四季の彩り

季節の移ろい。その四季折々の彩りを、
写真とエッセーでつづって参ります。
お立ち寄り頂ければ嬉しいです。

第二部「口語短歌・水曜サロンの会」(その171 ネット歌会)

2025年03月12日 05時05分56秒 | 短歌

第二部「口語短歌・水曜サロンの会」(その171 ネット歌会)
            短歌の返歌を歓迎します!!

 ☆☆☆ 楽しく、和やかな短歌の交流広場を目指したいと思います。
 ☆☆☆ 返歌の投稿、投稿歌の歌評、感想、ご意見等もお寄せください。

 ☆☆☆ 「ネット歌会」の「返歌」について
      「ネット歌会」は、「お題」を決めて短歌を詠みあうという方式では
      なく、「水曜サロン」へ掲載された、各位の歌に対して「返歌」する
      という自然発生的な歌会です。従って掲載された歌の中で自分に響く
      ものがありましたら、それへの返歌として大いに詠んで頂き第二部の
      コメント欄に記入して頂ければ幸いです。飛び入り歓迎です。


     「咲き盛る 河津桜」

☆------------☆ 「ネット歌会」開始 ☆-----------☆
  「ネット歌会」として展開された詠歌を掲載致します。
    注) ☆:元歌  ★:返歌

☆陽春の庭に出でれば紋白蝶 梅が咲いたと触れ廻るなり
                         西BOOさん
★梅が枝に飛び交うメジロの賑々し チーチー囀る甘き求愛
                         夕庵さん
★野良猫かメジロ滅多に顔みせぬ 椿に梅が咲き誇れども
                         西BOOさん
★満開の梅の花の愛しさよ より来るメジロもおなじに愛し
                         夕庵さん

☆闘病の妣へパジャマを買ひしこと 小花模様の春色哀し 
                         みっちっちさん
★吾の縫いしスカートにそっと足通す 和服ばかりの亡母の日常
                         夕庵さん
★クローバー探す少女ら原っぱに スカートの円丸くして春
                         みっちっちさん
★嫩葉萌ゆ 原野にうち出寝転べば 雲雀は高く空に消えたり
                         夕庵さん
★天平の鴟尾かがやきて 揚雲雀 天心目指し声高々と
                         みっちっちさん
★うららかな春の日差しの草原に 「チュルリ・ピチュリ」とヒバリの飛翔
                         夕庵さん
★春空へ大ホームラン 少年を称ふるやうに雲雀の飛翔
                         みっちっちさん
★誉めて子の指導する監督に 叱る・体罰 頭にあらず 
                         夕庵さん

     「咲き初める 白梅」

☆春月のやはらに妣のこころ見ゆ 吾(あ)に降りそそぐ孤高の光
                         みっちっちさん
★白梅はぽこぽこ咲きて春を呼ぶ 洞ふたつ持つ孤高の盆栽
                         夕庵さん
★かざす手に日の濃く淡く 白梅のはち切れさうな蕾数へて
                         みっちっちさん
★風雪に耐えて開きぬ白梅に 光やさしくエールを送る 
                         夕庵さん
★花街のちさき稲荷のしだれ梅 手をはんなりと舞妓祈りぬ
                         みっちっちさん
★梅園の野点の席にあでやかな 舞妓の笑みてにおう春風
                         夕庵さん
★華やぎの花見小路に 舞妓らの 銀のかんざし春風に揺れ
                         みっちっちさん
★訪ねしは石塀小路の曲がり道 ぼんぼり淡し横顔寂し
                         夕庵さん
★花街の曲がり角にて肩触れし 横顔いづこで会ひしデジャブか
                         みっちっちさん
★花街の笑顔の外人青年は 日本文化に感銘しきり
                         夕庵さん
★外人の浴衣姿は靴履きて 裾は短く胸ははだけて
                         みっちっちさん
★身の軽くスニーカー履きて春の町 五感ふるわす発見あるやも
                         夕庵さん

☆果て知らぬ悲しみ癒えぬ日々の中 君ら逝きたる 春巡り来る
                         ポエット・M
★震災を乗り越え建てた家々に 靡く山火事容赦を見せぬ
                         西BOOさん
★悔しさも辛き想いも秘めきたる 今また襲う 無念山火事
                         ポエット・M

☆悔しさも辛き想いも秘め来たる 今また襲う 無念山火事
                         ポエット・M
☆山火事は自然の甚振り雨降りて 鎮火宣言なるも痛まし
                         夕庵さん
★山火事に 地震・津波と幾たびを われらを試す 天地の神は
                         ポエット・M
★ふたたびの災害なるも夢でなし かける言葉も浮かびもせずに
                         夕庵さん

☆------------☆ 「ネット歌会」了 ☆------------☆


     「咲き初める 椿」

【運営にあたって】
 (1) 投稿期間は、原則として毎週水曜日から翌週火曜日17:00までと致します。
    なお、変更がある場合は、その都度ご連絡致します。
 (2) 「水曜サロン」に掲載された短歌への返歌を「第二部」のコメント欄へ
    投稿願います。出詠頂いた返歌は、そのまま掲載します。
 (3) 口語短歌を基本としますが、文語混じりでも構いません。
    仮名遣いは新仮名遣いとし、旧仮名遣いは極力避けて頂ければ幸いです。
 (4) 作者名は投稿頂いたペンネーム等を、そのまま掲載します。
 (5) 掲載順序は原則、本ブログのコメント欄への到着順と致します。
 (6) 掲載された短歌の著作権は、投稿者に帰属します。
                     了


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2 コメント

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西BOOさんへの返歌です (ポエット・M)
2025-03-12 19:12:08
こんばんは。
西BOOさんへの返歌です。

☆山中にひっそりと咲く木蓮に 誰に聞いたか写真家集う    西BOOさん

★青空に串さす如く木蓮の 白きつぼみの まとう凛々しさ  ポエット・M
よろしくお願いいたします。
返信する
ポエット・Mさんへ (西BOO)
2025-03-12 16:36:49
こんにちは。
返歌を詠ませて頂きたいと思います。

☆澄みわたる空に伸びるや木蓮の ためらい開く白き花びら  ポエット・Mさん

★山中にひっそりと咲く木蓮に 誰に聞いたか写真家集う  西BOO
※写している写真家の人に聞いてみると、その木蓮の写真で誰かが賞を取られたとのことでした。

よろしくお願い致します。
返信する

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