木津川河川敷は、この時期、散歩がてらツグミやジョウビタキなどの冬鳥の撮影に
よく出かけます。ところが今日は鳥さんではない予期せぬ珍客に出会い、こんな画像を
拾うことができました。
イタチの仲間ですが、3枚目の写真に見られるように、鼻の両脇にある白い斑紋から、
ニホンイタチであることが判ります。
夜行性のニホンイタチが昼間に現れるのは珍しいことではありません。また比較的
住宅街などにも現れる身近な野生動物なのですが、撮影となると、短時間に唐突に
現れる被写体というのは中々厄介な存在です。
今回は鳥を撮影するために、たまたまカメラをスタンバイしていたのが幸いしました。
ニホンイタチ <ネコ目 ネコ亜目 イタチ科 イタチ属>
日本固有種のイタチで、国内では近似種に外来種で体の一回り大きい
チョウセンイタチが棲息しています。
共に食肉性で、ネズミや鳥の他、ザリガニやカエルなども食べますが
桑やヤマブドウの果実などの植物質も食べます。
手足の指の間には水掻きがあり、泳ぎは得意です。
寿命はこの種の哺乳動物としては意外に短命で、約1年半、冬眠はしません。
たまたまですか、良くこんな写真が撮れましたね!
イタチと出合った瞬間、逃げてしまうので
これだけのショットは、私には至難の業です
たまたまの偶然です。よほど時間がないかぎり狙って撮れる相手じゃないです。
でも棲んでいることが判明しましたから、次回は狙って出かけても良さそうですね。
現れてから姿を隠すまで10秒位の時間があったのもでした。
両眼使いで遠い目標にピントを合す練習をしておけば、この程度の撮影は
意外と簡単です。
なかなかこの手の物は写せません。
気がついてからカメラを構えると
いつの間にかいなくなっています。
次は私も・・・無理か~
鳥見に行って撮ったのがこれです。
眼の前の茶畑に突然現れたのであわててカメラを向けました。
この後、しばらく待ちましたが出てきてくれません。
やはり何時も柳の下にどじょうは何とやら・・・で
しかし、こんな楽しい出会いがあるからこそカメラは手放せません。次回乞御期待!