10月9日(日)、いい天気だったので、久しぶりに星稜の練習でも観に行こうと車を走らせたが、ちょうど試験前ということで練習はお休みでした~残念
ということで、久しぶりに何をしようかな~と考える余裕がある一日となりました。こんな一日もいいもんだね
日々の診療の場での私の口癖は「運動しなさい」「運動しないで痩せようなんて、そんな上手い話はないよ」です。
そこで、天気もだし、少し金沢の街を散策しながら歩くことにしました。
治療院に車を置き、そこを起点として歩きながら予定を決めていきました。
まず、浅野川を経由。
白鳥路を通って…あっ知らない間に、砂利道が舗装されて歩きやすくなっている 発見です。
その脇には、小川かな…が流れていて夏はホタルが飛ぶんだとか…私は見たことないので。
金沢の三文豪、徳田秋聲、泉 鏡花、室生犀星の銅像を横目に石川県立美術館に向かうことにしました。
修繕中の金沢城です。
私は時々、このお城の石垣に見入ってしまうことがあります。本日も時間がありましたので、お城の石垣に江戸時代のロマンみたいなものを感じました。計算機やコンピューターのない時代に、これだけ正確に、不揃いのようで、巧みに考えられた石垣をを作れるなんて~といつも感心するのです。感動かな。
古い建築で、太古の昔から存在する建造物は木造なれど地震などにもびくともしないと言います。なんか昔の職人の心意気というか、仕事へのこだわりの一徹さを感じるわけです。
ということで、本日のテーマは「職人」 「匠」することにして、県立美術館へ向かったのでした。
県立美術館では、「地域文化が育んだ 美術館・博物館の名品展」が開催されていました。
高岡市美術館、石川県立美術館、福井陶芸館、岐阜市歴史博物館、愛知県陶芸資料館、滋賀県立陶芸の森 陶芸館、京都府京都文化博物館、和歌山県立博物館、兵庫陶芸美術館、岡山県立美術館、山口県立萩美術館・浦上記念館、高松市美術館、沖縄県立博物館・美術館など、これらの地域で育まれた文化財や美術工芸品のコレクションを紹介する催しでした。
各地の焼物、銅器、漆器、織物、絵画など、多くの作品が展示してあり見ごたえがありました。そーです、本日のテーマ「職人」「匠」そのものです。本当に洗練された各地域の文化や、その時代の特色が鮮やかに現代まで伝承されてきている感じでした。素晴らしい作品ばかりでしたね。
我が師匠も、美術展などによく足を運び、何をしているのかと思っていましたが、最近、よく分かるようになってきました。精魂込めて製作された作品には、それが日常品であろうが、美術品であろうが、職人として通ずるもの、学ぶべきものがあるのだと感じました。やっとその感覚まで追いついてきたかな~という感じです。師匠は追いついたかと思うと、さらに高いところへ陽炎のように遠ざかっていきますけど…
その中でも私の心を一番惹きつけたのは、瀬戸焼の茶碗でした。
絵志野茶碗 銘 鯨帯 でした。
作者はなんと加藤唐九郎さん。この方は、私の師匠と交友があった方です。
また、この作品が 昭和44年作 ということで、私の生まれた年のものでした。
この茶碗、見ていると何か自分の中から湧き出てくるものを感じました。「この茶碗で、お茶のみてぇ~」と思いましたがダメですよね~
その後、常設展で、「前田家の家宝」というような展示もあり、なぜ、前田家、特に三代将軍利常が伝統工芸や芸術、文化に力を入れたのかが理解でき、前田家の気概を感じ、何やら気分良く展示してある作品を見せて頂きました。
本当の技術、本当の気の込め方、本当の職人、匠というものに触れさせて頂きました。いい休日です。
お話はパート2へ続きます。
二葉鍼灸療院 田中良和
ということで、久しぶりに何をしようかな~と考える余裕がある一日となりました。こんな一日もいいもんだね
日々の診療の場での私の口癖は「運動しなさい」「運動しないで痩せようなんて、そんな上手い話はないよ」です。
そこで、天気もだし、少し金沢の街を散策しながら歩くことにしました。
治療院に車を置き、そこを起点として歩きながら予定を決めていきました。
まず、浅野川を経由。
白鳥路を通って…あっ知らない間に、砂利道が舗装されて歩きやすくなっている 発見です。
その脇には、小川かな…が流れていて夏はホタルが飛ぶんだとか…私は見たことないので。
金沢の三文豪、徳田秋聲、泉 鏡花、室生犀星の銅像を横目に石川県立美術館に向かうことにしました。
修繕中の金沢城です。
私は時々、このお城の石垣に見入ってしまうことがあります。本日も時間がありましたので、お城の石垣に江戸時代のロマンみたいなものを感じました。計算機やコンピューターのない時代に、これだけ正確に、不揃いのようで、巧みに考えられた石垣をを作れるなんて~といつも感心するのです。感動かな。
古い建築で、太古の昔から存在する建造物は木造なれど地震などにもびくともしないと言います。なんか昔の職人の心意気というか、仕事へのこだわりの一徹さを感じるわけです。
ということで、本日のテーマは「職人」 「匠」することにして、県立美術館へ向かったのでした。
県立美術館では、「地域文化が育んだ 美術館・博物館の名品展」が開催されていました。
高岡市美術館、石川県立美術館、福井陶芸館、岐阜市歴史博物館、愛知県陶芸資料館、滋賀県立陶芸の森 陶芸館、京都府京都文化博物館、和歌山県立博物館、兵庫陶芸美術館、岡山県立美術館、山口県立萩美術館・浦上記念館、高松市美術館、沖縄県立博物館・美術館など、これらの地域で育まれた文化財や美術工芸品のコレクションを紹介する催しでした。
各地の焼物、銅器、漆器、織物、絵画など、多くの作品が展示してあり見ごたえがありました。そーです、本日のテーマ「職人」「匠」そのものです。本当に洗練された各地域の文化や、その時代の特色が鮮やかに現代まで伝承されてきている感じでした。素晴らしい作品ばかりでしたね。
我が師匠も、美術展などによく足を運び、何をしているのかと思っていましたが、最近、よく分かるようになってきました。精魂込めて製作された作品には、それが日常品であろうが、美術品であろうが、職人として通ずるもの、学ぶべきものがあるのだと感じました。やっとその感覚まで追いついてきたかな~という感じです。師匠は追いついたかと思うと、さらに高いところへ陽炎のように遠ざかっていきますけど…
その中でも私の心を一番惹きつけたのは、瀬戸焼の茶碗でした。
絵志野茶碗 銘 鯨帯 でした。
作者はなんと加藤唐九郎さん。この方は、私の師匠と交友があった方です。
また、この作品が 昭和44年作 ということで、私の生まれた年のものでした。
この茶碗、見ていると何か自分の中から湧き出てくるものを感じました。「この茶碗で、お茶のみてぇ~」と思いましたがダメですよね~
その後、常設展で、「前田家の家宝」というような展示もあり、なぜ、前田家、特に三代将軍利常が伝統工芸や芸術、文化に力を入れたのかが理解でき、前田家の気概を感じ、何やら気分良く展示してある作品を見せて頂きました。
本当の技術、本当の気の込め方、本当の職人、匠というものに触れさせて頂きました。いい休日です。
お話はパート2へ続きます。
二葉鍼灸療院 田中良和
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます