四季の彩り

季節の移ろい。その四季折々の彩りを、
写真とエッセーでつづって参ります。
お立ち寄り頂ければ嬉しいです。

深き哀しみ

2021年08月06日 21時35分52秒 | 日々の歩み
広島は、本日8月6日、76回目の「原爆の日」を迎えました。
広島市の平和公園では原爆が投下された午前8時15分に、1分間の黙祷が行われました。
松井一実市長は平和宣言で、一刻も早く核兵器禁止条約に参加するよう日本政府に
求めましたが、菅義偉首相はあいさつで、核軍縮を進めるために様々な立場の国の
「橋渡し」をすると述べる一方、核兵器禁止条約には、残念ながら触れることは
ありませんでした。

私自身、戦後に生を受け、戦後史をその身体に刻んできた者の一人として、被爆76年を
迎えるにあたり、原爆犠牲者の御霊に、謹んで哀悼の誠を捧げたいと思います。
そして、今なお、様々な後遺症と「黒い雨」の被害等々で苦しんでおられる被爆者の
皆様や、ご遺族の皆様に、心からお見舞い申し上げます。


一首捧げたいと思います。

 ☆ヒロシマの深き哀しみ背負いつつ 歩みし君の76年の日々

コメント (10)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 短歌の癒し | トップ | 「核兵器禁止条約」に »
最新の画像もっと見る

10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (knsw0805)
2021-08-06 22:30:48
こんばんは。
実は家業を継ぐため、会社を辞めて最初に赴任した場所が広島支社でした。昭和45~6年の頃です。会社のことはともかく当時の原爆記念館に何度か行きました。その当時の原爆記念館は今のように整備はされてなくて、ほとんどそのままの形で被爆品が展示されていました。生々しい被爆品の数々にとても見られる状況ではありませんでした。戦争の悲惨さを目の当たりにしました。元よりあの時代学部自治会執行役員として「安保闘争」等にいくばくか身を投じた責務として、どういう理由にせよ戦争は二度としてはならないという思いが深く刻まれました。
もはや「昭和の時代」が遠くになって行くわけですが、後世に語り継いでいくことも必要なことだと思います。「Music Library」に「ひろしまの有る国で」を掲載させて頂きました。じいじも歌い直し今日掲載されました。
返信する
何を為すべきか (ポエット・M)
2021-08-07 09:33:34
Kenさん おはようございます。
kenさんが、家業を継いで最初に赴任した場所が広島支社で、その際
原爆記念館にはたびたび訪れたとのこと。
私も、出張等の際、休暇を調整し幾たびか訪れましたが、そのたびに
「人としてなしてはならない罪」を感じ、打ちのめされた想いに
囚われました。そして、人としてこれらの事実から、目を背けては
ならないとの想いを新たにしてきました。

「Music Library」で、じいじさんのカバーされた「ヒロシマの有る国で」の
曲を聴かせて頂きました。
私たちが「しなければならないことは、
     ともるいくさの火種を消すことだろう」とのフレーズが
心に沁みました。それぞれの立ち位置で、改めてこの言葉の持つ意味と
自ら何を為すべきかを自問して参りたいと思います。
返信する
Unknown (knsw0805)
2021-08-07 15:47:37
Shouさん、こんにちは、今軽井沢レイクガーデンより戻って来ました。お暇があれば「行雲さんのブログ」に今日参加してください。今日も行雲さんのコメントが素晴らしいです。私もコメントしました。
返信する
一刻も早く「核兵器禁止条約」の批准、締約を (fumiel-shima)
2021-08-07 16:23:03
ポエットMさん、こんにちは。

私は太平洋戦争が始まった数ヶ月後に生まれましたし、同じ歳の妻の父親が戦死していますので、戦争に向かうような法改正などには絶対反対の立場です。

唯一の被爆国である日本が「核兵器禁止条約」を批准しないのが不思議で溜まりません。
核廃絶の戦闘に立つべき日本が未だに核軍縮の「橋渡し」などと言い、優柔不断な態度でいることに
怒りさえ覚えます。

前政権の悪習までも踏襲しようとする現政権の即刻退陣を求めたいと思っています。
返信する
当面の課題 (ポエット・M)
2021-08-07 20:11:10
fumiel-shimaさん こんばんは。
コメント頂きありがとうございます。

奥様の御父上の戦死等含めて、私たちの世代は多かれ少なかれ先の大戦の
傷跡を負っているものと感じます。
そして、戦後の復興と経済成長の先端を、その身に担わされて来たとも感じます。

