四季の彩り

季節の移ろい。その四季折々の彩りを、
写真とエッセーでつづって参ります。
お立ち寄り頂ければ嬉しいです。

「口語短歌・水曜サロンの会」(その100)

2023年09月13日 05時35分48秒 | 短歌

「口語短歌・水曜サロンの会」(その100)  短歌の投稿を歓迎します!!

 ☆☆☆ 今回は100回記念となります。メッセージを頂き感謝申し上げます。
 ☆☆☆ 楽しく、和やかな短歌の交流広場を目指したいと思います。
 ☆☆☆ 短歌の投稿と共に、投稿歌の歌評、感想、ご意見等もお寄せください。

 「口語短歌・水曜サロンの会」は、このブログにお立ちより頂いている皆様の
 詠まれた短歌を、毎週水曜日に掲載し、その作品の鑑賞を行うサロンです。
 短歌の初心者の方から、ベテランの方まで、所属する短歌会等を越えて、自由に
 短歌を投稿し、鑑賞しあえる「賑わいのあるサロン」を目指したいと思っています。
 皆様の短歌の投稿と、歌評、ご意見、ご提案等をお寄せ頂ければ幸いです。


     「未だ咲く 酔芙蓉 八重」

「ブログ友の投稿短歌 交流コーナー」

【詞書】2023年9月2日土曜日BSNHKスペシャルライブ「おわら風の盆」の生中継を
  やっていました。おわら風の盆は富山県富山市南西部八尾の盆踊りの一種ですが、
  踊りと曲調に心奪われました。300年の歴史があるそうです。盆踊りとは思えない
  歌と踊りで風土の哀愁を感じました。是非詠んでみたいと思いました。
☆哀愁に満ちた曲調風の盆 豊作祈るそろいの浴衣
☆民衆の神をしずめる法被姿 美しい振りに歴史を忍ぶ
☆風の盆独特な踊り切なくて 男女の恋も炎みえかくれ
                          浅間山明鏡止水さん
【解説】
 「おわら風の盆」を詠った作品は、何れも「風の盆」の歴史と、本質を踏まえて
 情趣豊かな
作品になっていると感じます。

 詞書にもありますように、八尾町で毎年9月1日〜3日に開催される「おわら風の盆」
 は、
日本三大盆踊りの一つに数えられる伝統行事ですが、江戸時代の元禄年間に
 始まったと
伝えられています。豊作と五穀豊穣を祈願する踊りとして、ユネスコ
 無形文化遺産に今年
7月に登録され、今もなお多くの人々に愛されていますね。

 また、富山県を代表する観光イベントとして、毎年約100万人の国内外からの
 観光客が
訪れるおわら踊り。これは鮮やかな色合いの衣装が特徴で踊り手たちは、
 三味線や
胡弓の伴奏に合わせて、妖しく、そして軽快なステップで町を練り
 歩きます。当然、
そのような雰囲気の中、新たな恋も、さらには、再びの恋も
 生まれるかも知れませんね。

 三首目の歌を、そんな状況にフォーカスし詠んでみましたが・・・。
【ご参考】
 ★風の盆 胡弓の調べ切なくて 踊りにまぎれ君を見つめる 

【詞書】カメラを撮る手汗がレンズに触れるこの頃ですが、収納時にシリカゲルが
  増えると同時に、
乾いた秋の風を待つ気持ちを詠ませて頂きました。

☆撮る手汗 触れるレンズの収納に
      増すシリカゲル 待つ秋の風
【詞書】北陸と関東地方で、雨の予報が出ているのを見て、水不足やそれによる
  農業の
被害が解消される様に祈ったことを詠ませて頂きました。

☆北陸と関東地方 雨予報
      水不足等 解消祈願
                          西BOOさん
【解説】
 一首目、この季節のカメラ撮影の大変さを「撮る手汗」に焦点を当て詠んだ詠歌は
 具体的な
映像がイメージとして立ち上がり、「秋の風」にうまくつながり、心憎い
 歌となっています。

 カメラの収納にはカビ除けのため、乾燥材のシリカゲルが欠かせませんが、そんな
 事柄も
一首の中に無理なく詠み込んだ手並みも鮮やかと思います。

 二首目、詞書及び詠われていますように、今年の夏は、新潟を始め水不足による
 農業等々
への被害が深刻な事態となっていましたが、今回の雨台風で、それらが
 解消されるよう
祈りたいですね。

 記紀万葉の時代から、天皇や貴族が「雨乞い」を始め、自然や神々に対して祈りを
 込めて
和歌を詠んだ例が多く見られました。また、民衆も、農耕や漁業などの
 生活において、
神々に豊作や漁獲を祈願する和歌を詠んでいましたので、作者の
 今回の詠歌は
その延長に在るものと考えます。

【詞書】風の盆恋歌・・高橋 治著  新潮文庫
  若い日に読んだ記憶から・・今年の風の盆を迎えて再読しました。
  後半には短歌や俳句も掲載されていて、違った感想もありましたが、
  いろいろな意味で
心に残る感動の小説でした。

☆若き日に読みし「風の盆恋歌」に酔いしれし日の不倫という愛
☆酔芙蓉は情念の花と思いしよ恋いに悔いなし紅の残像
☆待ち待ちた死出の衣に織り込みし「夢」「幻」の牛首紬
                          夕庵さん
【解説】
 詠われた、高橋治の「風の盆恋歌」は、若い頃に惹かれ合いながらも、別々の道を
 歩んだ男女が、20数年ぶりに再会し、新たな愛を育むという物語でしたね。
 富山県の八尾町の風景や、「おわら風の盆」の描写が美しく、主人公の二人の
 心情描写がとても繊細で、感情移入しやすかったと記憶しています。
 不倫という禁断の恋をテーマにしながらも、決して大げさには描かずリアリティ
 のある
物語に仕上がっていたと感じました。

