第二部「口語短歌・水曜サロンの会」(その156 ネット歌会)
短歌の返歌を歓迎します!!
☆☆☆ 楽しく、和やかな短歌の交流広場を目指したいと思います。
☆☆☆ 返歌の投稿と共に、投稿歌の歌評、感想、ご意見等もお寄せください。
☆☆☆ 「ネット歌会」について
「ネット歌会」は、「お題」を決めて短歌を詠みあうという方式では
なく、「水曜サロン」へ掲載された、各位の歌に対して「返歌」する
という自然発生的な歌会です。従って掲載された歌の中に自分に響く
ものがありましたら、それへの返歌として大いに詠んで頂き第二部の
コメント欄に記入して頂ければ幸いです。
「秋薔薇 コケットロマンチカ」
☆------------☆ 「ネット歌会」開始 ☆-----------☆
「ネット歌会」として展開された詠歌を掲載致します。
注) ☆:元歌 ★:返歌
☆出不精で中古の8Kテレビ買う 臨場感の圧巻たるや
西BOOさん
★大型のテレビに映るアップの顔 生きこし歴史の見え隠れする
夕庵さん
★百歳で現役の医者映りたる 老いても尚且つ命を助けむ
西BOOさん
★百歳(ひゃく)にして命とむきあう現役の医師は医学の鑑とせむや
夕庵さん
☆公園の銀杏落葉に みどりごの 初めの一歩ゆるりさくりと
みっちっちさん
★園児らは銀杏落ち葉を両の手に掬いて散らす公園散歩
夕庵さん
★公園にベビーカー押す母と子へ きらきらと散る銀杏の光
みっちっちさん
★見はるかす天守閣より城内は 黄の大銀杏と桜紅葉
夕庵さん
★見はるかす淡路島へと続く橋 家族と徒歩で渡りし春よ
みっちっちさん
「花の野コスモス」
☆朝寒の郵便受けはちらしのみ 君のさよなら確かめて居る
みっちっちさん
★バス停の赤いポストは淋しそう 散歩の犬もそっぽをむいて
夕庵さん
★秋晴の村の外れの赤ポスト 色鳥戯れて小犬はしゃげり
みっちっちさん
★思わずも祈りを込めて投函す ポストは知るやはかな想いを
夕庵さん
★幾たびも書ひては消して ポスト前 また逡巡す恋文とふは
みっちっちさん
★ほんわかと思い出すさえ懐かしき 「あさきゆめみし」読み終えし 今
夕庵さん
★許されぬ恋は義母なり 光る君 今も読み継ぐ永遠(とは)の哀しみ
みっちっちさん
★人恋いて時代(とき)は変われど永遠に 苦しみのはて相聞歌生む
夕庵さん
★君恋ひて苦しみあれど 世を繋ぐ文学読めば想ひは深し
みっちっちさん
★この恋を歌に託して詠むうちに なお深くする恋情ひとつ
夕庵さん
★歌詠むは己れの心覗くこと 悲喜交々の恋情深し
みっちっちさん
★心裡 穏やかならぬため息を 宇治川(かわ)に放てどいやます恋慕
夕庵さん
☆------------☆ 「ネット歌会」了 ☆------------☆
「未だ咲く酔芙蓉 八重」
【運営にあたって】
(1) 投稿期間は、原則として毎週水曜日から翌週火曜日17:00までと致します。
なお、変更がある場合は、その都度ご連絡致します。
(2) 「水曜サロン」に掲載された短歌への返歌を「第二部」のコメント欄へ
投稿願います。出詠頂いた返歌は、そのまま掲載します。
(3) 口語短歌を基本としますが、文語混じりでも構いません。
仮名遣いは新仮名遣いとし、旧仮名遣いは極力避けて頂ければ幸いです。
(4) 作者名は投稿頂いたペンネーム等を、そのまま掲載します。
(5) 掲載順序は原則、本ブログのコメント欄への到着順と致します。
(6) 掲載された短歌の著作権は、投稿者に帰属します。
了
☆音もなく光を散らし銀杏散る ひらり野点の紅き傘へと みっちっちさん
★文庫本持ちてカフェに寛ぎぬ 公孫樹の見えるわが指定席 夕庵
よろしくお願いします。
☆霜月といえど夏日が訪れる 山は紅染む気配なし 西BOOさん
★立冬を迎えようやく紅葉(もみじ)して 富士の高嶺に初雪の見ゆ 夕庵
よろしくお願いします。
☆コスモスは花野を覆い風呼ぶも 炎暑をしのぎ匂い立つがに ポエット・Mさん
★花の丘コスモス素風に揺れにゆれ あるがままにとわれに寄り添う 夕庵
よろしくお願いいたします。
夕庵さんへの返歌です
⭐️文庫本持ちてカフェに寛ぎぬ 公孫樹の見えるわが指定席
夕庵さん
★彩りの光に染まり銀杏散る 火灯し頃のテラス席へと
みっちっち
よろしくお願いいたします
夕庵さんへの返歌です。
☆花の丘コスモス素風に揺れにゆれ あるがままにとわれに寄り添う 夕庵さん
★あるかなき風に揺れいるコスモスの 君に寄りそい なにを語るや ポエット・M
よろしくお願い致します。
早々に、素晴らしい返歌を頂戴し、誠に有難う御座います。返歌を詠ませて頂きたいと思います。
☆立冬を迎えようやく紅葉(もみじ)して 富士の高嶺に初雪の見ゆ 夕庵さん
★「秋まだか」思えば突然冬が来て もう師走まで1ヶ月きる 西BOO
よろしくお願い致します。
☆「秋まだか」思えば突然秋が来て もう師走まで1ヶ月切る
★突然の秋の気配に驚きぬ お昼はふうふう釜揚げうどん
よろしくお願いいたします。
☆あるかなき風に揺れいるコスモスの 君に寄りそい何を語るや ポエット・Mさん
★ふりむけば いつもあなたは傍にいた コスモスの束高く掲げて 夕庵
よろしくお願いいたします。
☆彩りの光に染まり銀杏散る 火灯し頃のテラス席へと みっちっちさん
★ぼんやりと君の横顔照らし出す 手には銀杏一粒乗せて 夕庵
よろしくお願いいたします。
夕庵さんへの返歌です。
☆ふりむけば いつもあなたは傍にいた コスモスの束高く掲げて 夕庵さん
★コスモスの束を掲げてふりむけば 君は花野の蝶と戯れ ポエット・M
よろしくお願い致します。