四季の彩り

季節の移ろい。その四季折々の彩りを、
写真とエッセーでつづって参ります。
お立ち寄り頂ければ嬉しいです。

第二部「口語短歌・水曜サロンの会」(その169 ネット歌会)

2025年02月26日 05時49分28秒 | 短歌

第二部「口語短歌・水曜サロンの会」(その169 ネット歌会)
            短歌の返歌を歓迎します!!

 ☆☆☆ 楽しく、和やかな短歌の交流広場を目指したいと思います。
 ☆☆☆ 返歌の投稿、投稿歌の歌評、感想、ご意見等もお寄せください。

 ☆☆☆ 「ネット歌会」の「返歌」について
      「ネット歌会」は、「お題」を決めて短歌を詠みあうという方式では
      なく、「水曜サロン」へ掲載された、各位の歌に対して「返歌」する
      という自然発生的な歌会です。従って掲載された歌の中で自分に響く
      ものがありましたら、それへの返歌として大いに詠んで頂き第二部の
      コメント欄に記入して頂ければ幸いです。飛び入り歓迎です。


     「咲き初める 河津桜」

☆------------☆ 「ネット歌会」開始 ☆-----------☆
  「ネット歌会」として展開された詠歌を掲載致します。
    注) ☆:元歌  ★:返歌

☆インフルとコロナの両方陽性に 君三週目ようやく完治す
                         西BOOさん
★全快の病の後の楽しみは 花咲く春の待たれるものを
                         夕庵さん

☆雨水とて第二寒波が到来す 能登に大雪心が痛む
                         西BOOさん
★豪雪に悩まされつもこの土地を 捨てることなどさらさらないと
                         夕庵さん

☆スーパーの値引きタイムを狙ってる 手慣れたカートのサラリーマンも 
                         夕庵さん
★スーパーの値引きタイムの前日は 朝一番の天気をチェック 
                         西BOOさん
★値引きなら楽しみにして今夜こそ 海鮮丼の材料を買う
                         夕庵さん
★ご近所で6時値引きと聞くけれど 最後頼みは生協宅配
                         西BOOさん
★ありがたき生協宅配値上がるも 雨にも風にも届く確かさ
                         夕庵さん

☆夕照の丘に登れば くれなゐの雲流れゆく春の瀬戸内
                         みっちっちさん
★瀬戸内の小島も潮の流れかも 浅蜊も昆布も獲れなくなりぬ
                         夕庵さん
★春風に吹かれランナー駆け抜ける 瀬戸内めぐるマラソンロード
                         みっちっちさん
★瀬戸内の島巡りする春の日の 波はきららに光清かに 
                         夕庵さん
★さざ波の光のかけら くれなゐに 春夕の海 飽かず眺めむ
                         みっちっちさん
★立ち尽くす春夕の海父と子の 夢を語りて影絵のごとし
                         夕庵さん
★晴れやかにキャッチボールの父と子の 掛け声響く春夕の原
                         みっちっちさん
★寝る前に何でもないことラインする キャッチボールのスタンプばかり
                         夕庵さん
★次々に会話弾みて長電話 楽しきもまた 疲れしもあり
                         みっちっちさん
★会えずともビデオ電話で知るひ孫 食べた・歩いた・もう走ってる
                         夕庵さん

     「如月に咲く 白梅」

☆手鏡のうすき埃のそと拭けど 朝の我が顔ぼうとして春
                         みっちっちさん
★手に取りて鏡かざせば嘘のない 女の年輪刻む哀しさ
                         夕庵さん
★わくわくと楽しき時は笑ひ皺 なんて構はず わははと笑はむ
                         みっちっちさん
★笑い皺多い人ほどしあわせと 三面鏡に数えてみたり
                         夕庵さん
★三面鏡 右は泣き顔 左には 幾つの顔や春昼の夢
                         みっちっちさん
★春昼の夢楽しきよ花いちもんめ あの子もこの子も息災なるや
                         夕庵さん
★夕照の下校道にて初恋や 夢を語りし友の笑顔よ
                         みっちっちさん
★ランドセルの色も鮮やか子供らの 夢を育てる個性の光る
                         夕庵さん
★三叉路に別れて友のランドセル 角曲がるまで ちさく弾みて
                         みっちっちさん
★宝物いっぱいにした鞄あり 岐路に迷いしは夢のごとしよ
                         夕庵さん
★少年は数多の夢をリュックへと詰めて都会へ旅立つ春日
                         みっちっちさん
★非常用リュックの中身を点検す 消費期限の切れた缶詰 
                         夕庵さん

☆移り香の気配まとうか蝋梅の 梢のはてに スノームーン浮く
                         ポエット・M
★香木の残り香ほのと漂わせ 姿よき女(ひと)楚々と行きすぐ
                         夕庵さん
★焚き込めし香木の香よ そこはかと 漂いくるも もてなしと受く
                         ポエット・M
★香木の観音像に朝夕の 祈りの時は 心無にして
                         夕庵さん
★暁闇の祈りの場にも漂うや 観音像の香木の香よ
                         ポエット・M
★仏像を彫ってみようと白檀を 求めしままに幾年も過ぐ
                         夕庵さん
★木像は彫りたる己映すがに 姿おもざし露わに晒す
                         ポエット・M
★ほの暗き御堂に立てば真達羅は われを諭すか背を強く打つ
                         夕庵さん
★真達羅(しんだら)は薬師如来の守り神 武器を持たずに「専守」を旨と
                         ポエット・M
★真達羅はわが寅年の守り神 新薬師寺に 御朱印を受く
                         夕庵さん
★御朱印の墨跡すがし薬師寺の 仏の教え 帰依促すや 
                         ポエット・M
★過ぎ去りし新薬師寺での同期会 十二神将にみな会いたしと
                         夕庵さん
★いきりたつ十二神将のかんばせに 深き哀しみ 滲むかに浮く
                         ポエット・M
★拉致された子の歳数える毎日よ 深き哀しみ母は老いたり 
                         夕庵さん
★国の闇 ここにも覗く拉致被害 母のみ胸に いつ帰れるや
                         ポエット・M
★哀れ母 少女の頃の写真抱き 待ち焦がれつつ いつか白髪
                         夕庵さん
★焦がれつつ未だ帰えりを待つ母の 温きみ胸に 帰して欲しい 
                         ポエット・M
★夢ならば覚めてもほしき拉致憎し 年月ばかりが無為に流れぬ
                         夕庵さん
★拉致と言う国策憎し かの国の 犯罪未だ糺されぬまま
                         ポエット・M
★拉致しかり領土侵害許せない 平和はかくも尊きものを 
                         夕庵さん

☆------------☆ 「ネット歌会」了 ☆------------


     「咲き盛る 河津桜」

【運営にあたって】
 (1) 投稿期間は、原則として毎週水曜日から翌週火曜日17:00までと致します。
    なお、変更がある場合は、その都度ご連絡致します。
 (2) 「水曜サロン」に掲載された短歌への返歌を「第二部」のコメント欄へ
    投稿願います。出詠頂いた返歌は、そのまま掲載します。
 (3) 口語短歌を基本としますが、文語混じりでも構いません。
    仮名遣いは新仮名遣いとし、旧仮名遣いは極力避けて頂ければ幸いです。
 (4) 作者名は投稿頂いたペンネーム等を、そのまま掲載します。
 (5) 掲載順序は原則、本ブログのコメント欄への到着順と致します。
 (6) 掲載された短歌の著作権は、投稿者に帰属します。
                     了


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