 二首目の下の句、「恋いに悔いなし紅の残像」は、この物語の核心を表現した
 歌でもありますね。八尾町の軒先に咲いた、純白から紅に染まる酔芙蓉の花も
 二人の道行きを暗示し象徴的に描かれていたと思います。
 なお、三首目の「牛首紬(うしくびつむぎ)」とは、石川県の白石市で作られて
 いる
織物を指し、玉繭と呼ばれるものから糸を紡ぎ、手作業で織られている丈夫で
 美しい
絹織物とのことですよね。「死出の衣」に選んだ作者の想いも偲ばれます。

 願わくば、このような短歌も詠んでみたい、と思わせられた素敵な三首です。


     「紅に染まる 酔芙蓉 八重」

【詞書】水曜サロンの事を即興で詠んでみました。
  百福とは百の幸い、たくさんの幸せという意味です。
☆百回を迎へ瑞雲沸き立ちて 百福集ふ水曜サロン
【詞書】もう一首出詠します。
☆ワンピース着て丁寧語 京洛に 君と初めて会ひし夏の日
                          みっちっちさん
【解説】
 一首目、「水曜サロン100回記念」への短歌も詠んで頂きありがとうございます。
 次の200回を目指して、皆さんと「短歌の広場」を盛り上げて参りたいと思います。
 二首目は、夕庵さんもおっしゃっていましたが、作者の「若かりし頃の初々しさ」
 が
感じられる透明感に溢れる爽やかな歌と感じました。

 なお、「会い」から「逢ひ」に変更されましたが、この歌では初めての出会い
 でもあり、
ニュアンスからすると「会ひ」でもよろしいかと考えます。
 お付き合いが深まった段階で
お会いする場合は「逢ひ」を用いられたらと考え
 ますがいかがでしょうか。なお、推敲結果掲載の通り「会ひ」となりました。

【詞書】最近はバタバタと忙しくて、あけび歌会の毎月の八首詠も落着きのない
  短歌に
なっています。もう一月もすれば、通常の日々になりますのでサロンの
  お仲間と共に
楽しく詠草したいと思っています。

☆時かさね
  集ふ喜び
   サロン生(な)る
  友の一首が
   励みとなれり  
                          リコさん
【解説】
 最近は、嬉しいことですが文章力の高い方の出詠もあり、毎回編集ではブログの
 文字数制限との格闘をしております。この種のブログでは制限は当然でしょうが、
 皆さんの短歌と、詞書等も作品として鑑賞していけるよう努力してみたいと
 思っています。
 詠って頂いたように、このサロンでは「友の一首が 励みとなれり」と感じる
 ことが数多あり、未だ未知の事もあり、歌友の方から学ぶことの連続です。
 これからも末永いお付き合いをして頂ければ嬉しい限りです。

【詞書】ふだん思っていることを詠みました。
☆前の世の どこで出会いし
    不思議なる 君との出会い ふと二度見する
【詞書】ブログに父との思い出を下書きで書いていました。なにか、書けそう
  だったので、
詠んでみます。

☆生涯で たった一度の
    みそにぎり 我が子につくる 亡き父の記憶
                          tokinosekimoriさん
【解説】
 一首目の歌は、誰しもが一度は経験をする事柄ではないかと思っていますが、
 うまく短歌に詠む手並みは流石と思います。
 上の句の「前の世の どこで出会いし」という表現が、とても印象的で不思議な
 縁を感じさせる
言葉です。そして結句の「ふと二度見する」は、その不思議な
 出会いの印象が強く、思わず
二度見してしまうという様子が描かれています。

 特に、上の句の「前の世の どこで出会いし」という表現が、この短歌の核を
 なしている
ように思います。豊かな感性と表現力を感じさせる短歌だと思います。

 二首目は「みそにぎり」を「生涯で たった一度」作ってくれた。その記憶に象徴
 される父上の
優しさと、父の我が我が子に示した愛情が、作者の生涯にどれだけ
 励ましと、勇気を与えて来たかを
思い浮かべています。

 私たちの世代にとっての父親は、怖くて煙ったくて乗り越えるべき存在でしたが、
 幼少期に
このような事実を通して、父上の優しさに触れた作者は幸せな方と
 思っています。
そんな想いが浮かんで来る、しみじみとした良い歌と考えます。

【詞書】YouTube短歌:熱帯夜の想い 宇多田ヒカル FIRST LOVEを聴いて
☆暑くて眠れない夜                          
  苦しさだけが増幅する
   First Love
                          自閑さん
【短歌説明】自閑さんご自身の説明です。
 私にとっては宇多田ヒカルと言っても、藤圭子の娘か?と言うだけの世代です。
 とは言っても彼女も40歳。この曲も1999年の作品、今の若い子には馴染みも
 無いでしょう?苦しげに歌う彼女の想いは?と思いました。
 下記URLに彼女の歌を貼り付けておりますので、御覧戴ければ幸いです。
 https://blog.goo.ne.jp/jikan314/e/1bf4807a4c91797f0756771ec62cf662
【解説】
 熱帯夜。暑さで寝付けない夜は、昨今のうち続く炎暑の中で、誰もが経験して
 いること
でしょうね。

 この歌の「苦しさだけが増幅する」は物理的な感覚として表現されていますが、
 他の要因に
よる哀しみ、苦しみ等も暑さによってさらに増幅されていることを
 暗に表現しています。
その苦しさは、宇多田ヒカルの曲「First Love」に関係して
 いることが示唆されています。
この歌詞は、失恋した主人公の心情をシンプルで
 ストレートな言葉で表現していますが、
この曲を明示することで詠歌の物語性を
 感じさせることに成功していると感じます。

 また、「First Love」は、曲の冒頭から、切ないメロディーと、宇多田ヒカルの
 透明感の
ある歌声が印象的です。この詠歌は熱帯夜の暑さや失恋という普遍的な
 テーマを扱って
いるため、多くの方が共感できるものとなっていると考えます。

