過日、一月にしては温かな日差しに恵まれた日。細君と共に、いつもの海岸通りでない、少し負荷のかかる丘陵地への散策に切り替え、観音崎公園へ行って参りました。ここ、観音崎は、私のblogでも度々紹介させて頂いていますので、重複は控えますが、少し触れたいと思います。
「観音崎灯台」
この公園は、東京湾に大きく突き出した観音崎の岬の上に広がる県立公園ですが、海と山の両方の魅力をあわせ持つ自然豊かな公園です。また、砲台跡などの歴史的遺構、観音崎自然博物館や横須賀美術館などの多様な施設もあります。美術館では、昨年人気アニメの企画展を行い、美術館始まって以来の月間来館者数を記録したとのことです。
また、日本最初の洋式燈台である観音埼灯台をはじめ、各種園地、さらに、公園に隣接する海岸では、変化に富んだ自然美あふれる岩場と砂浜での磯遊び・釣り等も楽しめます。
過日は、観音崎公園内にある、なだらかに傾斜した花の広場を訪れましたが、その一角に菜の花が咲き初めていました。未だ蕾も多く一面の菜の花畑とは言えませんが、春を先取りする景観に少し元気をもらいました。ここは、芝生地と並んで花壇も作られており季節の花々が訪れるたびに目を楽しませてくれます。
「咲き初める 菜の花」
そろそろ終焉を迎える山茶花と、咲き初める菜の花、水仙との競演もあり、さらにビオラ、パンジー、藪椿等も咲き盛り冬の寒々しい花の広場に彩りを添えていました。広場を縁取る河津桜の花芽も膨らみ、開花の兆しも見えます。
「浦賀水道(東京湾)を行きかう船舶 対岸は房総半島」
そんな風景を眺めながら、標高差70m程の丘陵散策と、海辺で船舶のシップウォッチングを楽しみ、歩数8,000歩ほどの散策を終えました。平坦な海岸道路と比べそれなりに足への負荷もあり、結構な疲れを感じましたが、心地よい疲労感でした。