四季の彩り

季節の移ろい。その四季折々の彩りを、
写真とエッセーでつづって参ります。
お立ち寄り頂ければ嬉しいです。

第一部「口語短歌・水曜サロンの会」(その113)

2023年12月13日 05時50分49秒 | 短歌

第一部「口語短歌・水曜サロンの会」(その113) 短歌の投稿を歓迎します!!

 ☆☆☆ 楽しく、和やかな短歌の交流広場を目指したいと思います。
 ☆☆☆ 短歌の投稿と共に、投稿歌の歌評、感想、ご意見等もお寄せください。

 ☆☆☆ 年末・年始の「水曜サロン」への投稿日程の変更を申し上げます。
 ☆☆☆ 2023年12月20日(水) 今年最終掲載日、締め切り 12月19日(火)
 ☆☆☆ 2024年  1月17日(水) 新年最初掲載日、締め切り  1月16日(火)
      なお、締め切り時間は いずれも17:00です。

 ☆☆☆ 「水曜サロン」は以下の通り第一部、第二部構成に区分して運営致し
     ていますので、それぞれに詠歌、返歌を出詠願います。
     第一部 「口語短歌・水曜サロンの会」:従来通り三首まで出詠願います。
     第二部 「ネット短歌」       :返歌専用です。
 
 「口語短歌・水曜サロンの会」は、このブログにお立ちより頂いている皆様の
 詠まれた短歌を、毎週水曜日に掲載し、その作品の鑑賞を行うサロンです。
 短歌の初心者の方から、ベテランの方まで、所属する短歌会等を越えて、自由に
 短歌を投稿し鑑賞しあえる「賑わいのあるサロン」を目指したいと思っています。
 皆様の短歌の投稿と、歌評、ご意見、ご提案等をお寄せ頂ければ幸いです。


     「咲き盛る 山茶花」

「ブログ友の投稿短歌 交流コーナー」

【詞書】23年12月4日から8日までの「世界文化紀行」短歌より3首選択しました。
註)江戸百景「13景下谷広小路」より
☆広小路花見に向かう一行が 意気揚々と揃いの傘を
註)フランス紀行「ジャン・バティスト・ピガール広場」より
☆ベル・エポック香り漂わす広場には 芸術家たち愛した場所も
註)日本の祭り「赤穂義士祭」より
☆時を超え語り継がれる赤穂義士 人生賭けて本懐遂げる
                          浅間山明鏡止水さん
【解説】
 作者の掲載される「世界文化紀行」の記事と、短歌は、居ながらにして世界の
 歴史や、絵画、庭園、さらに詩歌にも触れることができ、フアンの方も楽しみに
 していることと思います。私もその一人ですが・・・。
 今回は「広小路花見」「ピガール広場」「義士祭」と、季節も、国も、時代も
 異なるテーマを選んで詠って頂きましたが、何れもテーマのポイントを押さえて
 内容の良くわかる歌になっていると思います。
 三首目、来たる12月14日には赤穂市と、同時期に東京泉岳寺にても「義士祭」
 が予定されています。
詠われているように義士たちの仇討ちは「日本人の胸を
 打つ歴史物語
として語り継がれて」いますね。
 現役時代この祭りについて「中央義士会」の会長さんから、丁寧にレクチャーを
 受けた記憶があります。年々盛大に開催されているようですね。
 二首目の「ピガール広場」のハイライトは、やはりムーラン・ルージュで
 カンカンダンスの発祥地として知られていますね。詠われているようにパリの
 良き時代(ベル・エポック)の香り残されている広場でもありますね。
 こんな視点でも詠んでみましたが、いかがでしょうか。
【ご参考】
 ★優雅にも芸術香る良きパリの ムーラン・ルージュの風車が回る

【詞書】眩暈が完治して、紅葉の写真を撮ることを目標にしていましたが、
  無理な様なのでそのことを含めて、詠ませて頂きたいと思います。
☆美しい紅葉の木を見つけども 手にカメラ無く遠くに眺める
☆散らざるを願いし紅葉(もみじ)治癒待てず 冬、山風に散りしけるなり
☆歴史ある「あけび」誌の中 先生の「水曜サロン」掲載祝す
                          西BOOさん
【解説】
 二首目には、紅葉の写真撮影に期待を寄せていた作者の口惜しさと残念さが
 溢れていますね。「冬、山風に散りしけるなり」に、その想いが篭もっています。
 三首目の短歌、歌友のリコさんの御尽力で「掲載」が実現しました。
 「水曜サロン」の広がりと、つながりのご縁を喜びたいと思います。
 一首目の歌は、美しい紅葉に出会った喜びと、それを写真に撮ることが
 できなかった悔しさ、そして紅葉の美しさに圧倒されたという、複雑な感情が
 切なさも滲ませつつ詠まれています。また、リズム感も良く、読みやすい歌と
 なっています。
 なお、1句目で、「美しい紅葉」と表現されていますが、その具体的な様子が、
 表現されれば、紅葉の美しさがより際立つと思いますが…、上の句に少し手を
 加えて見ましたが、いかがでしょうか。
【ご参考】
 ★くれないに燃えたつモミジに まみえるも 手にカメラ無く遠くに眺める