【詞書】はっきりと見えたんですね、オリオン座が。何だか“冬の先触れ”みたいで
  時の過ぎゆく早さをめちゃくちゃ感じてしまいました。(綺麗でした!)
☆まだ明けぬ暗き東の空低く
     オリオン輝く初秋の4時かな
【詞書】9月11日は母の87歳の誕生日で、山梨県産の葡萄が割引き品であったので
  誕生日祝いに買って帰りました。夕食時に渡したらそれでも「いや~忘れてたわ。
  ありがとう……大きい葡萄やなー」と喜んでくれました。
☆スーパーの割引きと言えど大粒の
     葡萄を母に「誕生日やろ」と
                          ちがやねこさん
【解説】
 一首目は、作者の得意分野の詠歌ですね。ISS(国際宇宙ステーション)は生憎雲に
 隠れて見えなかったものの、オリオン座がはっきりきれいに見えたとのこと。
 そこから、季節の移ろいを感じ取り歌に表現する手並みは鮮やかです。
 二首目、お母様のお誕生日を心からお祝い申し上げます。この歌から、作者の
 日ごろのお母様との、さらにお父様との関係性が垣間見え、ほっこりと
 させられます。このような歌こそ詠みたいものと願わずにはいられません。
 また、あの「9.11」が誕生日とのこと、まさに「祈りの日」ですね。
 三首目は、100回記念のメッセージの欄に掲載させて頂きました。ご了承
 頂ければ幸いです。
 また、ブログの文字数制限の関連で詞書を編集させて頂きました。ご容赦
 頂ければ幸甚です。


     
「未だ咲く アメリカデイゴ」

☆------------☆ 「ネット歌会」開始 ☆-----------☆
  「ネット歌会」として展開された詠歌を掲載致します。
    注) ☆:元歌  ★:返歌

☆ワンピース着て丁寧語 京洛に 君と初めて会ひし夏の日
                         みっちっちさん
★雑踏に娘(こ)は駆けよりぬ つば広き 夏帽子着てスマホかざして
                         夕庵さん
★駆けて来る君を見つめて 夏帽を千切れるほどに振り駆け寄らむ
                         みっちっちさん
★駆けてくる幼児をひょいと肩車パパと楽しむ花火大会
                         夕庵さん
★肩車されて夕陽を見し我よ 夢うつつなる父の思ひ出
                         みっちっちさん
★朱に染めて紀淡海峡に夕陽落つ目の離せない露天の湯より
                         夕庵さん
★布引の滝を横目になほ登り 落暉前いざ有馬温泉
                         みっちっちさん
★太閤の愛でしさくらよ有馬の湯 橋の袂で待つねねの像
                         夕庵さん
★金銀も濁りの湯をも堪能し 山の疲れの五体投げだす
                         みっちっちさん
★この日まで自分の足で歩けるを親に感謝と自負するこころ
                         夕庵さん
★スポーツはフットワークの軽さなり 蝶のやに舞ひ蜂のやに刺す
                         みっちっちさん

☆------------☆ 「ネット歌会」了 ☆------------☆

☆酔芙蓉 宵に染まるや 風の盆 笠に隠して君を偲ばん
                         ポエット・M
【解説】
 「おわら風の盆」は、今回、浅間山明鏡止水さん、夕庵さんも詠んで頂いて
 いますが私も
詠ませて頂きました。かつて、現役時代に出張の日程を調整し
 「おわら風の盆」を訪ねたことが
ありましたが、その時の情景と、夕庵さんも
 触れられた、高橋治の「風の盆恋歌」の世界を
借景に、物語としての短歌を
 詠んでみました。従ってこの歌の主人公は架空の存在です。

 踊りの沿道には、紅に染まった酔芙蓉が咲き、胡弓の切なげな響きが祭りの
 情趣を一層深めています。
なお、「偲ばん」という表現は、「偲ぶ」という
 動詞の未然形ですが、想いがいまだ叶っていない
ことや、叶わないことを悟って
 いる様子を表してみました。


     「紅に染まり始めた 酔芙蓉 八重」

「山法師 短歌の章」鑑賞 紅林茂夫著(8)

  「山法師」はエコノミストでもありました著者の経済学の論文を始め、小説、
  短歌等を著者により厳選されものを集めた著書です。つまり著者の個人的な
  好みが濃厚に反映された著作渾身の著書でもあります。
  私の短歌の師の一人で人間的にも尊敬する方でもありましたが、その著書から、
  短歌を抄出し三首づつ紹介させて頂きます。
     
3.「短歌の章」 細川ガラシャ(1)

   神の手の愛に抱かれねむるとも
           戦国のおみなの運命(さだめ)と言はむ
            
   竹群は深く幽けくめぐりたり
           キリスト者ガラシャ此処にねむれり

   清らかにゆたかに命終わりけむ
           ガラシャを包む ほむらを見たり

  
     「未だ咲く 百日紅 薄紅色」

【水曜サロン 100回記念のメッセージ】到着順です。
 西BOOさん
  次回で100回記念という事で、少し早いですがおめでとう御座います。
  ポエット・Mさんへ 
  感謝! 感謝!

 みっちっちさん
  水曜サロンが次回100回という事でおめでとうございます。
  毎回楽しく参加させて頂けるのはポエットMさんのお陰と感謝しております。
  そこでそんな水曜サロンの事を即興で詠んでみました。
  百福とは百の幸い、たくさんの幸せという意味です。
  ☆百回を迎へ瑞雲沸き立ちて 百福集ふ水曜サロン

 リコさん
  100回記念おめでとうございます。
  誰かが事務方を辛抱強く努めないと会は続きません。
  貴方は毎週、膨大な投稿を30000字に纏める大変な作業をして
  くださっています。本当にありがとうございます。
  サロンは質が高く、和気あいあいと楽しいですね。

 夕庵さん
  100回記念おめでとうございます。
  私が「水曜サロン」への未知のドアをノックしたのは、丁度一年前の9月でした。
  あっという間の1年でした。その記念の月がサロン100回目だとは何と嬉しい
  ことでしょう。
最近は毎週三首を目標にメモと鉛筆が手放せません。

  ポエットMさんの深い鑑賞力の解説は静かに私の心に響き不安になる歌作りに
  大きな
力となります。

  また、返歌という初めての楽しいジャンルにも挑戦中です。お顔もお年も
  解らないままに、
深い連帯感を感じます。

  また短歌を詠まれない方からも、確かな鑑賞のコメントをいただき、
  このサロンの広い
繋がりを感じます。

  ポエットMさん、サロンの皆様これからもご指導のほどよろしくお願いします。
  そしてこのサロンが益々大きな輪となって発展されますようお祈り致します。
   ☆志ひとつに仲間は集いたり「水曜サロン」はわがオアシスに  夕庵

