新型コロナウイルスも少し落ち着いてきておりますが油断はできない状況です
そんな状況ですが、人は生きて、生活していかなければなりません。ずっと今のままの生活が強いられるわけではありません。
多くの分かってきた事実を踏まえながら、ワクチンなどの治療方法も確立されながら、インフルエンザウイルスと同様、コロちゃんとともに人類は歩んでいく道を進むのだろうと思います。
プロスポーツをはじめ学生スポーツやレクリエーションスポーツの大会や競技会も同様で、今後は対策をとりながら元に近い状態に復活していきたいというのが主催者等の思いだろうと思います。元に戻すというより、より新しい形での楽しみ方に変わっていくのだろうと思います。
さて、たいへん更新が遅くなっておりますが、私のトレーナー活動記の回想を行っていきます。
この第49回明治神宮野球大会~高校の部~の回想は今回で終了です。
今後は、第91回センバツ高校野球大会、第140回北信越高校野球大会、第101回全国高校野球選手権大会のトレーナー活動を回想をしていきます。よろしくお願いします。
まずトレーナー活動の日程と概要です。
11月 9日 (金) 午前中は鍼灸院で施術を行い、13時に応援の第二組の選手達・副部長さんとともに星稜高校グランドから東京へ出発。19時頃、宿舎の池袋サンシャインシティプリンスホテル到着。
11月10日(土) 1回戦 広陵高校(広島 中国地区代表)
11月11日(日) 練習日 対戦相手の視察&日大野球部グランドで練習(千葉県習志野市)
11月12日(月) 準決勝 高松商業高校(香川 四国地区代表)
11月13日(火) 決 勝 札幌大谷高校(北海道 北海道地区代表) 試合終了後、選手と共に金沢へバスで帰還。
なかなかステキなホテルで、外国人の宿泊客が多かったです。いろんな国の言葉が飛び交ってました。
トレーナー活動 身心ケア編
選手は全体的に調子が良く、その結果が試合成績に結びついたと思います。全体的に調子が良いといっても個人個人をみると、あともう少し身体作りをすることで春のセンバツ甲子園での活躍が期待される選手もあり、そのあたり個人の大会へ向けての万全度と言いますか、調子のレベルを上げるにはどうすればいいか、そんなことを考え大会が終了しました。
中でも読売ジャイアンツへドラフトにて入団したキャッチャーの山瀬君には、大会前から守備は支障はないが打撃がほぼできない状態で試合をせざるを得なかった状況でした。自分の力ではどうにもできないものは医師や他の医療者の助けを借ります。
選手が今の心身の状況の中でベターな状況で試合に臨んでもらう、そのためには・・・これがトレーナーの仕事です。この大会、山瀬君は苦しいながら全試合出場したわけですが、この困難は彼を大きく成長させたのではと思います。選手としても、主将としても。
そして、私はこのような場合、どう対応したら良いのかいい勉強をさせてもらいました。
あとは甲子園大会の時、同様に試合が終了し宿舎へ帰ってきたら、私の部屋であるトレーナールームでサポート施術を行うという流れでした。時間も限られているので、バッテリーと投手陣、症状がある選手を優先にサポートしていきます。
応急処置(テーピング)の対応もあり、選手が安心してプレーする、何かハプニングが起こった時に不安にならない為にもトレーナーは必要な存在ではないかと思います。そのあたり学校の部活動レベルでもトレーナーを学校職員あるいは学校専属としてトレーナーとして契約するシステムが出来ればいいのではないかと思うわけです。
トレーナー活動 練習帯同編
日程表に記したように本格的に練習をできたのは1日のみでした。星稜野球部OBの若宮君が頑張っている日本大学野球部野球場で練習させていただきました。立派な球場でした。
そして若宮君が練習の様々なお世話をしてくれて、体格も良くなり、人は成長するんだな~と改めて思いました。そして現在、彼は同野球部で活躍中です
午前中に、次の対戦相手となる、八戸学院光星(青森 東北地区代表)と高松商業の試合の前半を視察して、それから千葉県奈習志野市になる野球場に向かいました。
短期決戦で、いろんな思いが選手にもあったと思いますが、無駄のない動きで練習をこなしていたのが印象的でした。充実した練習が出来たと思います。
練習の際も、選手の動き等をみるわけですが、打撃練習では東海林君が納得のいく練習で締めくくり、最後、ライトフェンスオーバーで終了したのですが、そのスイングそのままに明日の高松商業との試合でホームランを打ったのは圧巻でした
奥川君もいいピッチングが出来ていましたし、その時はまだまだ未完成なれど、自分なりの股関節や下半身の使い方を身に付けつつあるんだろうなというのをピッチング練習等を見ていて思いました。周囲からいろいろ言われますが、柔軟に対応しつつも自分の内部感覚といいますか、自分の芯は持っているのが彼のいいところかなと練習を見ていて感じましたね
トレーナー活動 番外編
実は明治神宮球場に入ったのは今回が初めてでした。
初体験ってドキドキしますが球場へ入ると、少し古い感じがいいな~なんて思いました。
ここでプロ野球の試合が行われているんだなと、ちょっと胸が熱くなりました。阪神甲子園球場とは違った感覚でした。
ここにエースである奥川君がドラフト1位で入団するなんて思いもしませんでした。
そうそう、この時、奥川投手に甲子園と神宮球場のマウンドのどっちが投げやすいのと聞いたところ、神宮球場のマウンドの方が投げやすいと答えていうたのが印象的でした。この時、もうすでに何か大きな力が働いていたのかもしれませんね
そして実際にみたフェンスなど球場に広がるブルー、なかなかいい色でしたね。
また、お隣には新国立競技場の外観がほぼ完成され、周囲も工事をしている所が多く、東京オリンピック・パラリンピック大会の開催への意欲や情熱、街全体に活気が溢れている感じを受けました。
また、星稜高校野球部OBもたくさん応援に駆けつけていただいてました。
関東の方面で働くあるいは居住するOBの皆様は、甲子園はなかなか応援は行けないけど神宮球場ならいつでも応援に来ることができるのにと口々に話をされていました。
私の星稜高校野球部(24期生)の同期生も東京で不動産会社の社長をやっています。彼とも久しぶりに再会し、試合を観戦しながらいろんな話が出来て良かったです。母校が勝利するということは、そんな繋がりが強くなることなのかもしれません。
そうそう神奈川県の鍼灸マッサージ仲間で星稜高校野球部(奥川投手;現 東京ヤクルトスワローズ)ファンの自称「八兵衛」さんも仕事の合間を縫って応援に駆けつけていただき、一緒に試合を観戦できました。嬉しいですよね~
今回は、明治神宮球場への入場、明治神宮野球大会トレーナー活動、東京でのトレーナー活動と初めてづくしでしたが貴重な経験をさせていただきました。いつもいつも大会ごとにレベルアップしていく選手達ですが、私の歩みは遅い・・・そんなことを自覚しながら一生青春、一生勉強、一所懸命で、これからも自分の鍼灸マッサージならびにトレーナースキルを向上していきたいと思う次第です
最後までお読みいただき、お付き合いありがとうございます
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