【詞書】先日奈良の紅葉を見てきました。昨年の紅葉とは違って時季がよかった
  のか、何処を見ても紅葉一色でした。また、いつ行っても奈良の鹿は観光客の
  くれるおせんべいにお腹もいっぱいなのか、おとなしくて優しい目をして
  いました。
☆爺婆がお団子持ちて出てきそう むかしばなしの茅葺き茶屋は
☆黄葉のもみじ明かりに茅葺きの 茶店も日ぐれて鹿もねぐらに
☆手や足の朽ちた大和の仏たち 鹿と眠れよその身横たえ
                          夕庵さん 
【解説】
 奈良の紅葉は「奈良公園」でご覧になったのでしょうか。ここは、歴史と
 豊かな自然に恵まれた歴史公園で、広大な敷地には、東大寺や興福寺などの
 世界文化遺産や庭園や園地も隣接し、悠久の歴史を実感できる場所でも
 ありますね。身近にこのような歌枕に恵まれているとは幸せなことですね。
 三首の歌は、何れもこの公園の雰囲気を詩情豊かに詠い、私達をその場所に
 誘ってくれます。

 特に、二首目の歌は、紅葉の美しさと、夕暮れの寂しさが表現され、
 ほのぼのとした雰囲気を醸し出す良い歌だと思います。また、「茶店も日ぐれて
 鹿もねぐらに」と時間の経緯が無理なく詠われ、リズム感も良く朗詠したくなる
 歌と感じました。
 三首目の歌、建立されてから長い歳月、雨風に晒され「手や足の朽ちた大和の
 仏たち」に寄り添う夕庵さんの優しさが滲み、調べも良い歌と思います。

 人々を見守り、その魂を救ってきた「大和の仏たち」。もう充分役割を果たした
 のだから「鹿と眠れよその身横たえ」と労をねぎらって歌を締めています。正に
 現代の「神話」を紡ぎつつ慈悲の心を詠っていると考えます。

【詞書】ちょっとした、冬の日常風景などを三首、詠んでみました。
☆きんきんと冬の廚(くりや)に皿洗ひ 指の切り傷きりり痛みぬ
☆きりきりと小指の傷は痛めども こころの傷の癒せばよしと
☆木枯らしにシャッター街のがたと揺れ 犬の遠吠へ 風に千切れり
                          みっちっちさん
【解説】
 詞書にありますように、日常風景を丁寧に詠んだ三首の歌に作者の柔らかな
 感性と観察眼が光ります。
 特に、三首目の歌は、木枯らしの吹きすさぶ街と、犬の遠吠が風に千切れながら
 響くと詠われ、街の寂しさが鮮やかに表現され印象深い歌となっています。

 なお、ゆれるシャッター街と、犬の遠吠の対比によって、木枯らしの冷たさと
 街の寂しさがより際立って表現されています。このように二項対比によって
 印象を
際立たせる手並みには、いつも学んでおります。
 また、木枯らしの吹きすさぶ街の中で、犬の存在は遠吠えをしつつも、唯一
 温かな生き物であり、ホッとする点景となって歌の味わいを深めています。


     「咲き競う 山茶花」

【詞書】YouTube短歌:メランコリック ラビリンス サティ「グノシエンヌ 第1番」
  を聴いて
☆わたしはいつまでもダリの迷路から抜け出せずにいる

         いったりきたり
                          自閑さん
【短歌説明】自閑さんご自身の説明です。
 サティのグノシエンヌ 第1番を聴いていたら、サルバドル・ダリの絵と迷路を思い
 描きました。ダリは、自分の無意識の中を絵画としたそうです。偏執狂的
 批判的方法と意味不明のものらしいです。
 そう言えば、夢を見て、どうしてそう言うのを見たかを誰も説明できないですね。
 エリック・アルフレッド・レスリ・サティはフランスの作曲家。「音楽界の異端児」
 「音楽界の変わり者」の異名で知られ、ドビュッシーやラヴェルに影響を与えた
 そうです。画家シュザンヌ・ヴァラドンやダダイズムのトリスタン・ツァラ、
 フランシス・ピカビア、アンドレ・ドラン、マルセル・デュシャン、マン・レイ
 などと近しいとの事。アルコール乱用のために肝硬変を患っていたサティは1925年
 亡くなったそうです。
 「グノシエンヌ」第1番は、サティが24歳の1890年作曲。拍子記号も小節線もなく、
 音楽と時間に対するサティの自由な思考が窺え、「思考の隅で…あなた自身を
 頼りに…舌にのせて」などと書き込まれているそうです。
 この曲を聴いて、何故ダリの絵と迷路を思ったかは、私にも説明できないが、
 そう思いました。
 下記URLに、サティの曲をアップしておりますので、御聴き戴ければと思います。
 https://blog.goo.ne.jp/jikan314/e/eeaaf764e66e6e8904f76f563f6c2783
【解説】
 サティ「グノシエンヌ 第1番」の題名は、古代ギリシアのクレタ島にあった古都
 クノーシスに由来するというのが定説だったようですが、最近は、ほかの説も出て
 来ているようですね。
 ご案内頂いた曲を視聴させて頂きました。この曲の持つ東洋的な雰囲気も良い
 ものですね。なお、ダリの絵画には、迷路がしばしば登場しますが、迷路を人間の
 意識や無意識の複雑さを表現する手段として用いていると言われています。
 サティの「グノシエンヌ」の曲と、ダリの絵画とをコラボさせ人間の意識や無意識
 の複雑さを、歌で表現しきる作者の技法の冴えを感じます。ただ、
 「いったりきたり」と詠うことで、迷路に惑いながらも楽しむ「大人のゆとり」が
 この歌から感じられます。今回も、作者の曲と絵画、さらにその歴史も踏まえた
 見識の
深さに学ばせて頂きました。

