四季の彩り

季節の移ろい。その四季折々の彩りを、
写真とエッセーでつづって参ります。
お立ち寄り頂ければ嬉しいです。

冠雪した富士山

2021年12月11日 21時08分16秒 | 短歌
過日、久しぶりに晴れ渡る空の蒼さに誘われて、観音崎公園に散策を兼ねて
行ってまいりました。

途中東京湾に突き出た岬から、冠雪した富士山を眺めることが出来ました。
横須賀から東京湾を挟んで富士山が眺められる不思議を、当初は理解できません
でしたが、今はすっかりおなじみの景観になっています。




今回は観音崎で、未だ咲く皇帝ダリアと草原、さらに東京湾の上にそびえる富士山の
写真を中心に載せたいと思います。


なお、森の静寂の中で、落ち葉を踏む音が木霊するかのように響き、なぜか荘厳な
想いに包まれましたが、そんな様子を詠ってみました。

 ☆冬の森 妻と歩むも木霊して 落ち葉踏みつつ陽だまりさがし
 ☆草原をわたる風にも潮の香の 微かにまぎれ冬も迫るや
 ☆小春日に妻と歩める岬森 木漏れ日に浮く 椿くれない

コメント (17)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「口語短歌・水曜サロンの会... | トップ | 「口語短歌・水曜サロンの会... »
最新の画像もっと見る

17 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (risukurumi48)
2021-12-11 21:45:15
リコです
「潮の香も」と並列にすると印象が弱くなりませんか?
「潮の香の」の方がスッキリすると思いますがいかがでしょうか
返信する
浅間山明鏡止水です (knsw0805)
2021-12-11 21:54:06
こんばんは。
やはり富士山の景色は格別ですね。
そして雪景色は特に素敵です。心底そう思います。
葉山柴崎海岸通りにいた時は11月時分から、快晴の日は毎日マンションより眺めていました。そういった意味では懐かしいです。浅間山も素敵ですが富士山の綺麗さ、雄大さには敵いません。富士は日本一の山です。
返信する
「潮の香の」 (ポエット・M)
2021-12-11 21:56:46
りこさん こんばんは。

早速、ブログに眼を止めて頂きありがとうございます。

おっしゃる通りですね。「潮の香の」表現の方がすっきりしますね。
即興で載せましたが、推敲が必要ですね。ありがとうございました。

 ☆草原をわたる風にも潮の香の 微かにまぎれ冬も迫るや
返信する
浅間山は故郷の象徴 (ポエット・M)
2021-12-11 22:04:06
Kenさん  こんばんは。

早速にコメント頂きありがとうございます。

葉山海岸からの富士山も格別ですね。
特に「裕次郎灯台」を背景にした富士山は、絵になりますね。

浅間山は、麓まで雪に覆われていると思いますが、私にとっては、浅間山は故郷の象徴でもあります。

なお、富士山の写真は時々掲載させて頂きます。
返信する
Unknown (risukurumi48)
2021-12-12 06:05:00
リコです、
お尋ねします
貴方は「妻」と良く詠まれますが、記録としての追憶なら「妻」も良いですが、現在進行形は「君」と詠んで、誰と一緒だったかなと「友人、会社の人、娘かな」と読者に想像させるのも文学だと思いますが
貴方はどんな使い分けをして見えますか?
返信する
フォローありがとうございます。 (momohakase)
2021-12-12 08:30:47
富士山が見えると未だに子供のように「富士山だー!」となってしまいます。
今後ともよろしくお願いします。
返信する
Unknown (Unknown)
2021-12-12 11:12:56
クロママです。良いお天気ですね?
面倒ですが、一句追加をお願いします。

*ゆく秋の
名残惜しむか
もみじ葉は
燃やし尽くして
艶やかに舞う
ご教示ください🙇
返信する
物語を想像して (ポエット・M)
2021-12-12 11:42:33
リコさん こんにちは。
アドバイス頂き、ありがとうございます。

かつて私も、友人や、細君を含めて三人称の女性たちを「君」と詠んでいた時期がありました。
しかし、歌会等で要らぬ誤解を受けることもあり、
細君については「妻」と
表現するようになりました。

おっしゃるように、ミステリアスな表現は読者に、物語を想像して頂ける
良さもありますが・・・、少し検討してみたいと思います。
返信する
映像の冴えた切り取り (ポエット・M)
2021-12-12 11:43:54
momohakaseさん こんにちは。
こちらこそよろしくお願い致します。

momohakaseさんの映像の冴えた切り取り方と、美しさにいつも感嘆しております。
特に紅葉の撮り方は、学ぶもの大です。

これからも宜しくお願い致します。
返信する
短歌の進化が楽しみ (ポエット・M)
2021-12-12 11:51:41
クロママさん こんにちは。
追加で出詠して頂きありがとうございます。

出詠歌は、クロママさんのブログで拝見し、素敵な短歌と思っておりました。
この短歌も含めて、三首を「水曜サロン」には、掲載させて頂きますね。

クロママさんの短歌の進化が楽しみです。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

短歌」カテゴリの最新記事