 ちがやねこさん
  100回目の「口語短歌・水曜サロンの会」ですね。おめでとうございます!!
  わたしなど随分新参者で、拙くもあまり上手いとは言えない歌を褒めて下さり、
  添削して下さり、ほんとに有難うございます!100回ってことは週1回としたら
  2年ぐらいなんですか?何にせよ1年、2年続けるのって大変でしょうし、
  凄いです。どうぞお元気でずっと続けて下さい。
  私も何か見たり感じたりしたことを短歌として綴っていくよう精進します。
  (上手くできそうなら返歌にも挑戦してみたいです)これからもよろしく
  お願い致します。
   ☆この度は ポエットMさんの歌の会
        100回数えてめでたやめでたや  ちがやねこ

 皆さんのメッセージへの、ポエット・Mの御礼メッセージ
  「100回記念」のメッセージと、短歌をお寄せ頂きありがとうございます。
  皆さんの継続的な出詠と、励ましで何とか100回まで継続できたと思っています。
  これもひとえに皆さんの、ご尽力とご協力の賜物と改めて感謝申し上げます。
  当初は、浅間山明鏡止水さんと「現代仮名遣い、口語短歌」等の、短歌の交流
  広場が
出来ないかとの素朴な発想で出発しました。また、所属する短歌会や、
  結社に縛られない
自由な発想で短歌を詠みあえればとの想いもありました。
  歌人の友人が冗談交じりに言う
ことに「花壇に忖度しないとんでもない発想」
  との指摘を受けましたが・・・。

  SNSやチャットGPT等が、短歌の世界にも入り込んでくる時代に「結社が・・・
  云々」は
無いでしょうとのことでやってきましたが、お陰様で多くの皆さんの
  御支持を頂き継続する
ことが出来ました。

  夕庵さんからは「深い鑑賞力の解説」とのお言葉を頂き恐縮しております。
  皆さんの作品を
深く理解するには私自身力量の不足を感じる場面が多々あり、
  かなり的外れな歌評も
しているのではないかと、反省しきりでもあります。

  私は、戦後に生を受け、コンピュータのソフトウエア開発と言う、かなり
  オタッキーな
工学の世界に身をおいてきましたので、国文学等はかなり敬遠
  して参りました。このため短歌の
作歌、文法、さらには歴史等の基礎は殆ど
  身に着けていないことを痛感しております。ただ、
業務の傍ら細々続けてきた
  短歌に「昨日の味方が、今日は敵」ような、厳しいビジネス戦線の
場面で幾度か
  打ちのめされた心を、救われる思いも一方ではして参りました。

  さらに「深い連帯感を感じます」とのお言葉も頂戴致しました。この言葉を心に
  刻み、それに
叶うよう精進を続けて参りたいと思います。

  また、「ネット短歌」での「返歌」は、皆さんの取り組みで、新たなジャンルを
  築きつつあり
楽しみにしております。大いに発想を広げて継続して頂ければと
  思います。
これからもよろしくお願いいたします。

【ネット歌会について】
 「ネット歌会」は、「お題」を決めて短歌を詠みあうという方式ではなく、
 「水曜サロン」へ掲載された、各位の歌に対して「返歌」するという自然発生的な
 歌会です。従って掲載された歌の中に自分に響くものがありましたら、それへの
 返歌として大いに詠んで頂き、コメント欄に記入して頂ければ幸いです。

【運営にあたって】 注)文頭から移しました。
 (1) 投稿期間は、原則として毎週水曜日から翌週火曜日17:00までと致します。
    なお、変更がある場合は、その都度ご連絡致します。
 (2) おひとり様 3首まで(1首でも可)コメント欄に投稿願います。なお、ブログの
    字数制限(コード30,000字)によりコメント等編集させて頂く場合もあります。
 (3) 口語短歌を基本としますが、文語混じりでも構いません。
    仮名遣いは新仮名遣いとし、旧仮名遣いは極力避けて頂ければ幸いです。
 (4) 投稿頂いた短歌は、そのまま掲載します。皆様から感想等頂ければ幸いです。
 (5) 作者名は投稿頂いたペンネーム等を、そのまま掲載します。
 (6) 掲載順序は、原則本ブログのコメント欄への到着順と致します。
 (7) 掲載された短歌の著作権は、投稿者に帰属します。
                     了


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ちがやねこさんへ (ポエット・M)
2023-09-19 18:40:21
ちがやねこさん こんばんは。
「水曜サロン」へ出詠頂きありがとうございます。早々に出詠頂きありがとうございます。

三首出詠頂きましたが、三首目は「返歌」ですので「ネット短歌」へ掲載させて頂きますね。
今回も、「猛暑日の記録」と「いわゆるアレ」という、今日的なホットなテーマの時事詠を
詠んで頂き、その切り口と、視点の的確さは学びになります。

一首目は、やがて「・・・彼岸まで」のことわざが通用しなくなる時代が来るのではないかとの
危惧が現実化しつつあります。「地球沸騰化」との言葉も一方にはあり、二酸化炭素削減は
喫緊の課題として、私達一人一人に引き寄せて考えなければとの想いにさせられる示唆に富んだ
歌でもありますね。
二首目は、「優勝」の二文字を封印し18年ぶりに「アレ」を達成したタイガースとフアンの方々に、
先ずは「おめでとうございます!」と申し上げたいと思います。フアンとしての喜びを抑えた詠いぶりに
好感が持てます。「ソレ」を達成したら喜びを爆発させましょう。
次の「ソレ」を目指して健闘されることを祈りたいと思います。「もうふた山!」も高そうですね。
これからもよろしくお願い致します。
返信する
Unknown (ちがやねこ)
2023-09-19 13:51:21
ポエットMさん、こんにちは。出詠致します。
*(9月19日に詠める)「猛暑日」や「熱帯夜」とかが飛び交いて
この週末は「秋分の日」なのに
◎…「ひるおび」(TBS系)とか見ていると、(天気の話が長い!いろいろ天気の情報を知りたい時はいいですが…)やたら飛び交う「猛暑日」「真夏日」「熱帯夜」とかのワード。去年に比べて「真夏日」を記録した地点も倍なんだとか。ホンマに暑さが“彼岸まで”になるんやろか…?です。いや無理っぽいですねー…。ただ、明け方とかは先週頃から「あ~涼し!」って日もぼちぼちありますが…。アイスやジェラートやかき氷のお店の方々は嬉しそうでいいな~。