【詞書】数日前に大阪箕面の滝の紅葉を観に参りました。片道3キロ往復6キロは
  私にはなかなかハードで帰途やっと駅に近づいて来た時に、たまたま笹川良一
  親子の銅像の横に石の椅子がありましたので座らせてもらいました。その折り
  詠いました歌でございます。
  笹川親子の像は笹川氏が年老いた母親をおぶったものでしたから、疲れ果てて
  いた私もついこのお母さんのようにおぶってもらいたいと思ってしまいました。
☆庭園のやうな箕面の滝道を歩いて帰る紅葉のころ
☆つかれたる我の座りし石椅子のそばに立ちたる笹川親子
 「推敲後:疲れたるわれの座りし石椅子のそばの孝養親子の像よ」
☆わが横に立つ銅像の母親はおんぶされゐる子の良一に
                          suisenさん
【解説】
 大阪箕面の滝の紅葉を観に行かれ、片道3キロ往復6キロを歩かれたとのこと。
 おっしゃるようにハードな道行きになったことと思います。疲れた状態で
 笹川氏の「孝養の像」を眺めると「私もおぶって」との想いに自ずからなりますね。
 そんな想いも滲ませて詠んだ三首の歌には、箕面の紅葉の美しさを愛でながらも、
 疲れへの思いが勝っているかに感じました。
 二首目の歌は、口語的でリズミカルな分かりやすい歌となっています。
 なお、詞書がありますので結句の「笹川親子」は銅像である旨が分かりますが、
 短歌の一首独立を前提に考えますと、「孝養の像」等の名称で表現される方が、
 歌の趣旨がより明確になるのではと考えます。
 なお、その後作者にこの歌を推敲して頂きましたので
合わせて、掲載させて頂き
 ます。ちなみに、笹川良一親子の「孝養の像」は、
かつて全国に35体設置された
 とのこと。

【詞書】先日、お墓参りを兼ねて故郷を旅してきました。故郷はまだ紅葉🍁が
  残って
いますがボチボチ散る時期に入っているようです。

☆故郷の 川に舞い散る 
    もみじ葉に
   想いを馳せる 懐かしき人
☆幼き日 駆けて遊んだ
   もみじ丘
  夕陽に映える 落ち葉はらはら
☆南国の 生まれ在所に
  もみじ散る
   数え切れない 思い出乗せて
                          クロママさん
【解説】
 「お墓参りを兼ねて故郷を旅」されたとのこと。この季節に紅葉を見ながらの
 墓参は
格別の思いであったことと思います。その想いと、懐かしさが三首の歌の
 それぞれに溢れていると感じます。

 特に一首目は、故郷の川に舞い散るもみじの葉を通じて、故郷につながる懐かしい
 人への深い思いが表現され、しみじみとした想いの伝わる歌と考えます。さらに、
 自然の風景と人への感情が巧みに結びつけられ、強い共感を呼び起こします。
 また、季節の移り変わりとともに感じる切なさや郷愁も感じられ、全体的に、
 詩的な
表現と、情感の深さが見事に調和した良い歌だと思います。

【詞書】昼間に姉に呼び出されて、宇治川べりの喜撰橋のたもとを通り過ぎた時、
  塔の島(宇治川の中州。公園になっています。昨日、TBSの「冒険少年」という
  番組で伊沢拓司さんがここでギターを弾いていましたw)の上流側の先を
  みたら凄い川霧!昼間なのに…とおもいましたが、雨が上がってからそれだけ
  気温が上がったんでしょうね。けっこう幻想的でした。昼日中でしたが…。
☆雨上がり昼間の気温が上がりおり
        宇治の川面に霧が漂う
                          ちがやねこさん
【解説】
 川霧は川面と大気の気温差によって生まれると伺ったことがありますが、川霧は
 幻想的でありロマンチックな雰囲気を醸し出していますね。
 そんな想いが、「宇治の川面に霧が漂う」の下の句に読み込まれ、味わいのある
 歌になっていると感じます。川霧は明け方によく見られますが、昼間に見られて
 幸運でもありますね。
 かつて、私も、川霧の幻想的な写真が撮りたくて明け方から二時間近く寒い中、
 河口で粘ったことがありました。しかし、とうとう発生せずあきらめた苦い
 記憶があります。偶然とは言え労せず見られ、さらに歌に詠みきることは素敵で
 ありますし、凄いことと思います。

☆小径には菊の一叢あふれ咲く そこのみ照らす冬の夕陽は
                         ポエット・M
【解説】
 師走になり、夕暮れが一気に駆け足でやってくると感じるこの頃です。早くも
 西に傾いた夕陽が、木々を縫って小径の菊の群生に降り注いでいます。
 あたかも「天使のはしご」に浮く菊の花の様相ですが、ひときわ輝いて見える
 菊を改めて見直した次第です。
 秋から初冬にかけて季節を彩る他の花に比べ比較的地味な花でもありますが、
 夕陽に照らされて咲く菊の花の美しさに目を見張ってしまいました。そんな菊の
 花に寄せて詠んでみました。