おっしゃるように、ヒロシマ、ナガサキ、ビキニ等唯一の被爆国である
日本が「核兵器禁止条約」を批准しないことの明確な理由すら政権は
「説明」していません。
「核戦争の勝利者は存在しない」は自明のことですので、核廃絶の第一歩として
「核兵器禁止条約」の批准が出来る政権を、選択していくことが私たちに出来る
当面の課題とも思っています。
返信する
核条約禁止条約署名・批准 (knsw0805)
2021-08-08 19:28:29
Shouさん、こんばんは。
ブログ「M・L」を見ますと、「ひろしまの有る国」でを引き続き希望にチェックされていました。
いみじくも明日は8月9日長崎原爆記念日です。
じっくり考えましたが明日「浅間山明鏡止水」で掲載します。明日お暇な折に見てくださいね。
返信する
「うたの歳時記」 (knsw0805)
2021-08-10 15:44:51
Shouさん、ただいま。
今外出より戻って来ました。昨夜は感動的な夜になりました。

といいますのもヤフーの検索エンジンの凄さについてです。

私は時々「ヤフーの検索窓」に文字を入れて遊んでいます。
例えば「軽井沢レイクガーデンの草花たち」なんて文字を入れると私のブログにヒットします。

そこで昨夜気になっていたShouさんの下の句「~温めきたる夢のひとつは」を検索窓に入れて見ました。すると「花吹雪―HI・RO」と出まして、クリックしたら「歌文集」の表題があり、下にずらっと短歌が並んでいました。もしやと思いましたね。

中ほどに「巻き戻すことも出来ない季(とき)重ね夢のひとつを温めきたる」の短歌があり、確信しました。Shouさんの違うブログかHPであるなと、そしてトップページに入り他のリンクも閲覧させてもらい全て理解しました。

Shouさんが「茜雲~温めきたる夢のひとつは」の1首を私の原点であると言われていましたから、ずっと気になっていました。
そしてこの短歌も「夢のひとつを温めきたる」でした。暑かったですから冷たい酒を飲んで多少酔ってもいたと思いますが、いやあ興奮しましたね。

Shouさんとは「ソレイユの丘」の写真以来、コメントで交流していますが、何もかもが驚きの連続です。Shouさんのご出身地や短歌会の会場椿山荘、松原湖のスケート池等々枚挙にいとまがありません。まさに「青天の霹靂」です。

昨日の短歌9首の中で「茜雲~温めきたる夢のひとつは」に目が留まるのも不思議でしょ。

HP「和みをもとめて」のコメント欄にコメントを書いていますので驚かないように願います(笑)
返信する
少し驚いています (ポエット・M)
2021-08-10 17:36:40
Kenさん こんばんは。
ネットサーフィンの結果、「うたの歳時記 そのⅡ」に辿り着いたとの
コメントに、少し驚いています。さすがKenさんですね。

このHPは月に一回程度の頻度で、短歌を中心にアップしていますが、
かつては、短歌会での詠草を歌友たちと批評し合う場として使っていました。

現在は、ブログ「四季の彩どり」での記事の総括版としての位置づけで
月一の更新・アップを行っています。
従ってブログとラップする部分もありますので、ブログ友には、ほとんど
公開しないできました。

なお、HP「和みをもとめて」は私の細君のブログです。細君も
日々の出来事、ボランティア、子供達との交流等々を綴っています。
合わせて宜しくお願い致します。
返信する
検索エンジン (knsw0805)
2021-08-10 19:47:55
今から16~17年位前になりますか、インターネット通販をやっていました。そしてヤフー検索エンジンは物凄く研究した記憶があります。もちろんHP作成やパソコン操作等は社員がやっていましたが「新商品企画」のプロデュースや広告検索エンジンの研究は自らしました。当時事業部制を敷いており、新規事業開発は私直轄で若い社員を揃えていました。ヤフーの検索エンジンは御存じのように費用が発生しますし、3番手当たりまでしかクリックしてもらえません。確かあの当時1クリック25円とか30円の時代でしたが、今は物凄く高くなっています。
相手も1位に付けたいので値段を釣り上げて来るのです。どんどんエスカレートして行きましたね。ライバル会社としのぎを削りまして、その商品に関しては常に1位か2位に位置していまして良く売れました。しかし各事業部の売り上げがあったから出来たようなものです。このような経緯がありまして検索エンジンに詳しいというより興味が湧いて来るのです。私が開発した商品も時代の趨勢で今は山のように出回っています。2~3年間しか先駆者利益がありません(笑)
返信する
ミステリアスの (ポエット・M)
2021-08-11 21:35:58
Kenさん こんばんは。
Kenさんはかつて、インターネット通販をやっており、ヤフー検索エンジンを
研究されていたとのこと。
いわゆるSEO (Search Engine Optimization:検索エンジン最適化) のことですね。

確かにSEOをあげるためにマーケティング担当者は、凌ぎを削った時期がありましたね。
今も続いているかも知れません。
インターネット通販は、時代を先取りするセンスと利便性の創造がキーワードに
なると思いますが、その第一線で闘ってこられたKenさんのセンスは今も
光っていますね。

インターネットは関連検索により、かなりの情報は集められますが、少し
ミステリアスの部分を残せればと思っています。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

日々の歩み」カテゴリの最新記事