鎌倉、江の島、箱根という周辺の観光地はいずこも人波と車で大混雑との報道に触れ、
新型コロナ感染症も依然高止まり状態にあることから、これら観光地へ出かけることは
控えていました。
「ジャーマンアイリス」
日ごろの散歩の延長で、近間にあります「横須賀しょうぶ園」に藤の花の見学に細君共々
出かけてきました。連休の谷間のウイークデーでしたが、多くの人出もあり、また
小学生の社会見学等もあり、かなりの混雑でした。
この「しょうぶ園」は、かつてのブログにも記しましたが、日本有数の規模を誇る、
広さ7000平方mのしょうぶ田に5月下旬から7月上旬にかけて、およそ412品種14万株の
花しょうぶが次々と花開き、正に花しょうぶに埋め尽くされます。
また、4月下旬から5月上旬の今の季節、11品種約250本の藤が園内中央の斜面一帯に
次々開花し、園内は藤のさわやかな香りに包まれます。
私たちが訪ねた日は、紫系の一重の藤は既に散り、八重の「黒龍藤」と、白の「白野田藤」が
丁度見ごろを迎えていました。細君共々園内の散策がてら藤や石楠花をゆったりと眺めつつ、
藤の香りを楽しみました。また、デジイチスケッチも行い、出店で草餅や赤飯を求め
屋外席で美味しく頂きました。
「八重黒龍藤」
このような時にも、ウクライナの惨状が頭をよぎり、気分も塞ぎ気味になりますが、
緑に溢れた里山のオゾンに満ちた空気を十分に味わうことが出来ました。
「白野田藤」
即興ですが、一首詠みましたので掲載いたします。
☆里山に藤の香あふれ のどかなり かの国の民 思えば辛く
新型コロナ感染症も依然高止まり状態にあることから、これら観光地へ出かけることは
控えていました。
「ジャーマンアイリス」
日ごろの散歩の延長で、近間にあります「横須賀しょうぶ園」に藤の花の見学に細君共々
出かけてきました。連休の谷間のウイークデーでしたが、多くの人出もあり、また
小学生の社会見学等もあり、かなりの混雑でした。
この「しょうぶ園」は、かつてのブログにも記しましたが、日本有数の規模を誇る、
広さ7000平方mのしょうぶ田に5月下旬から7月上旬にかけて、およそ412品種14万株の
花しょうぶが次々と花開き、正に花しょうぶに埋め尽くされます。
また、4月下旬から5月上旬の今の季節、11品種約250本の藤が園内中央の斜面一帯に
次々開花し、園内は藤のさわやかな香りに包まれます。
私たちが訪ねた日は、紫系の一重の藤は既に散り、八重の「黒龍藤」と、白の「白野田藤」が
丁度見ごろを迎えていました。細君共々園内の散策がてら藤や石楠花をゆったりと眺めつつ、
藤の香りを楽しみました。また、デジイチスケッチも行い、出店で草餅や赤飯を求め
屋外席で美味しく頂きました。
「八重黒龍藤」
このような時にも、ウクライナの惨状が頭をよぎり、気分も塞ぎ気味になりますが、
緑に溢れた里山のオゾンに満ちた空気を十分に味わうことが出来ました。
「白野田藤」
即興ですが、一首詠みましたので掲載いたします。
☆里山に藤の香あふれ のどかなり かの国の民 思えば辛く
この良い季節にも逃げ惑っている人のいることを思えば、苦しくなります。人はその苦しみの中におかれたことがなければ、なかなか共感しがたいものだと思いますが、藤の花の香りのリアルを詠いながら、同時に戦火を逃げ惑っている人々の存在を浮き立たせて秀歌と存じます。
コメント頂きありがとうございます。
「里山に藤の香あふれ のどかなり かの国の民思えば辛く」の歌評をして頂き
さらに、「秀歌」とのお言葉には恐縮しています。
国連が機能不全に陥り、ウクライナへの侵略戦争を止められない状況に日々、
歯がゆさと辛さを感じております。こんな時に私たちとして出来ることは、
辛い状況に晒されている人々の存在を忘れないこと、また連帯と応援の想いを
何らかの形で表明することだと考えています。こんな想いを詠歌に込めてみました。
これからもよろしくお願いします。
深緑 若葉 そして 農作業。
人も自然も動きだしています。