『世界は一家、人類は皆兄弟』と言って、亡くなって逝った笹川良一氏。
果たして、『一家』と云う言葉、彼は『家族』を指して言った言葉なのか、もう少し緩やかな『種としての人類』を指して言った言葉なのか、崇高な彼の想いの真相、筆者には知る由も無い・・・・。
ウィキペディアで調べてみたら、彼が作った施設に有る母を背負った銅像『孝子像』に碑文として記述されている、とある。
一度、その想いを世間に発表し、唱え続けた、道徳心、公徳心と云う琴線に触れるために、見てみなければいけない施設と云う思いは有るのだが、大阪の箕面市は貧困者には遠い。
その他ウィキには、『一日一善』と云う言葉の説明が有った。
ついでなので、その言葉を私流に言い変えさせて貰えば『一日一謝、一日一夢』あるいは『一日一望』と云うか、もう少し過去からの人々の思いを、或いは自分と云う個を表出させることを、今は無き人に加味して貰いたかったと云う気がしないでも無い。
しかし、かといって斯の様な偉大な人に、泥を塗るつもりはサラサラ無い。
家族の定義を今更調べるつもりは無いが、自分が思うところの『家族』とは、『憂いの無い信頼関係』を保てる人間関係の場だと思っている。 あの『おしん』の『信』である。
他人同士が家族となる婚姻関係は、男と女の出会いを指すものなので、その家族になると云う事実には、当然別離という選択肢も内包されることとなる。
しかし、親子の場合細胞レベルDNAのつながりはもちろん、思想的なつながりも含まれることは今更言うまでもない。 自傷行為とか、自己免疫疾患とかの言葉は、昔から見られる言葉なので、必ずしも自己自身を保全、自分の考えや行為が、現在を守り永続させると云う、ごく自然なことも、一部にはその定義に縛られない人や細胞が、居る事も確かなのであろう。 一つの個体でさえもそのようなことが有ることを考えれば、家族と云うものでも、その『家庭』と云う言葉を、或いは実態を崩壊、壊滅させると云う事柄は、充分想定出来範囲内である。
そう言う事象は、必ずしも先天的な物とも、後天的と云えないことも、ケースバイケースなので、家庭の崩壊や自己免疫疾患を考えると、着地点の無いことがわかる。
結論を急げば、個々人が、その組織や個体を健全な状態で維持するためには、ある程度努力しなければならないと云う結論になる。
最近の世情、見るも聞くも『自分中心』。 トランプの『アメリカンファースト』を借りるまでもない。
生活を共にしている家族でさえも、自分の周りから家族を、ハジキ飛ばそうとする事件が、余りにも多すぎ、どうして、このような悲惨な事件が起きるの? と云う様な目を疑う事件が立て続けに、起き続けて居る。
自我も目覚めない我が子に、せっかんを繰り返し、挙句の果ての殺人。
せっかく無傷で健康に、大きく育てアラフォーにもなるのに、親の手に係り殺されなければいけない、或いは逆パターンの事件、振り返って見る為ここに、ふたつのアドレスを上げて置きます。
** https://matome.naver.jp/odai/2149244268182982701 **
** http://www.hitachi-zaidan.org/mirai/02/paper/pdf/moriya_treatise.pdf#search=%27%E8%A6%AA+%E5%AD%90+%E6%AE%BA%E4%BA%BA+%E4%BA%8B%E4%BB%B6%27 **
一つの解りやすい事例で言えば、『大阪サミット』と云う『G20』の国際会議。
各国首脳、いかにも政治的パフォーマンスで、どなたともニコニコと100年来の知己に出会ったような表情であったが、誰一人として彼らが家族だとは思っても居ないのであろう・・・。
ここからは、表題ズレした与太話。 最近のテレビ雑感というか、近年のテレビ映像の傾向。 筆者自身は、テレビとしてより、PCモニターとして、ユーチューブ映像を見ることが、殆どであるので、あまりテレビ批判は出来ないが、たまにテレビに切り替えれば、何処の局も お笑いの方々を使った、瞬間馬鹿笑い。 スポーツ、ニュース、ドラマ、どれでもその考え方に毒されている。
筆者にとっての、それらはマスコミ関係、メディア関係の、勝ち誇った高笑いに聞こえて、全く面白いことは無い。 そして、食べ物の試食、或いはその地域の特産品の宣伝、『マーズッイ』と云う言葉を聞いたことが無い。
そして出演者は、その多くの方々は、首のくびれが無く、醜く無駄に脂肪を貯め込んでいる映像が、画面いっぱいにあほヅラと、聞いたことのない言葉を乗せて、次の仕事に結び付けようと云う作戦は、まさに電波芸者そのままである。
民放なら、その会社の企業努力とか、企画構成とかの努力の跡とか見えればそれなりに評価する事も有りますが、国民に視聴者料金を税金として押し付けてくる犬HK。
ニュースもスマホで撮った素人の映像を編集して、犬HKの著作権(?)をかけ、ニュースもTwitterに頼ることが多くなり、それを編集して犬HKニュースとする姑息さ。
ニュースを探して飛び回る記者の浮いた経費も、SNSから探し出したネタもほとんど経費は不要。 今度は、スマホのTv映像からも視聴料を取るとか、払わない人を裁判で差し押さえするとか、・・・・それくらいで、冗談はやめて置けと、声を大にして言いたい。
何のことは無い、全ての有料放送はスクランブルを掛けて、見えなくすればよいだけの話であろう。 詳しく調べたことは無いが『Bキャスカード』と云うものは、そのための物であったそ~な。
周回遅れ内容の、NHKニュース放送や、国民を舞い上がらせる日本万歳的映像、第三者的立場で公平な報道を含めて、国民に有益なものは何も流されていない。
そればかりか、自分達NHKの高収入(平均年収1800万円以上)の維持の為には、民営化阻止と云う意味も含まれているのだろう・・・・アべ政権の成果や、政策を政権に都合よく報道さえ厭わない、その汚れ切った体質は、金権体質維持の為に、心が腐ってしまったとしか言いようがない。
自分一人だけの神経が、町衆と違って捩じれているとも思えないのだが、現状の放送業界、選挙で勝ち馬に乗れば、メディア、マスコミ依存生活が安泰とでも思っているのだろう・・・果たして・・・・その先には、又、無秩序社会への罠が仕掛けられている。