*タイガースいわゆる「アレ」をしたけれど
「日本一」へはあともうふた山!
◎いわゆる「アレ」=優勝を18年ぶりにした阪神タイガースですが、このあとクライマックスシリーズを勝って、日本シリーズ(多分、関西ダービーになるかと…って言うか、なれ!)に臨んで勝たなければいけない…。いや~、まだまだ先は長いですね。「日本一」に関しては、岡田監督が「どう言おうか」みたいなことをセ・リーグ優勝後のインタビューでおっしゃってましたから、そのうち何か“アレ”的な言葉になるんでしょうか?確か、岡田監督の言葉を受けて、メジャーに居る藤浪選手が「“ソレ”でいいんちゃいますか?」みたいなことを言ったとか…。まあソレでもいいかな……(笑)。

(tokinosekimoriさんの作品への返歌をしてみました)
☆前の世のどこで出会いし不思議なる
君との出会いふと二度見する

★君と出会う不思議を思う
今ここが「時の輪が接する所」なのかと
◎まだまだ未熟な私ですが、返歌に挑戦してみました。「銀河鉄道999」のメーテルが星野鉄郎に告げた言葉「遠く時の輪が接する所でまた逢える」(好きな割にうろ覚えなので、大意ということで…申し訳ありません)が思い浮かんだので、作ってみました。(脳内のBGMは何故か「君の名は。」の「前前前世」でしたが)“前世で逢った人”じゃないか?というぐらい強い繋がりを感じる人と出会えたら素敵ですよね。私など鈍感なので、たとえ前世で関わりのあった者(自分も相手も人ては限りませんが…)が傍を歩いていようが判らないかもですが…。

*今回はこれで。まあ暑い日がまだまだ続きますね。皆様どうぞお気を付けて…。では。
返信する
自閑さんへ (ポエット・M)
2023-09-19 12:27:28
自閑さん こんにちは。
「100回記念」へのメッセージと、「水曜サロン」へ出詠を頂きありがとうございます。
謙遜されていますが、自閑さんの短歌への深い造詣には常々学ばせて頂いています。
これからもよろしくお願い致します。

「チューリップ」は、今年の12月「 アンコール 50周年記念ツアー」を予定していますが、今の時点で
チケットが「完売」とのことで、人気は相変わらずですね。
その曲を聴いて三首の歌を紡いで頂きましたが、三首で一つの物語を構成していると思います。

一首目は、かなりの謙遜が含まれていると考えますが、冒頭の「一度も大きな夢を見た事が無い」と、
これまでの人生を振り返り、「今。ただ。西行になりたい」という願望と、新たな決意を固める自閑さんの
心情を、誰もが共感できる言葉で表現している、優れた短歌だと思います。
西行は藤原俊成とともに新古今の新風形成に大きな影響を与えた歌人でしたが、いわゆる宮廷歌人
ではなく旅を住処とした歌人でありました。自閑さんは言外に、その西行の旅路に、自分自身の人生も
重ね合わせていたのではないでしょうか。

三首目で本歌取りの際の「歌詞を取りすぎ」を気にされていましたが、「新たな恋を見つけよう」という
前向きな、明日に向けての歌として成功していると考えます。
これからもよろしくお願い致します。
返信する
Unknown (jikan314)
2023-09-19 04:55:33
【短歌投稿】
【詞書】YouTube短歌:チューリップを聴いて三首
  大きな夢  青春の影
☆一度も大きな夢を見た事が無い。
 今。ただ。西行になりたい

  君の笑顔  ぼくがつくった愛のうた〜いとしのEmily〜
☆どうして?って
 君はいつも聞くんだね
  ただ君の笑顔が見たいから

  新しいスニーカー  虹とスニーカーの頃
☆わがまま
 若かった
 今日新しいスニーカーを買いに行こう
 雨が上がった

【短歌説明】
水曜サロン100回おめでとうございます。
取るべき所もない愚詠を掲載、御評価まで戴き、又、皆様から小生の愚詠を面白いと言って戴いたお蔭で、私も何とか投稿を続ける事が出来ました。益々の御発展を祈念しつつ、来週も頑張って歌を投稿しようと思います。
チューリップは1970年頃から活動を始め、数々の名曲を発表して、私も大好きなバンドです。
一首目は、101回記念にふさわしい?大ボラです。西行は、平安末期を代表する歌僧で、真似る事など出来ないですが、憧れております。
二首目は、チューリップのリードボーカルの姫野さんが歌った歌からの着想です。
三首目は、歌詞を取りすぎて、問題かとは思いますが、この失恋の歌の後日、新たな恋を見つけようと言うストーリーを考えて、脈絡の無さそうなものを繋げてみました。本歌取りだから出来る手法と思っております。
下記URLにYouTubeを貼り付けておりますので、御覧戴ければ幸いです。
青春の影
https://blog.goo.ne.jp/jikan314/e/cac2d734dca87d1c7c03aa9cb490247f
ぼくがつくった愛のうた〜いとしのEmily〜
https://blog.goo.ne.jp/jikan314/e/24563e8f335b90e061c720609a57a598
虹とスニーカーの頃
https://blog.goo.ne.jp/jikan314/e/883208f845ff04965a9fda8c02d47b04
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Unknown (夕庵)
2023-09-18 11:24:13
みっちっちさんへの返歌です

