少し前のことですが(11月26日 日曜日)、(公社)石川県鍼灸マッサージ師会が毎年開催しております県民公開講座は160名もの皆様にご来場いただき、盛会のうちに終了いたしました
ご来場いただきました皆様ありがとうございました。
県民公開講座の講演会は、『なぜ名前だけが出てこないのか~脳科学者が教える記憶力の鍛え方~』ということで名古屋大学 環境医学研究所 脳機能分野 教授の澤田 誠先生にご講演いただきました。
内容の要旨などは機会があれば書きたいと思いますが、難解な脳機能や神経細胞のお話を分かりやすく、優しく説明していただきました。
約140億にのぼる脳神経細胞や、そこから連なるシナプスなど、記憶の容量は膨大なものなのですが、人生の出来事を全て記憶するには足りません。そこで脳は記憶しておくべきことと、消去してもいい事柄を選別して、記憶として刻んでいるとお話されており、人の身体や生命の安全を第一に優先順位を決定して記憶として残していくことも勉強になりました。
また記憶の更新には「睡眠」が大切だということです。
ということで「名前を忘れる」ことは、あって当然なのですね 少し安心しました
動画を使いながら、脳機能の訓練方法なども教えていただきました。
そんな中、今日、治療院へ鍼治療に来ていた70歳をオーバーッした男性の方の話です。
実は県民公開講座を聴講しに来場いただいたということでした。そんな中、つい最近、車のある違反で警察につかまり罰金と減点をくらったという話になりました。
そして、その手の違反(言及はしませんけど)は自動車教習所で認知症の検査をしないといけないらしいのです。その検査の一つに、画面に出てきた絵や文字を一定時間見て、何が書いてあったか、あとで当てるというものがあるそうです。
実はこれ、県民公開講座でも澤田先生が会場の皆様に向けてやっており、その男性は、「あの講演会で、やっていたから何かスムーズに行ったわ」 「お蔭さまで大丈夫やったわ」と話されていました。
やはり、外に出て講演会を聞いたり、いろいろ脳を刺激しておくと、禍転じて福となすではありませんが、嫌な出来事も、最小限度で食い止められるのかもしれませんよ
また、澤田先生の講演の前に 鍼灸マッサージミニ講座 を行ったわけですが、私が担当させていただきました。
25分くらいの間に、鍼灸マッサージ、特に今回はお灸を中心に皆様に理解していただこうと言う趣旨での話でした。実は、私が担当させていただきました。
演題は、『お灸は あなたと世界に灯をともす』 です
内容は、
お灸の動画で、始まり始まり( お灸の上手なT先生に提供いただいた動画です )
鍼灸って何
お灸の印象は
鍼灸の歴史を簡単にみていく
鍼灸の今~学会等で研究・報告~
鍼灸の今~大学病院等ではどうなのか~
お灸の今~巷ではどうか~
お灸の今~セネファ編~
お灸の今~高級ホテルや旅館での伝統医学の利用~
お灸の今~お灸もいいけど、はりもね セイリン編~
お灸の今~漫画や小説もあるよ~
お灸で健康長寿~原 志免太郎医師の紹介~
モクサアフリカの活動紹介
モクサアフリカの活動動画
お灸の未来~お灸は世界を救うかも~
もう一度最初のお灸の動画を紹介
弘法大師(空海)のお灸の言葉を紹介
こんな構成で、少し早口だったかもしれませんがお話をさせていただきした。
少しでも皆様にお灸の良さや、アフリカの医療に役立っていることが伝われば嬉しい限りです。できればご自身でもセルフケアとして、健康管理として実践していただければと思います。
さて、先ほどの男性はこんなことも話されていました~
70患 「声も通って、分かりやすかったですよ。話が慣れてるね」
私 「ありがとうございます。嬉しいです」
70患 「先生、市議会議員にでも立候補すれば~ 票入れるよ」
私 「え~どういう意味ですか」
70患 「この辺、いい議員おらんやろ」
私 「います、います 市議会議員でしょ」
声が大きいのと、話が上手いということで、そのようなことをお話したのかもしれませんが、やはりそう言われると言い気分ではありますよね
あっ でも立候補はしませんよ~。
来年の県民公開講座でのミニ講座は若い先生に話してもらうことにしよう
最後までお読みいただき、ありがとうございます
僕はなぜヘソが苦しくなってしまうのか考えてみました。
それは僕はあまりにも神経が細やか過ぎるからだと思います。
だからヘソという敏感なところが気になってしまうのだと思います。
僕はもっと鈍感になる必要があると思います。
どうしたらもっと鈍感になれるでしょうか?
今もとても辛いです。
コメントありがとうございます。
少しずつ自分が分かっていらした様子で、私も嬉しく思います。
鈍感になる・・・少し意識して「まあ、いいか~」と思うようにして行けばいいのかと思います。
一つの方法としてですが、お臍周辺にお灸で熱を入れてみてはどうかと思います。その刺激は脳に行きますからね。そこからフィードバックして苦しさを抑制するところを狙うというものです。
市販されている「せんねん灸」の始めはソフトなものでもいいので、お臍のすぐ上、お臍の穴の上、お臍のすぐ下、お臍のすぐ左と、右、5か所にお灸をします。それが終わったら、足の内くるぶしとアキレス腱の間にもお灸をします。
熱いと感じるまでやってください。
これを毎日行いまして、だいたい3週間くらいを目安に、少し変化をみていってください。
臍だけでなく、その他、感じている症状も軽減されてくるかもしれません。もしかして周辺症状から先に楽になっていくかもしれません。
一度、試してみてください。
余計ヘソが苦しくなってしまいます。
僕はヘソが苦しくなるとヘソを引っ掻くのですが、ヘソの周りに灸をすえているときは、それができなくなるからです。
実践していただいてありがとうございます。
それでは少し視点を変えて、お灸を足の内くるぶしの周辺で、青い血管が出ている部分とか拍動が強い部分にしてみてください。できれば左右やってください。
これなら臍を触ることができますから。
地獄です。
死にたいです。
最近何をするのも面倒になってしまいました。
もう生きる気力がないです。
コメントありがとうございます。
私の師匠の話です。
私の師匠は私の年齢より若いころ、「自分の人生これでいいのか?」と悩んだ時があったそうです。山にもこもったりしたそうです。
そして、ある時、知り合いのつてで、あるお坊さんとお会いして、その質問を行い、どうしたらいいかと問うたらしいです。
その答えは、「そんなもんは、あなたしか分からない」「あなたの人生は、あなたしか分からない」と言われてカチン!と来て、「なんじゃ、このクソ坊主」と思ったとか。
その後、いろいろ経験をする中で、そのお坊さんの言うことが真理だと分かったそうです。
ちょっと趣旨が違うかもしれませんが、症状の辛さ、苦しさは本当に、おむぅさん自身しか分からないと思います。私も実感的なところは分かりません。
ただ言えることは「命」というは尊いものであること、そして、「今ある人生は今しかないということ」です。
気力のない時はじっとしていることも大事だと思います。
もうひとつ言えることは、私はいつも、おむぅさんを応援しているということです!