四季の彩り

季節の移ろい。その四季折々の彩りを、
写真とエッセーでつづって参ります。
お立ち寄り頂ければ嬉しいです。

第二部「口語短歌・水曜サロンの会」(その156 ネット歌会)

2024年11月06日 05時28分19秒 | 短歌

第二部「口語短歌・水曜サロンの会」(その156 ネット歌会)
            短歌の返歌を歓迎します!!

 ☆☆☆ 楽しく、和やかな短歌の交流広場を目指したいと思います。
 ☆☆☆ 返歌の投稿と共に、投稿歌の歌評、感想、ご意見等もお寄せください。
 ☆☆☆ 「ネット歌会」について
      「ネット歌会」は、「お題」を決めて短歌を詠みあうという方式では
      なく、「水曜サロン」へ掲載された、各位の歌に対して「返歌」する
      という自然発生的な歌会です。従って掲載された歌の中に自分に響く
      ものがありましたら、それへの返歌として大いに詠んで頂き第二部の
      コメント欄に記入して頂ければ幸いです。


     「秋薔薇 コケットロマンチカ」

☆------------☆ 「ネット歌会」開始 ☆-----------☆
  「ネット歌会」として展開された詠歌を掲載致します。
    注) ☆:元歌  ★:返歌

☆出不精で中古の8Kテレビ買う 臨場感の圧巻たるや 
                         西BOOさん
★大型のテレビに映るアップの顔  生きこし歴史の見え隠れする 
                         夕庵さん
★百歳で現役の医者映りたる 老いても尚且つ命を助けむ  
                         西BOOさん
★百歳(ひゃく)にして命とむきあう現役の医師は医学の鑑とせむや
                         夕庵さん

☆公園の銀杏落葉に みどりごの 初めの一歩ゆるりさくりと 
                         みっちっちさん
★園児らは銀杏落ち葉を両の手に掬いて散らす公園散歩    
                         夕庵さん
★公園にベビーカー押す母と子へ きらきらと散る銀杏の光
                         みっちっちさん
★見はるかす天守閣より城内は 黄の大銀杏と桜紅葉
                         夕庵さん
★見はるかす淡路島へと続く橋 家族と徒歩で渡りし春よ
                         みっちっちさん


     「花の野コスモス」

☆朝寒の郵便受けはちらしのみ 君のさよなら確かめて居る   
                         みっちっちさん
★バス停の赤いポストは淋しそう 散歩の犬もそっぽをむいて 
                         夕庵さん
★秋晴の村の外れの赤ポスト 色鳥戯れて小犬はしゃげり
                         みっちっちさん
★思わずも祈りを込めて投函す ポストは知るやはかな想いを 
                         夕庵さん
★幾たびも書ひては消して ポスト前 また逡巡す恋文とふは
                         みっちっちさん
★ほんわかと思い出すさえ懐かしき 「あさきゆめみし」読み終えし 今
                         夕庵さん
★許されぬ恋は義母なり 光る君 今も読み継ぐ永遠(とは)の哀しみ
                         みっちっちさん
★人恋いて時代(とき)は変われど永遠に 苦しみのはて相聞歌生む     
                         夕庵さん
★君恋ひて苦しみあれど 世を繋ぐ文学読めば想ひは深し
                         みっちっちさん
★この恋を歌に託して詠むうちに なお深くする恋情ひとつ   
                         夕庵さん
★歌詠むは己れの心覗くこと 悲喜交々の恋情深し
                         みっちっちさん
★心裡 穏やかならぬため息を 宇治川(かわ)に放てどいやます恋慕
                         夕庵さん

☆------------☆ 「ネット歌会」了 ☆------------☆


     「未だ咲く酔芙蓉 八重」

【運営にあたって】
 (1) 投稿期間は、原則として毎週水曜日から翌週火曜日17:00までと致します。
    なお、変更がある場合は、その都度ご連絡致します。
 (2) 「水曜サロン」に掲載された短歌への返歌を「第二部」のコメント欄へ
    投稿願います。出詠頂いた返歌は、そのまま掲載します。
 (3) 口語短歌を基本としますが、文語混じりでも構いません。
    仮名遣いは新仮名遣いとし、旧仮名遣いは極力避けて頂ければ幸いです。
 (4) 作者名は投稿頂いたペンネーム等を、そのまま掲載します。
 (5) 掲載順序は原則、本ブログのコメント欄への到着順と致します。
 (6) 掲載された短歌の著作権は、投稿者に帰属します。
                     了

