立春から雨水に至る日々を含む如月は、「光の春」とも
言われています。
「春は名のみ」の未だ寒冷の日々ではありますが、日差しの
煌めきは、まさに春の到来を感じさせてくれます。
「咲き初める 河津桜」
この二月、本日24日は国際法を踏みにじったロシアによる
ウクライナへの侵略戦争が始まってから、三年目を迎えます。
この暴挙によって2025年2月現在ウクライナの軍死者数4万6000人、
民間人の死者数は1万2654人超に上り、未だなおおびただしい
犠牲者が増え続けています(数字は2025年2月24日 朝日新聞)。
「24時間以内に停戦させる」との言葉と共に登場した第二期
トランプ大統領。ウクライナの頭越しに交渉に乗り出すものの、
昨今の言動はロシアのプーチン大統領に取り込まれたかに見えます。
国際法、国連憲章を踏みにじりロシアが仕掛けたこの侵略の責任を
問うことなく「やったもん勝ち」での停戦は、今後の世界情勢にも
大きな禍根を残すことは火を見るよりも明らかと考えます。
「観音崎公園に咲き初める 河津桜」
ウクライナの将来を、当事国を抜きにアメリカ、ロシアの思惑
のみで決めることは決して許してはならないし、今こそ、国連が
その本来の役割を果たすべき時と考えます。その一翼を私達の国も
担うべきと考えます。
立春に続く二度にわたる大寒波を経験しながら、ウクライナの地で、
電源設備の大半が破壊された状況下でも、寒さに耐えながら祖国を守る
ために闘い続ける人々の現実を、痛みと共に思い浮かべています。
彼らの意気高い闘いを讃えながらも、その辛さ、厳しさに心が痛みます。
その人々に一日も早い「春」が訪れることを願わずにはおれません。
寒さに耐えながら、先駆けて「春」を知らせる河津桜の画像を
お届けします。今回は、散策でよく訪れる観音崎公園の「花の広場」で
咲き初める河津桜です。
仰るとおりだと思います。
アメリカファーストの名のもとに、本来あるべきアメリカの立場とは大きく違う言動で間違ったリーダーになろうとしているトランプは、間違った名誉欲と自己顕示欲でヒーロー気取りのようですが、それが多くの人たちを傷つけていることなのか・・に気づいていないのですね。
一言で言うなら「私利私欲の塊」だと思います。
日本はそんなトランプに追随することなく世界平和への先導者となるべき立場ですよね。
fumiel-shimaさんがおっしゃり、危惧されている通りと私も考えます。
かつて、私のblogでトランプ氏はナルシシズムと、間違ったヒロイズムが
一体化した典型的な人物と申し上げた記憶があります。その実像が二期目に
入りより鮮明になったと危惧しています。歴史をひもといてみても、
ヒットラー、フセインをはじめ、亡国に導いた人物達に共通する資質とも思っています。
歴史と、科学・技術の到達点を真摯に学ぶことなく、自己の少ない知見と
狭い感覚の中で重大な意志決定をパフォーマンス的に行うことは、
国家の指導者としてはあってはならない姿勢と考えます。
おっしゃる通り、私達の国も、欧米の情勢に翻弄されることなく、
東アジアの地政を大切に見つめながら、世界に誇る憲法を武器に、科学技術、
熟練した「もの作りの力」を再認識しながら、「世界平和への先導者」たる
立場を確固として築くことが、今必要と思います。
これからも、色々アドバイス頂ければ嬉しいです。