分の成長のためにあり、最終的に自分の実となる、そして、その信念は社会や他の人の幸せの実に繋がっているのならば、心を入れて、一念発起してやるべきでしょう なんて、ちょっと格好いいこと言ったりしてね

幸田露伴さんの言葉は、東洋思想ことに易学に通じる考え方で、すごく腑に落ちてしまいます。

言の葉サプリメントを吸収して、今日も日々新たに、楽しく、朗らかに、仕事をやったろう と思ったのでした。

忙しくて、ありがとうございます そんな心境でござ~る。

   二葉鍼灸療院 田中良和


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