     「溢れ咲く 菊の花」

「山法師 短歌の章」鑑賞 紅林茂夫著(20)

  「山法師」はエコノミストでもありました著者の経済学の論文を始め、小説、
  短歌等を著者により厳選され著作を集めた著者渾身の著書でもあります。
  その著書から、短歌を抄出し三首づつ紹介させて頂きます。
     
6.「短歌の章」 雪(1)

   すぐろなる空より雪は舞ひ来り
           わが胸に積む今朝の清しさ
            
   雪降るを幼な子の如く待ちて居し
           妻は 雪もて茶をたてて来ぬ

   しらじらと雪舞ふ街の夕まぐれ
           この淋しさの美しきかな


【短歌入門・質問・紹介・提案コーナー】
【水曜サロン紹介】前週に引き続き紹介させて頂きます。
 リコさんの所属される短歌会発行の短歌誌「あけび 12月号」のコラムに
 「水曜サロン」を次の通り紹介して頂きました。


     「あけび誌」

「ネット短歌会」      リコさん(執筆)
 私はインターネットの短歌サロンに参加しています。
 gooブログ・「四季の彩り」の「口語短歌・ 水曜サロンの会」で検索して下さい。
 1週間分の投稿(一人三首まで、詞書は1首200文字程度)を代表者の
 ポエット・Mさんが纏めて毎週水曜日に更新されます。
 第一部と第二部(ネット歌会)に分かれて掲載されます。代表者のポエットMさんは
 現役時代に大型コンピュータのソフトウエア開発者の傍ら短歌を続けて30数年です。
 今は日本歌人クラブに属しておられます。令和5年9月13日に「水曜サロン」は
 100回の節目を迎えました。この短歌サロンのポリシーは、「短歌を自由な発想の
 下で作成し、交流し学び合う広場を目指してやっていきたいと考えています。社会の
 潮流に迎合することは必要ありませんが、それらも踏まえつつ自らの思いの表現手段と
 して、また記録手段として、更には言語芸術の作品として短歌を紡いでいければと
 思っています。」とのことです。色々な方が投稿されていますのでサロンの詠草は、
 和歌らしい、優雅、上品、情熱的と多種多様です。日頃なじみのない短歌は私の
 新しい視点の気づきの参考になります。

【運営にあたって】
 (1)投稿期間は、原則として毎週水曜日から翌週火曜日17:00までと致します。
   なお、変更がある場合は、その都度ご連絡致します。
 (2)おひとり様 3首まで(1首でも可)コメント欄に投稿願います。
   なおブログの字数制限(コード30,000字)等により詞書等編集させて頂く
   場合もありますので、ご容赦願います。
 (3)口語短歌を基本としますが、文語混じりでも構いません。
   仮名遣いは新仮名遣いとし、旧仮名遣いは極力避けて頂ければ幸いです。
 (4)投稿頂いた短歌は、そのまま掲載します。皆様から感想等頂ければ幸いです。
 (5)作者名は投稿頂いたペンネーム等を、そのまま掲載します。
 (6)掲載順序は、原則本ブログのコメント欄への到着順と致します。
 (7)掲載された短歌の著作権は、投稿者に帰属します。
                     了


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ちがやねこさんへ (ポエット・M)
2023-12-19 19:24:36
ちがやねこさん こんばんは。
「水曜サロン」へ出詠頂きありがとうございます。

「減塩のカップスープ」「ドジャーブルー」「豊田有恒」と、今回も私たち世代の関心事を
中心に三首詠んで頂きました。
一首目は、詠まれているように「まだ無理に減塩せんでも」は確かなようですが、今から
備えることによって、10年後後悔しないで済むのではないでしょうか。難しい判断ですが
何事も「良いことは今日から」実行することが肝要と思います。

二首目は、詠まれている通りですね。野茂選手が苦闘の末切り開いたメジャーへの
道も今では、前田健太、大谷翔平たちが、押しも押されぬ「レジェンド」像を仕上げて
くれると思っています。良く分かる歌と思います。
三首目の歌、豊田有恒氏は日本のSF作家第一世代にあたりますね。ちがやねこさんは
6才から彼の作品を読んでいたとは凄いことですね。それが、ISSへの関心に繋がって
いるんでしょうね。

