山と自然の雑学ノート

山歩き&散歩道で出会った植物などの記録

アケビ(木通)の花

2009-04-10 06:44:00 | 植物(木本)
木津川河川敷の藪を歩くとアケビの可愛い花が咲いています。

雌雄同株で一番手前が雌花、あとの二つは雄花です。

白く見えているのは蕚片で、花弁はありません。

アケビを漢字で書くと「木通」、ちょっと読めませんね。

果実は熟すると縦に裂けて開くので「開け実」→「あけび」となった

とする説もあります。



アケビ<アケビ科 アケビ属> 落葉蔓性


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アメリカフウロ(亜米利加風露)

2009-04-08 21:53:06 | 双子葉離弁花

道端に帰化植物、アメリカフウロの花が咲いていました。

冬の間はロゼット葉が赤く色づいて地面に張り付いていますが、温かくなると茎を立ち上げ

この様な可愛い花を咲かせます。名前が示すように北アメリカ原産で、輸入された牧草の種子に

混ざって日本に入ってきたそうです。

葉の形はアネモネ属などの一部キンポウゲ科の植物に似た雰囲気ですが、キンポウゲ科ではありません。

この仲間には、ゼラニュームや、高山植物のイブキフウロなどがあります。


アメリカフウロ <フウロソウ科 フウロソウ属>  帰化植物






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ヤエムグラ(八重葎)の花

2009-04-07 20:11:45 | 双子葉合弁花
木々の枝が芽吹きに色づき、様々な花の蕾が膨らんでは咲き、日に日に生気に満ちていく自然を見ていると、

体中にエネルギーが満ちてくるのを感じます。

近所の青空駐車場にはびこるお邪魔草、ヤエムグラにも小さな花が咲いているのを見つけました。

ヤエムグラ<アカネ科 ヤエムグラ属>


花といっても、これ僅か1㍉を少し超える程度の大きさなんです。

先日のキュウリグサよりまだ小さいんですよ・・・でも逆に私の闘志を掻き立てます(笑)

ここは限界に挑戦しない手はない

コメント (2)
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ナミクロハナアブ

2009-04-06 22:37:05 | 昆虫
ハナアブの仲間、ナミクロハナアブです。

止まっている花がハコベですから凡その大きさは判っていただけると思います。

肢は全体に黒っぽい感じ、翅も黒っぽく半透明、複眼は黒っぽい小豆色をしています。

触角は短かく団扇形、小さな花を選んで吸蜜します。


ナミクロハナアブ <双翅目 ハナアブ科>




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ヨコヅナサシガメ

2009-04-05 19:42:12 | 昆虫
桜の幹などに集団で越冬する、カメムシの仲間です。

原産地は中国で、何かの荷物に着いて上陸したものと思われます。

普通のカメムシは草や木の汁を吸って生きていますが、このサシガメの仲間は

毛虫などの昆虫を捕えて口吻を突き刺し、毒液を注入してから体液を吸います。

それだけなら有害な毛虫などの天敵になるので問題はないのですが、偶然にも人の体に止まると

皮膚に口吻を刺し込むことがあり、その時にも獲物を仕留める時に使う毒液を注入されるので

非常に激しい痛みがあります。

山菜採りなどで、草むらに入る機会も多くなる季節ですが、これ以外にも、チャドクガの毛虫、アオカミキリモドキ、

アオバアリガタハネカクシなどの毒液を出す不敵な昆虫にも注意が必要です。

もし被害を受けた時の対策としては、痛み止めの抗ヒスタミン剤を含むステロイド軟膏が有効です。


ヨコヅナサシガメ<カメムシ目 カメムシ亜目 サシガメ科>     翅が未成長なので、終齢期の幼虫だと思います






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六甲山牧場の子羊たち

2009-04-04 20:16:14 | Weblog
眠れない夜はどうしていますか?

本を読みますか?

それとも、グラス片手に静かな音楽・・・

ラジオの深夜番組なんかもいいですね。

それでも眠れない時には

やっぱり「アレ」ですか・・・

「羊が1匹、羊が2匹・羊が~~・・・」

そんな眠れぬ貴方のために

週末の今日は六甲山牧場から

可愛い子羊の姿をお届けします。


先ずは、羊が一匹


羊が2匹


羊が3匹


羊が4匹


羊が5匹


羊が6匹


羊が7匹


羊が8匹・・・(ここからは目を閉じてお願いします)

それではどなた様もお休みなさ~い
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タチツボスミレ(立ち坪菫)

2009-04-02 06:26:35 | 双子葉離弁花

土のある所なら公園や道端から山岳地帯まで広く分布するスミレの仲間です。

主に葉の形で何種類かに分類されていますが、よく見られるものでは、タチツボスミレ、ナガバノタチツボスミレ、

コタチツボスミレ、オオタチツボスミレなどがあります。

一般に都市周辺で見られるのは、葉がハート型のタチツボスミレが多いのですが、この仲間は時期や環境に依って

葉の形を変化させるので、正確な固定は難しいようです。

一般的には、これらを総称してタチツボスミレということでいいでしょう。

尚、スミレの語源は大工道具の「墨入れ」に形が似ていることから



タチツボスミレ<スミレ科 スミレ属>




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