☆熱中症防ぐためには水分と塩飴舐めて猛練習ぞ
       みっちっちさん
      
★監督のお気に入りです「パインアレ」30分で完売したと     夕庵
返信する
Unknown (みっちっち)
2023-09-17 16:56:59
夕庵さんへの返歌です。

⭐️タンパク源摂らねばならぬを口実に熱々トンカツ頬張り合いぬ
夕庵さん

★熱中症防ぐためには水分と塩飴舐めて猛練習ぞ
みっちっち

よろしくお願いいたします。
返信する
Unknown (夕庵)
2023-09-17 10:16:07
みっちっちさんへの返歌です

☆久々にプールに集ふ仲間らとメニューを決めて楽しく泳ぐ     みっちっちさん

★タンパク源摂らねばならぬを口実に熱々トンカツ頬張り合いぬ   夕庵
返信する
Unknown (1948219suisen)
2023-09-16 19:58:47
ポエット・M様、今週も選歌の労を取っていただきまして、ありがとうございました。

短歌における文語と口語は避けては通れない問題と思いますので、以前も書かせていただきましたが、今回も所属する結社の会員の上梓しました本に託けまして、私の考えを書いてみました。このサロンは口語短歌が決まりですが、こんな考えの者もいると受け止めていただけますと幸いです。
返信する
Unknown (みっちっち)
2023-09-16 18:48:06
夕庵さんへの返歌です。

⭐️久々にサロンに集う仲間らと懐かし「秋」を合唱したり
夕庵さん

★久々にプールに集ふ仲間らとメニューを決めて楽しく泳ぐ
みっちっち

よろしくお願いいたします。
返信する
水仙さんへ (ポエット・M)
2023-09-16 15:15:03
水仙さん こんにちは。
早々に「水曜サロン」へ出詠頂きありがとうございます。

「短歌における文語と口語について」の評論を拝読いたしました。
参考になり、学びにもなりますので、水曜サロンにアドレスを貼り参照できるに
したいと思います。

また、以下の通り出詠歌を選定させて頂きましたが、宜しいでしょうか。
【詞書】本代を送金しないといけないのですが、現在、私は郵便局のオンライン送金が
  利用できなくなっています。というのが、今春から郵便局のオンライン送金システムが
  改定されたのですが、私は未だに手続きが完了していないからです。便利な時代に
  なりましたが、頭のついていけない高齢者に酷な時代になったとも言えます。
☆オンライン送金せむと思へども改定された手続きできず
☆軽々とできなくなりしことこれは身体のみではなく何事も
☆歳古れば若きに従はざるを得ぬこと増えてきて悩みも増える
                     水仙さん
これからもよろしくお願いいたします。
返信する
みっちっちさんへ (ポエット・M)
2023-09-16 15:13:27
みっちっちさん こんにちは。
早々に「水曜サロン」へ出詠頂きありがとうございます。

一首目は、「しやりしやりと」の擬音語が効果的で、歌に臨場感を添えています。
二首目は、御父母様と酌み交わした日のことを懐かしみながら、お二人が好きだった
焼き茄子を肴に日本酒を飲もうという内容ですね。
「父母と酌みし日よ今」という一句で、過去の思い出を呼び起こしていますが、この
酌み交わした日というのは、きっと特別な日だったのではないでしょうか。その日のことを
思い出しながら、同じように楽しい時間を過ごそうという気持ちが込められています。

「焼き茄子とよき日本酒とよきぐひ呑みよ」という句は、具体的な食べ物や飲み物を
挙げることで、その日のイメージをより鮮明にしています。また、この歌は、過去の思い出を
振り返りながら、今を楽しもうという前向きな気持ちが感じられ、しかもズム感がある
良い歌と考えます。
これからもよろしくお願い致します
返信する
夕庵さんへ (ポエット・M)
2023-09-16 15:10:13
夕庵さん こんにちは。
早々に「水曜サロン」へ出詠頂きありがとうございます。
9月中旬になっても、未だ真夏日が続く日々ですが、おっしゃるように「風の音にぞ・・・」
おどろく秋の到来ですね。

三首の歌、いずれも初秋の趣を詠って、しみじみとした風情を湛えています。
一首目、「ようやくに夏の奢りもさめゆきて」という上の句で、夏の暑さで心身ともに疲弊して
いた様子が描かれ、下の句では秋の涼風に虫の声が聞こえてくる様子が描かれています。
この二句の対比がとても印象的です。夏の暑さで疲弊していた心が、秋の涼風によって徐々に
癒されていく様子が、心地よく表現されています。なお、「そよろの風」は風が静かに吹くさまを
示していますね。
なお、二首目、三首目の「道案内する秋の蝶」及び「風鈴の 音も寂しや」の表現が利いてします。
これからもよろしくお願い致します。
返信する
みっちっちさんへの返歌です (夕庵)
2023-09-16 09:30:47
☆木漏れ日に光となりて秋の蝶 時惜しむやに子と睦みあふ    みっちっちさん

★久々にサロンに集う仲間らと懐かし「秋」を合唱したり     夕庵

よろしくお願いします。
返信する
Unknown (みっちっち)
2023-09-15 20:45:44
夕庵さんへの返歌です。

⭐️ノンアルで双手をあげて祝杯を 阪神ナインの悲願の優勝
夕庵さん

★卓球のアレを目指してアレとアレ 猛練習と精神力ぞ

よろしくお願いいたします。
返信する
Unknown (みっちっち)
2023-09-15 20:21:01
夕庵さんへの返歌です。

⭐️恥ずかしや夫との写真はペアルック色褪せつつも昭和の家族
夕庵さん

★ お揃ひのテニスルックを目指せども 君はゴルフに 我は卓球
みっちっち

よろしくお願いいたします。
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Unknown (1948219suisen)
2023-09-15 14:08:19
こんにちは

