今日から7月。早いもので能登半島地震で始まった2024年も既に半年が経過しました。
この地震は1月1日16時10分に、石川県の能登半島地下16 kmで発生した内陸地殻内地震でしたが、気象庁マグニチュード(Mj)は7.6であり、内陸部で発生する地震としては日本でも稀な大きさの地震であったとのことです。
現在、災害関連死を含めた犠牲者は299人となり、未だ2200人以上の方が避難生活を送っています。石川県によりますと6月27日の時点で能登半島地震で、全半壊した建物を自治体が取り壊す「公費解体」は、2万800頭余りの申請に対して、完了したのは911棟と申請に対しておよそ4%にとどまっている状況とのことです。復旧の最初の一歩とも言える「公費解体」の一日も早い進捗が必要と考えます。
能登半島地震で犠牲となられた皆様に改めて哀悼の誠を捧げるとともに、未だ避難生活を余儀なくされている皆様にお見舞い申し上げます。
話は変わりますが、先日近くに住む息子が「仕事先で頂いた」とのことで、百合の花束を抱えてやってきました。自宅では飾らないので「お母さんへの贈物」として細君に渡してくれました。
最近、我が家も仏花を除いて、生花は余り飾ることが無くなりましたが、沢山の、しかも豪華な百合の花束を抱えて細君は嬉しそうでした。大輪の百合が、赤、白、黄色と10数輪もあり、どう飾ろうかと思案に暮れる状態のようでした。大きな備前の鉢もあるのでそれに飾ることも検討しましたが、水替えが大変とのことで持っている花瓶を総動員して分けて飾りました。
置く場所も玄関、リビング、寝室と分けて飾ったのですが百合の花の甘く濃厚な香りが部屋中に漂い、香りに酔う状態でした。
咲いている状態を切り花として即届けられたようで、夏の暑さの中でも花は結構長持ちし、また、蕾も次々開花し、しばらくは見惚れる状態で、細君も嬉しそうに眺めていました。なお、白色の大輪の百合は「八重咲カサブランカ」と呼ばれるとのことですが、豪華な花で私も初めて見る花でした。
「八重咲きカサブランカ」
細君は、好みから言うと都忘れ等の楚々とした可憐な花が好きですが、今回の見事な百合の
大輪の花は嬉しそうに眺めていました。自宅では飾らず、花好きの細君に届けさせた息子のお嫁さんの心遣いにも感謝した次第です。