彼の父君は京大学医学部在学中に短歌会で若山牧水と交際があり、卒業後は
『創作』誌に小説を発表し、開業医になってからは自宅に高浜虚子を逗留させるなど、
短歌界にかなり深い関りがあったとのことです。
これからもよろしくお願いします。
返信する
Unknown (ちがやねこ)
2023-12-19 16:07:04
ポエットMさん、こんにちは。出詠致します。
*減塩のカップスープを買って飲む
「いや…、まだ無理にせんでもええわな」
*…やっぱし普通のんがええわ…。まだ無理に減塩せんでも…。…でした。
*レジェンドがかつて纏った“ドジャーブルー”
令和のレジェンド大谷が纏う
*もはや説明不要かと言いたくなるぐらい、テレビで何度もやってましたね。大谷選手はホントに嬉しそうでした。来季は投手大谷は見られないでしょうが、打者としてガンガン打って活躍する姿を期待したいです。
*最初にね読んだSF作品は
あなたのでした 豊田先生
*12月6日の朝日新聞の社会面の死亡欄…。’86~’87年に日本SF作家クラブの会長を務められた、SF作家の豊田有恒さんが11月28日に亡くなられたという記事がありました。50数年前に、当時住んでいた団地の同じ棟で、家庭文庫をやってらした方がいて、時々そこで読んでいた本の中で、私が特に気に入ったのがエスパーの少年が主人公の物語で、ずっと後になってもいくつかの場面をはっきり覚えているほど何度もよんだ本でした。20代から30代で2回同じ書店でバイトしていた期間にふと思い出して「もっぺん読みたいな」とタイトルは判らないまま、いくつかの場面の記憶だけで探してみました。なかなか見つからなかったんですが、書棚の補充か何かをしていた時に「少年エスパー戦隊」というタイトルの文庫が目に留まり、「豊田有恒さんか…。あ、これかも!」とパラパラっとページを繰って、ある場面が記憶と一致しました。めちゃくちゃ嬉しかったけど、仕事中だったので棚に戻し、帰りに買いました。多少大げさかも知れませんが、思えば6才かそこらで繰り返し読んでいたこの作品が、私の(さほどディープではないものの)SF好きの発端だったんだと思っています。豊田先生、お疲れ様でした。ご冥福をお祈りします…。
*この3首です。よろしくお願いします。
返信する
suisenさんへ (ポエット・M)
2023-12-19 12:17:16
suisenさん こんにちは。
「水曜サロンへ」出詠頂きありがとうございます。

前にも、申し上げましたが、このサロンへ出詠頂いた短歌は、ヘイトスピーチや
人権侵害、さらに特定個人への誹謗中傷を内容としない限り、私の一方的な
判断で掲載は取り止めませんのでご承知おき頂ければと思います。ただ、
掲載に適さないとの判断に至った場合は、出詠者の了解も頂きながら掲載を
控えさせて頂くことをご了承願います。

三首の歌を出詠頂きましたが、現在進行形のsuisenさんの詠まれた短歌に
対する、読者の方との軋轢が背景になっている歌と思います。
短歌は詠んで公表した瞬間から作者の手を離れ、解釈もそれぞれの方に
委ねられます。それは、作者の想いとはかなりの乖離が生まれるケースもありますが、
その解釈を受け入れていく真摯さも必要と感じます。従って詠んだ後、機微情報等が
含まれる場合、公表に当たっては慎重な推敲が必須と考えます。
この歌が対象となる方の想いを傷つけていないか、また、追い詰めるものに
なっていないかは少なくとも、検討することも肝要と考えます。

その視点で鑑賞させて頂きますと、一首目の歌は幾つかの異なった解釈が出来ます。
河野裕子氏は、戦後の女性短歌のトップランナーとして、瑞々しい言葉で
心情をのびやかに詠んだ方で、私にとっても憧れの歌人です。その方を詠むに当たって
「完全な人などゐない」の例示として、この流れで表現するのは、「再考の余地あり」と
申し上げたいと考えます。批判の嵐に見舞われる可能性もありますので。

二首目の歌は、三国時代の故事に由来する「泣いて馬謖を斬る」という言葉を
題材にしたものですが・・・、「泣いて馬謖を斬る」とは、規律を守るために、たとえ
有能で大切な部下であっても、違反者は厳しく処分することのたとえでしたね。

諸葛孔明が馬謖に抱いた信頼と諸々の想い。それを裏切る行為があったとしても
馬謖を罰することは、自らを切るよりも辛い選択であったと考えています。従って
「なりゆきで」信頼する者を切るほどの軽いものではなかったと思っています。
故事を本歌取りで詠む場合は、その故事を十分検討され、十分咀嚼されて
用いることをお勧めします。
三首目は、suisenさんご本人よりも、相手の方がそれらの経緯を納得されて
いるかがポイントと思っています。「一度して幾度(いくたび)もせぬ」と詠われて
いますが・・・、言うまでも無いことですが、その方に寄り添う想いの深さが
大切と思っています。

厳しいことも申し上げましたが、含んで頂ければ幸いです。
これからもよろしくお願いします。
返信する
自閑さんへ (ポエット・M)
2023-12-18 21:50:08
自閑さん こんばんは。追伸致します。

二首目の歌もお届け頂きありがとうございます。

この歌は、クリスマスの祝福と平和への願いを表現したものですが、最後の
「難しいこと」の句が印象的です。この一語で、現実の世界の複雑さや苦しみを
感じていることが表現されています。
また、この短歌は、一見シンプルなメッセージを伝えながらも、自閑さんの内面の
葛藤や思いを巧みに表現していると考えます。
「それでも今戦場に在る人々に、その日だけは平和と安寧を祈りたい」は心からの
祈りであり、「その日だけ」が永遠に続くことを願っているのだと解釈させて頂きました。
これからもよろしくお願いします。
返信する
自閑さんへ (ポエット・M)
2023-12-18 21:19:39
自閑さん こんばんは。
「水曜サロン」へ出詠頂きありがとうございます。