出詠ではありませんが、先ほど短歌における文語と口語について簡単に書きましたので、よろしければ、この記事のアドレスを来週の水曜サロンの記事に載せていただけないかと思います。不都合でしたらボツにしてくださって結構です。出詠はこの記事に詠ってあります歌のうちの適当な歌を選んでいただけたらと思いますが、いずれも即詠ですのでお粗末です。それでもお構いなければ、よろしくお願いいたします。

https://blog.goo.ne.jp/1948219suisen/e/f9c0fc904945e7486e0248a1b2a743e0

アドレスを貼ることをお願いしましたのは文章のままですと字数制限に引っかかると思ってのことです。

あとは、ポエット・M様のご判断にお任せします。

ボツにしていただいても全然気にしませんので、よろしくお願いいたします。
返信する
みっちっちさんへの返歌です (夕庵)
2023-09-15 10:37:43
☆しゃりしゃりと裁ち鋏して母縫ひし我がワンピース今もこの手に     みっちっちさん

★恥ずかしや夫との写真はペアルック 色褪せつつも昭和の家族      夕庵

よろしくお願いします。
返信する
みっちっちさんへの返歌です (夕庵)
2023-09-15 10:17:30
☆父母と酌みし日よ今焼き茄子とよき日本酒とよきぐひ呑みよ           みっちっちさん

★ノンアルコール(ノンアル)で双手をあげて祝杯を 阪神ナインの悲願の優勝    夕庵

よろしくお願いします。
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夕庵さんへ (西BOO)
2023-09-15 07:29:06
早々に、素晴らしい返歌を頂戴し、誠に有難う御座います。
返信する
Unknown (みっちっち)
2023-09-14 21:30:03
tokinosekimoriさんへの返歌です。

⭐️前の世のどこで出会いし不思議なる君との出会い ふと二度見する
tokinosekimoriさん

★京言葉行き交ふ路地の夕風に ふと肩が触れ君と出会ひぬ
みっちっち

よろしくお願いいたします。
返信する
Unknown (みっちっち)
2023-09-14 20:44:01
夕庵さんへの返歌です。

⭐️夏草に玉の露おく散歩道 道案内する秋の蝶飛ぶ
夕庵さん

★木漏れ日に光となりて秋の蝶 時惜しむやに子と睦みあふ
みっちっち

よろしくお願いいたします。
返信する
tokinosekimoriさんへ (ポエット・M)
2023-09-14 19:34:19
tokinosekimoriさん こんばんは。
早々に「水曜サロン」へ出詠頂きありがとうございます。

おっしゃるように、かなりストレートな詠歌ですが・・・。この歌は、虐待によって傷ついた
心の痛みと、それでも感謝日記を書き続けるという強さと希望を詠んだ歌と解釈
させて頂きました。

この歌は、虐待によって傷ついた心を癒すために、感謝の気持ちを大切にするという
作者の強い意志と希望が表現され、虐待によって傷ついた人々にとっても、勇気と
希望を与えてくれる歌となっていると考えます。

また、とても心に響く歌と思います。これからもよろしくお願い致します。
返信する
西BOOさんへ (ポエット・M)
2023-09-14 19:31:53
西BOOさん こんばんは。
「100回記念」のメッセージならびに、「水曜サロン」へ出詠頂きありがとうございます。
おっしゃるように200回記念に向けて、大いに短歌を紡いで参りましょう。

一首目は、秋の風情を美しく表現していますね。「G線上のアリア」は、バッハの曲ですが、
ヴァイオリンのG線だけで演奏できるように編曲されたものですね。
この短歌では、「G線上のアリア」と虫時雨という対照的な音を組み合わせて、秋の夜の静寂と
響きを感じさせています。また、BGMにより古典的な音楽と自然の音を結びつけています。
西BOOさんは意図したかと思いますが、古典と現代、人工と自然という二つの要素を巧みに
調和させて、秋の情感を表現して素敵な歌に仕上がっています。

二首目、「新種の・・・」が今年のトレンド言葉になりつつありますね。このフットワークの良さが
西BOOさんの強みですね。
これからもよろしくお願い致します。
返信する
チョウキチさんへ (ポエット・M)
2023-09-14 19:30:43
チョウキチさん こんばんは。
「100回記念」のメッセージを頂きありがとうございます。

風の盆の胡弓の調べは、しみじみとした哀切さもありますが、おっしゃるように
「心ときめく」音でもありますね。
年齢を超えて、心のときめきはいつまでも大切にしたいですね。
よろしくお願い致します
返信する
水仙さんへ (ポエット・M)
2023-09-14 19:29:16
水仙さん こんばんは。
「100回記念」のメッセージを頂きありがとうございます。

水仙には詠歌の出詠のみでなく、諸々アドバイスも頂き学ばせて頂きました。
これからも、臆することなく大いに出詠して頂ければ嬉しいです。

文字通り、すべての方に開かれた短歌の交流広場、学びの場を皆さんの
力で作って参りたいと思います。それぞれの方が自らを短歌を通して表現できる、
そんな場があっても良いのではないでしょうか。
これからもよろしくお願い致します。
返信する
Kenさんへ (ポエット・M)
2023-09-14 19:27:09
Kenさん こんばんは。
「100回記念」のメッセージ、ならびに「水曜サロン」へ出詠頂きありがとうございます。

おっしゃるように「水曜サロン」が継続できたのは、会員諸氏の「短歌を愛する志の高さ」だと
思います。そしてKenさんをはじめ皆さんの、アドバイスと諸々のご支援の賜物と思っています。
今まで通り、「自由な短歌の交流広場」を皆さんのお力を借り作って行ければと思っています。
これからも、お力をお借りできればと思っています。よろしくお願い致します。

ハルニレテラス遊歩道の散策の情景が、鮮やかに思い浮かびます。
湯川の渓流に注ぐ木漏れ日と、「草木のざわめき」の心地よさが三首の歌に溢れていると
感じます。それぞれの歌にはKenさんの詩人としての感性も表現されていると感じます。
特に「木が鳴くような葉音を立てる」の表現は素敵だと思います。

三首目を少し視点を変えて詠んでみましたが・・・。
★遊歩道吹きぬく風に応えるや 樹も鳴くような葉音を立てて
返信する
Unknown (みっちっち)
2023-09-14 17:05:21
こんにちは
ニ首出詠いたします。