 


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32 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
みっちっちさんへの返歌です ( 夕庵)
2024-11-06 20:07:32
こんばんは。

☆音もなく光を散らし銀杏散る ひらり野点の紅き傘へと        みっちっちさん

★文庫本持ちてカフェに寛ぎぬ 公孫樹の見えるわが指定席       夕庵

よろしくお願いします。       
返信する
西BOOさんへの返歌です ( 夕庵)
2024-11-06 20:19:55
こんばんは。

☆霜月といえど夏日が訪れる 山は紅染む気配なし                 西BOOさん               

★立冬を迎えようやく紅葉(もみじ)して 富士の高嶺に初雪の見ゆ         夕庵

よろしくお願いします。
返信する
ポエット・Mさんへの返歌です ( 夕庵)
2024-11-06 20:37:25
こんばんは。

☆コスモスは花野を覆い風呼ぶも 炎暑をしのぎ匂い立つがに        ポエット・Mさん

★花の丘コスモス素風に揺れにゆれ あるがままにとわれに寄り添う     夕庵

よろしくお願いいたします。
返信する
Unknown (みっちっち)
2024-11-06 22:15:21
こんばんは
夕庵さんへの返歌です

⭐️文庫本持ちてカフェに寛ぎぬ 公孫樹の見えるわが指定席
夕庵さん

★彩りの光に染まり銀杏散る 火灯し頃のテラス席へと
みっちっち

よろしくお願いいたします
返信する
夕庵さんへの返歌です (ポエット・M)
2024-11-07 08:36:21
おはようございます。
夕庵さんへの返歌です。

☆花の丘コスモス素風に揺れにゆれ あるがままにとわれに寄り添う     夕庵さん

★あるかなき風に揺れいるコスモスの 君に寄りそい なにを語るや     ポエット・M
よろしくお願い致します。
返信する
夕庵さんへ (西BOO)
2024-11-07 08:38:45
おはようございます。
早々に、素晴らしい返歌を頂戴し、誠に有難う御座います。返歌を詠ませて頂きたいと思います。

☆立冬を迎えようやく紅葉(もみじ)して 富士の高嶺に初雪の見ゆ  夕庵さん

★「秋まだか」思えば突然冬が来て もう師走まで1ヶ月きる  西BOO

よろしくお願い致します。
返信する
西BOOさんへの返歌です ( 夕庵)
2024-11-07 09:56:19
おはようございます。

☆「秋まだか」思えば突然秋が来て もう師走まで1ヶ月切る

★突然の秋の気配に驚きぬ お昼はふうふう釜揚げうどん

よろしくお願いいたします。
返信する
ポエット・Mさんへの返歌です ( 夕庵)
2024-11-07 10:00:49
おはようございます。

☆あるかなき風に揺れいるコスモスの 君に寄りそい何を語るや       ポエット・Mさん

★ふりむけば いつもあなたは傍にいた コスモスの束高く掲げて      夕庵

よろしくお願いいたします。
返信する
みっちっちさんへの返歌です ( 夕庵)
2024-11-07 10:03:55
おはようございます。

☆彩りの光に染まり銀杏散る 火灯し頃のテラス席へと          みっちっちさん

★ぼんやりと君の横顔照らし出す 手には銀杏一粒乗せて         夕庵

よろしくお願いいたします。
返信する
夕庵さんへの返歌です (ポエット・M)
2024-11-07 14:37:42
こんにちは。
夕庵さんへの返歌です。

☆ふりむけば いつもあなたは傍にいた コスモスの束高く掲げて      夕庵さん

★コスモスの束を掲げてふりむけば 君は花野の蝶と戯れ          ポエット・M
よろしくお願い致します。
返信する

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