おっしゃるように、キュビズムとは、20世紀初頭にパブロ・ピカソとジョルジュ・ブラックによって
創始された現代美術の大きな動向で、それまでの西洋美術で当たり前とされていた
遠近法や単一の視点から描くというルールを覆した革新的な表現とのことですね。
キュビズムの代表的な作品としては、ピカソの『ゲルニカ』、ブラックの『ギターを持つ男』等が
あげられるとのこと。

この革新と「破壊」の芸術に、短歌で挑む挑戦的な詠歌を歓迎したいと思います。
ピカソの『ゲルニカ』は、戦争の惨状と反戦のメッセージを強く伝えるために、リアリズムでは
なくキュビズムの技法を用い、対象の本質や感情をより強調することができたと言われて
います。未だ続くガザの惨状や、ウクライナの悲惨さを、それを推し進める当事者に少しでも
解らせ、伝えるためには、リアリズムを越えた手法が必要とも感じます。そんなヒントが、
この詠歌を通して、また「美の革命」の展示を通して生まれれば嬉しいですね。

いつも、短歌革新の一歩先を行く、問題提起をして頂き作歌の上で刺激を受けて
います。「訳の分からない短歌を」と謙遜されていますが、「破壊」は「構築」の前提で
あり、閉塞状況を乗り越え、より良き未来を標榜するものであることを信じたいと思います。
これからもよろしくお願いします。
返信する
Unknown (jikan314)
2023-12-18 19:56:18
【短歌投稿】二首目
【詞書】YouTube短歌:それでもよいクリスマスを Merry Christmas, Mr. Lawrenceを聴いて
☆メリー・クリスマス
    すべての人に平和と安寧

 難しいこと
【短歌説明】
12月25日は、キリスト教ローマカトリック教会が定めたキリストの生誕日。
ギリシャ(ロシア)正教のクリスマスは、異なる日。
もちろん、ユダヤ教徒にもイスラム教徒にも何の関係の無い日。
それでも今戦場に在る人々に、その日だけは平和と安寧を祈りたい。
神道、仏教徒の私としても。
https://blog.goo.ne.jp/jikan314/e/30e7b790ae460c281faed3f91201cbf5
返信する
Unknown (jikan314)
2023-12-18 15:29:36
【短歌投稿】
【詞書】短歌:ブラック キュビズム展 美の革命を観て
☆破壊そして構築
 意味不明のパピエ・コレ

   形が分かる物も

【短歌説明】
上野の国立西洋美術館で「キュビズム展 美の革命」(2024年1月28日[日]まで)を観て来ました。
門外漢の私には、キュビズムは、何がなんだか分からない🤷‍♂️が、多くが写真📷️OKと言うのがblogネタとして嬉しいです。
ジョルジュ・ブラックは、パブロ・ピカソと共にキュビスムの創始者のひとり。
やっぱり訳が分からない🤷‍♂️
パピエ・コレ(Papier collé)とは、フランス語で「貼りつけられた紙」を意味し、紙片(新聞紙・雑誌や包装紙、壁紙など)、木片、写真などをキャンヴァスなどにのりで貼りつけたり、ピンで留めたりする技法、およびそれによって作成されたコラージュ作品のこと。 この起源は、ジョルジュ・ブラックやパブロ・ピカソによるキュビスムにある。
とあります。
訳の分からない芸術を見たので、訳の分からない短歌を作ってみました。😓
テレビ東京で2023年12月23日(土) 23:30~深0:00から、ピカソとブラック「キュビスム誕生」×篠原ともえの再放送されます。見て少しでも理解できるか?😥
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リコさんへ (ポエット・M)
2023-12-18 13:28:47
リコさん こんにちは。
早々にご挨拶を頂き、また「水曜サロン」へも出詠頂きありがとうございます。
今年一年、私もリコさんの行動力とパワーには驚かされるとともに、多くを学ばせて頂きました。
結社の歌会においても多大な尽力と、役割を果たされ頭が下がります。

「水曜サロン」のポリシーを「全てに通じる基本理念です」と、おっしゃって頂き心強いです。
この理念に一歩でも近づけるよう精進して参りたいと思っています。

今回の詠歌は、私たちの目標と目指すべき高みを見事に詠って頂きました。
「龍に倣いて さらに昇らむ」を標榜したいと思います。
私こそ、本当にお世話になりました。来たるべき新年もよろしくお願いします。
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Unknown (risukurumi48は)
2023-12-18 09:44:23
リコです。
この1年、水曜サロンの取り纏めご苦労さまです。

昨日、歌会があり、玄関の華やぎ/夫の退職/ 自身の病気/花が自身を枯らし種を造る/望外の美しいもみじの紅葉など、皆さんそれぞれの1年を詠まれていました。

あけび誌のコラムへの貴方の投稿を改めて読み、短歌サロンのポリシーは全てに通じる基本理念です。

そんな理念を詠草しました。
 灯火を
 遠くに広く
 届けたし
 龍に倣いて
 さらに昇らむ  リコ


今年も大変にお世話になりました。
来年もよろしくお願いします。
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読者さんへ (ポエット・M)
2023-12-17 15:36:01
読者さん こんにちは。
ご丁寧なコメントをお寄せ頂きありがとうございます。
おっしゃるようにコメントの掲載は控えさせて頂きますが、諸々のお心づかい頂き
感謝申し上げます。また、三度のご訪問とのこと、ありがとうございます。

