ヒバリは、西日本で1年中見られる留鳥ですが、繁殖期に入った今は、雄鳥がさえずりながら
空高く飛んで、縄張り宣言をしている姿が目立ちます。
漢字で書く「雲雀」とは、恐らくこの姿からきているのでしょう。
しかし、それ以外は地上での行動が多く、地面を歩きながら、草の実や昆虫を探して食べ、
同じエリアで生活するスズメやホオジロとは違い、木の枝に止まることはありません。
草の根元などの地面に浅い穴を掘って巣を作り、巣に外敵が近付くと、親は偽傷を演じて
注意をそらす習性があります。
ヒバリ <スズメ目 ヒバリ科>
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見事に撮られていますね、ありがとうございました
この辺りは木津川に沿った肥沃な砂地で、豊富な地下水にも恵まれて
米、サツマイモ、イチジクなどの農作物が栽培されている生産緑地です。
本質的には砂地なので、建物を建てるには不向きなこともあり、宅地への転用はほとんどありません。
そのお陰で、ヒバリ・シラサギ・ケリ・コチドリなどの農耕地を住処とする鳥が多く見られます。