民放のテレビ局が、番組の予告宣伝をするのは、視聴率やその他の事情が『すぐ』スポンサー事情に繋がり、テレビ局の収支に繋がる事なので、ある程度の『番組予告宣伝』には目をつぶる事が出来るが(筆者は殆ど予告宣伝に影響される事は無いが)、 最近の『NHK』の番組予告宣伝の頻繁さには、辟易とさせられてしまう。
公共放送NHKの目的とするところは政府のプロパガンダ放送、あるいはウオール街プロパガンダを主体とする放送、所謂、『犬HK』と云われる所以であろう。 NHKの現状の放送内容からすれば、国民に真実を伝えるという本来の意味で云うところの公共放送の報道の役割をきちんと果たしているのか・・・
ということだから『犬HK』を見なくても、ネットから拾ったニュースを重ね合わせれば、『NHK』の7時のニュースはどのように伝え、9時のニュースはどのように伝えたであろうという事は、充分推定できるような感じがする。
さらに言えば、普通に言うところの娯楽番組。 宣伝なんかしなくても、民放のばか騒ぎと、何処の食べ物がなんたらかんたら、挙句の果てにタレントの下品な食べ方を見せられた上の「おいしい! おいしい!」・・・、こんなもの時間つぶし以外、見たいと思う人は一人としていないのではないか・・・ NHKは、国民の金を使って何をやってんだかァ、≪掴み金≫を取るところだけ考えて、国民の気持ちを掴んでないという事ではないか・・・。 もう一回言えば、番組予告の放送宣伝は、イ・ラ・ナ・イ・・・。
年末年始のNHKの番組を見るとは無しに見ていたら、中国語講座が目に飛び込んできた。 『ローラ・チャン』が画面に出ていた時は欠かさず見ていたのだが、最近はすっかりご無沙汰であった。 年末の中国語講座の特集で、『藤岡みなみ』と云うタレントが、非常に個性の有るというか、嫌味が無くて度胸がある、『語学教育』に打って付けの性格の様な番組構成にひかれて見入ってしまった。
その番組の延長線で、ユーチューブで『藤岡みなみ』で検索してみた。
以下は、その検索結果によるものです。
―連続動画URL: https://www.youtube.com/watch?v=XreNErMbTdM&index=78&list=UUIANeZDzJXgjMdlqn0EAdHQ ―
感想は、日本国及び文化は既に『シニアの域』に差し掛かり、台湾は自由奔放、自分自身でこの国を何とかしようという国民の、息吹と熱意とダイナミズムが感じられる内容の映像であった。
公務員も議員も経営者さえも世襲化が進み、ガチガチの硬直化した組織では、自由な発想や常識にとらわれない発想でもって、問題を解決するような体制からは、ほど遠い日本の実情と云わざるを得ないのではないだろうか・・・。
『老いては子に従え』日本は、柔軟な発想をもって、台湾から学ぶべきところも多多あるような気がする。
台湾の元々の原住民がどのような人達なのか知らないが、現代文明に追いつき、製造現場の先端を走りながら、未だ持って飽くなき創造を続けている姿が、台湾には有った。
『新渡戸稲造』や『後藤新平』が、些かでもその躍進に寄与したとする、台湾の人達の日本人に対する思い入れが嬉しい、と同時に、我々のシステムが台湾より劣っていないか、今一度思い返してみる必要が有るのではないだろうか・・・。
韓国の国民全体が反日の義務教育を続けながら、日本を恨んでいることに比べれば、一層その国民性の素直さが、好ましく見える。