人は時には自分も信じられないような行動や、文章を発信することがありますが・・・、
それが相手の方を意識せずに傷つけてしまううこともあるかと思っています。
その時点で気が付き、自らを省みて修正して行ければ大事に発展しないのですが、
それぞれに自負もありますし、率直に謝れない方も少なからずいると感じます。

私もビジネスの世界ではあまた経験してきましたし、人間関係を構築する上で
「こういうこともあるんだ」との気付きの中で、多くのことを学ばせて頂きました。

今回の件も、最初の言葉の足りなさや、小さなボタンの掛け違いが段々
エスカレートしてしまったのではないかと考えています。特に、書き言葉の限界を
お互いに認識し、相手の方への心遣いが出来れば、もう少し早い段階で事は収まったと思っています。

ただ、私もお互いのブログ内のことですので静観に徹しようと努めていましたが、
私のサロンに集うメンバーの詠んだ短歌の表現で、傷つけられたとのコメントを
ちょうだいし、それまでの経緯を精査し関わらせて頂きました。
紬さんのブログ・掲示板へのコメント記入には躊躇もありましたが、サロンを担う者として
お詫びも含めてコメントさせて頂きました。

また、写真に目を止めて頂きありがとうございます。ミラーレス一眼をお使いとの事。
一眼レフと比べると軽くて使いやすいと思っています。機会がありましたら作品を
是非拝見したいと思っています。また機会を見て、お立ちより頂ければ嬉しいです。
これからもよろしくお願いします。
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みっちっちさんへ (ポエット・M)
2023-12-15 21:43:58
みっちっちさん こんばんは。
早々に「水曜サロン」へ出詠頂きありがとうございます。

冬の日に身罷ったお父様、お母様を偲ぶ想いが、歌として昇華するまでの少なからぬ
葛藤の日々が、いずれの歌からもうかがえます。

特に2首目の歌は、お父様を亡くしたみっちっちさんの悲しみと孤独感を、冬空の色に
重ねて表現されています。前にも、他の歌でも申し上げましたが、冬空の青はお父様との
関係の深さや美しさを象徴するとともに、その喪失感や寒さを強調するものになっています。

また、亡くなった日の落胆は、みっちっちさんの絶望感を示すとともに、「胸の痛みよ」と
たたみかけて詠うことによって、その切なさや哀しさを増幅させています。さらにお父様との
絆の強さや離れ難さをも暗示し、偲ぶ想いの強さが歌から溢れてきます。

これからもよろしくお願いします。
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夕庵さんへ (ポエット・M)
2023-12-15 21:42:18
夕庵さん こんばんは。
早々に「水曜サロン」へ出詠頂きありがとうございます。

「晩秋の洛北」「冬枯れの公園」「冬の日のおでん」をテーマに、詩人の眼で
詩情豊かに詠んで頂きました。
一首目の歌は、まさにおっしゃるように映画の1シーンを見る想いが致しました。
その場所が京都大原の里であればなおさらですね。源氏物語であれば後朝の
わかれを彷彿とする場面ですが、雅さも感じられます。
さらに、晩秋の京都大原の朝の情景と、朝霧に包まれて旅立って行く人の存在が歌の
物語性を味わい深いものにしています。

2首目は、「ワンカップ呷る男」に注がれる夕庵さんの温かな眼差しに触れ
ホッとする歌になっています。突き放すか、優しく包み込むかによって歌の品格も
自ずから決まってきます。昼間から飲まざるを得ない男の背中を照らす陽を
詠う作者。その底知れない優しさが歌の心棒となっていると感じます。このような
歌を詠みたいものと憧れます。
これからもよろしくお願いします。
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西BOOさんへ (ポエット・M)
2023-12-14 20:57:05
西BOOさん こんばんは。
早々に「水曜サロン」へ出詠頂きありがとうございます。
「山茶花」「クリスマスイルミネーション」「内閣の不信任案」と、季節とホットなテーマを
切り取り、三首に鮮やかに詠んで頂きました。
二首目の「喜ぶ子供」の描写が良いですね。

追加された三首目は、まさにその通りで国民の大多数の方の思いと考えます。
どの理由をもって否決とするのか、与党の方一人一人の率直な想いを聞きたくなりますね。
与党の数の理論のみで決するには、あまりに大きな問題点を含んでいると感じます。
このような社会詠を私達も「小さな声」のひとつとして、大いに詠って参りたいと思います。
これからもよろしくお願いします。
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Kenさんへ (ポエット・M)
2023-12-14 20:52:47
Kenさん こんばんは。
いつも早々に「水曜サロン」へ出詠頂きありがとうございます。

今回もKenさんのライフワークともいうべき「世界文化紀行」短歌から3首を選択し
詠んで頂きました。
「千駄木団子坂」「ブルースカイ」「秋葉の火まつり」と、それぞれ異なったテーマですが、
絵画やコンサートを歌に詠む困難さは十分理解できますので、それを乗り越え詠みきる
営みは、作歌力を付ける上でも貴重なものと考えます。その努力の跡が、調べとともに
それぞれの歌に滲んでいると思います。

