四季の彩り

季節の移ろい。その四季折々の彩りを、
写真とエッセーでつづって参ります。
お立ち寄り頂ければ嬉しいです。

今年二度目の 月下美人咲く

2022年09月03日 16時34分57秒 | 日々の歩み
 昨日2日、全国で確認された新型コロナウイルスの感染者は12万8728人で先週金曜日より
6万人あまり減少しました。
東京都では2日、新たに1万2413人の新型コロナウイルスへの感染が確認され、先週金曜日
からは6010人減り、12日連続で前の週の同じ曜日の人数を下回りました。

 一方NNNのまとめによりますと、全国で新たに確認された感染者は12万8728人で、先週
金曜日より6万人あまり減少しました。
なお、2日から宮城・茨城・鳥取・佐賀の4県では全数把握を見直した運用が始まって
いますが、我が神奈川県は想定とずれがあるとのことで、今回の運用方法では乗れない
との事となりました。
いずれにしても、感染者は減少傾向にあるとはいえ、コロナ病棟を取り巻く「カオス」と
言われるひっ迫状況の改善を最優先に考えて対応頂きたいと思います。

 私たちも引き続きコロナ感染症対策の基本に則り、自らできる対応は続けていきたいと
思っています。
このような日々の徒然、我が家の月下美人が先月に続き二つの鉢に7輪ほど蕾を付けて
くれました。ところが、炎暑等気象の厳しさもあり途中で開花前に散り、最終的には
4輪が2~3日に渡って咲いてくれました。



 今回は例年より若干遅く、20時過ぎに綻びはじめ、22時過ぎには8割方の開花となりました。
綻びはじめから月下美人特有の芳醇で甘やかな香りが漂い始め、 23時頃にはほぼ満開となり
香りも、 風姿も雅な花が圧巻のオーラを放っていました。その姿に見惚れつつシャッターを
切り続けました。そして、日の変わる24時過ぎには心持萎み始めました。



 今年は、細君が月下美人の剪定をかなり大胆に行い、古い幹は無くなり大半が新たに
芽吹いた葉からの花でしたので、花の大きさも例年より若干小さめとの印象を受けました。
なお、剪定した幹を指して新たに育った鉢からも二輪咲いてくれましたのでほっとした
所です。

 前回のブログにも書きましたが、咲くたびに新たな魅力を見出し、惹きつけられる花は
月下美人の他にあまり例を知りません。 それはわずか数時間にも満たない花の命を、
懸命に咲き切るその花の見事さ故かもしれません。
開花の刹那に命の限りを燃焼し尽くす花の矜持と、生きざまに諭される思いです。


即興で一首詠んでみました。
  ☆ 真夜に咲く月下美人の香に酔うも ひと夜の命 凛々しさを知る
コメント (10)
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