亡き母は洋裁が好きで、私にいつもかわいいワンピースを縫ってくれました。
一気に裁ち鋏で布を裁つのが凄いなあといつも見ていました。

⭐️しやりしやりと裁ち鋏して母縫ひし我がワンピース 今もこの手に

父も母も焼き茄子が好きで、時には日本酒を酌み交わした事もありました。

⭐️父母と酌みし日よ今 焼き茄子とよき日本酒とよきぐひ呑みよ

よろしくお願いいたします。
返信する
西BOOさんへの返歌です (夕庵)
2023-09-14 15:52:49
いまや国民的なNHKの朝のドラマにすっかりはまっています。これから大きな山場を迎えるのでしょうか。初めて見る虫を新種では?と牧野先生よろしく観察眼的に詠まれたのに惹かれました。
 
☆網戸にて見かけぬ虫を発見し「新種の虫や」朝ドラ見過ぎ          西BOOさん

★「らんまん」は朝のルーティンのスタートなら少し苦めの珈琲を入れる    夕庵

よろしくお願いします。
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浅間山明鏡止水さんへの返歌です (夕庵)
2023-09-14 15:39:52
「風の強さを木が鳴くような葉音を立てる」と
素敵な表現されました。
私は少しの風にも木の葉のそよぎを感じました。

☆遊歩道歩いてみれば風が吹き 木が鳴くような葉音を立てる   浅間山明鏡止水さん

★朝夕のベランダに沿う風の道 木々のそよぎに目を細めたり   夕庵

よろしくお願いします。
返信する
今週の詠草です。 (夕庵)
2023-09-14 15:28:38
詞書
9月に入っても日中は30度を超える暑さです。
さすがに朝夕は一陣の風に秋の到来を
感じるようになりました。
あんなに猛暑を疎み秋の来るのを願ったのに
少しの変化に寂びしさを覚えました。

秋に寄せて
☆ようやくに夏の奢りもさめゆきて そよろの風に虫の声きく     夕庵
☆夏草に玉の露おく散歩道 道案内(みちあない)する秋の蝶とぶ   夕庵 
☆過ぎこしの日々思い出す風鈴の 音も寂しや夏の終わりは      夕庵

よろしくお願いします。
返信する
浅間山明鏡止水さん (夕庵)
2023-09-14 15:16:25
返歌をいただきありがとうございました。

「志を高く」に共感しました。
これからもご指導のほどよろしく
お願いします。
返信する
Unknown (tokinosekimori-kitaiwahara)
2023-09-13 19:58:56
たくさんコメントをいただくと、へたながら一首ぐらい投稿したいと思ってしまいます。
今回もいままで同様、ストレートすぎるなと思いながら、投稿します。感謝日記というブログを見て、とても感心しましたので、それから、思いをはせました。

虐待の
心の傷が うずく日も
感謝日記を つづる日々(にちにち)
返信する
100回記念おめでとうございます (西BOO)
2023-09-13 14:32:10
あらためまして100回記念、おめでとうございます。
ポエット・Mさんへの感謝とともに、次の200回に向けて微力を注がせて頂きたいと思います。

さて、早速ですが二首、出詠させて頂きたいと思います。

久々に『G線上のアリア』聴く
BGMは虫時雨にて

久し振りに『G線上のアリア』を聴き、虫の音と調和してより良いと思ったことを詠ませて頂きました。ちなみに聴いたYouTubeは
https://www.youtube.com/watch?v=3JZiZcXf12o

網戸にて見かけぬ虫を発見し
「新種の虫や」朝ドラ見過ぎ

網戸に見かけない虫を発見して「新種の虫や」と言った事が、朝ドラの見過ぎではないかと思ったことを詠ませて頂きました。

よろしくお願いいたします。
返信する
お祝い (チョウキチ)
2023-09-13 12:29:34
素人の私がおこがましいのですが、
風の盆 胡弓の調べ切なくて 踊りにまぎれ君を見つめる
流石です。若さを失った今も心ときめく音です。
100回おめでとうございます。これからも楽しみです。
返信する
返歌 (knsw0805)
2023-09-13 09:06:21
100回記念に寄せて、私は会員諸氏の「短歌を愛する志の高さ」と表現しましたが、夕庵さんも「志ひとつ」と表現された短歌を詠まれました。共感しています。なお「志の高さによって 目標は達成される」は私の人生スローガンでもあります。

☆志ひとつに仲間は集いたり「水曜サロン」はわがオアシスに  

★志の高さによって目標は 達成される水曜サロン
返信する
Unknown (1948219suisen)
2023-09-13 08:47:59
ポエット・Mさま、みなさま

「口語短歌・水曜サロンの会」100回記念おめでとうございます。

これからの益々のご盛会をお祈り申し上げます。

水仙拝
返信する
短歌投稿 (knsw0805)
2023-09-13 06:36:50
Shouさん、おはようございます。
浅間山明鏡止水です。
短歌投稿します。

「詞書」23年9月11日月曜日久しぶりにハルニレテラス遊歩道を散策しました。ハルニレやカラマツの美しさと湯川渓流の素敵さは当然ですが、この日は風が強くて草木のざわめきがとても印象的でした。是非詠んでみたいと思いました。ご指導願います。

ハルニレテラス遊歩道と草木のざわめき

「テラス席椅子から眺める風情には 音楽のような葉擦れの音が」

「毀れ日が雑木林に吸い込まれ 人と織り成す松のざわめき」

「遊歩道歩いて見れば風が吹き 木が鳴くような葉音を立てる」
返信する
謝辞!! (knsw0805)
2023-09-13 06:35:23
100回記念おめでとうございます。

ひとえにShouさんの有形無形の短歌に対する造詣の深さや指導力の賜物ですが、やはり何と言っても会員諸氏の「短歌を愛する志の高さ」だと思います。短歌も「文語短歌」「口語短歌」とさまざまありますが「水曜サロンの会」は一党一派に属さず自由な短歌を目指して発足したものと心得ています。今ではその目標通り素晴らしい会になっているのではないでしょうか?これからも幾久しく「会の志を高く持って」頑張って貰えたらと思います。

最後にShouさん、これからもよろしくお願いします。私はShouさんのブログや短歌に対する姿勢が好きです。
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