三首目、「秋葉山の火まつり」は火災焼亡の危急、洪水波没の難、諸厄諸病の難の
三厄を払うために、三人の神職によってそれぞれの弓の舞・剣の舞・火の舞の三舞が、
各々秘伝をもって奏されるとのこと。このお祓いは民びとの願いを神に届けると共に、
民びと自らが三厄に立ち向かう勇気を与えるものと考えます。そんな想いをこめて
三首目に民びとの視点を取り込んでみましたが、いかがでしょうか。
★秋葉山 秘伝の舞に神やどり 三厄祓う民の力に
これからもよろしくお願いします。
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Unknown (みっちっち)
2023-12-14 15:47:07
こんにちは
冬に亡くなった父母を偲ぶ歌、三首詠みました、

⭐️眼裏に その笑顔見ゆ 日向ぼこ 冬の空へと逝きし父母

⭐️冬空の青の極みよ 父逝きし 日の落胆よ 胸の痛みよ

⭐️落ちてなほ 小径に灯る 寒椿 亡き母の激 今し心に

よろしくお願いいたします。
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今週の詠草です。 (夕庵)
2023-12-14 09:21:46
おはようございます。

詞書
京都大原の里に1泊し 朝早く旅館を出るとき 私より早く旅立つ人の後ろ姿が靄の立ちこめるなか、モノクロの映画のように浮かんでいました。

☆晩秋の洛北の里の朝ぼらけ 靄を纏いて行く人のあり     

寂しい場面ですがそんなときにも冬の陽は男の人の背を温めているようです。

☆冬枯れの公園のベンチにワンカップ 呷る男の背にも陽は射す

おでんの中身は多種多様ですが最後の締めはやはり大根です。

☆冬の日のおでんは美味しはふはふと湯気のなかより大根さがす

よろしくお願いします。
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Unknown (西BOO)
2023-12-13 21:24:14
こんばんは。
恐縮ですが、もう一首、出詠させて頂きたいと思います。

内閣の不信任案否決でも 世論の大数 不信任では

内閣不信任案は否決されましたが、世論の大数は信任していないのではと思い詠ませて頂きました。

よろしくお願い致します。
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空と花 さんへ (ポエット・M)
2023-12-13 18:55:49
空と花 さん こんばんは。
コメントをお寄せ頂きありがとうございます。

この「水曜サロン」は、皆さんの詠まれた短歌を鑑賞し、お互いに学び合う交流の広場です。
従って、掲載された短歌についてのご意見や、ご批評、さらにはご批判はお互いに
学びとして公にして参りたいと思っています。

しかし、特定の方の短歌ではなく、ふるまいについてのコメントはこのサロンでは俎上に
載せることは控えたいと思っています。これらは、それぞれの方のブログで行うべきものと
考えます。従って、空と花 さんのコメントの掲載も私の判断で、申し訳ありませんが、
控えさせて頂きました。

ブログでのご意見や記事、さらにはコメントは、基本的には読者となる皆様へのリスペクトが
前提であり、そのうえで、各々の方が自らの思いを文章に紡いでいくものと理解しています。

このリスペクトを欠いたご批判は、どう繕っても相手の方には届かないのではないかと率直に
思っています。皆さんのご批判がその対象となる方の胸に届くよう願っています。
これからもよろしくお願いします。
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Unknown (西BOO)
2023-12-13 08:34:09
おはようございます。
早速、二首出詠させて頂きたいと思います。

夜は今 凍える風が吹きぬれど 山茶花今だ開花の途上

夜は、大変、寒くなってきましたが、庭の山茶花は今だに開花の途上であることを詠ませて頂きました。

駅前に赤白青のLED 喜ぶ子供 クリスマスかな

駅前にLEDのイルミネーションが灯り、それを見て子供が喜んでいる姿を見て、クリスマスだなぁと思ったことを詠ませて頂きました。

よろしくお願い致します。
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suisenさんへ (ポエット・M)
2023-12-13 07:11:13
suisenさん おはようございます。

掲載短歌へご指摘頂きありがとうございます。
 ☆つかれたる我の座りし石椅子のそばに立ちたる笹川親子

掲載に当たって誤変換をしてしまったようです。謹んで訂正させて頂きますね。先ほど修正しアップいたしました。
お手数をおかけし申し訳ありません。
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Unknown (1948219suisen)
2023-12-13 06:52:26
おはようございます。

掲載していただいた二首目の、最初に出詠させていただいた歌

☆つかれたる我の座利子意思椅子の蕎麦に立ちたる笹川親子

は、

☆つかれたる我の座りし石椅子のそばに立ちたる笹川親子

でございますね。☺️

その後、アドバイスいただきまして、推敲いたしまして推敲しました歌を載せていただいていますから、このままでも結構でございますが、中にははてな?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんので、コメントさせていただきました。☺️
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短歌投稿 (knsw0805)
2023-12-13 06:24:50
Shouさん、おはようございます。
浅間山明鏡止水です。
短歌投稿します。

「詞書」23年12月11日から15日までの「世界文化紀行」短歌より3首選択しました。ご指導お願いします。

歌川広重・江戸百景「16景千駄木団子坂花屋敷」より
「のどかさの坂の上から江戸湾が 桜咲きほこる団子坂」

チューリップ・ファイナルコンサート「ブルースカイ」より
「忘れようと破ってみた写真こそ 想いださせる空の青さも」

日本の祭り・浜松市「秋葉の火まつり」より
「神宿る秘境に浮かぶ秋葉山 秘伝の舞で鎮める神を」
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