仲の悪い親子です。
皆さまは如何お過ごしでしょうか。
さてマッピー、新年早々、船外機のメンテナンスを行いました。
トーハツ㈱の船外機で、2馬力 4ストローク(MFS2A 3BV)です。
2009年の11月に購入した海水専用機です。
で、こちらは、2015年に交換した社外品のアルミプロペラです。
割りピンが錆びて外れなくなってしまいました。
海洋でトラブルになってしまっては大変なので、ディスクグラインダーで割りピン通路の両側を削り込み破壊し、シャフトから抜き取りました。
プロペラの根本にタガネを当て、5ポンドハンマーで叩き、やっとシャフトから抜き取りました。
ことの発端は、社外プロペラに付属していた割りピンがステンレス製ではなかったことだと思います。
純正品の割りピンを使い回すべきでした…
おまけにプロペラシャフトのスリット部をドリルで変形させてしまいました…
やっと純正の樹脂製スクリュープロペラに戻すことができました!
で、お次は、アノードです。
「アノードとは、船外機本体や構成部品を電気的な腐食から守るための犠牲金属」とのことです。
水洗浄後も潮の結晶が付着しています。
スクリュープロペラの上部のアンチキャビテーションプレートに設置してあります。
右側が新品、左側は既存品をワイヤーブラシで磨いたものです。
一般に40%くらい減少したら交換するようです。
見たところ10%も減っていないようなので、磨いて再使用することにしました。
最後は、キャブレータを洗浄しました。
エアクリーナーからミスト状の潮を吸い込むので、潮を溶かすため、お湯(ぬるま湯)に浸し、エアブローしました。
キャブレータ原因のエンストで漂流したらエライことになるので、釣行毎に分解清掃しています。
以前、キャブクリーナーを使ってみましたが、潮が残っていました。
池や沼の真水で使用するより、海水用はメンテナンスに手間取ります。
ではでは。