28歳のママが、3歳の息子に『いまわの際』に残した『メモ』。
その思うところは、何であったのか・・・・ 。
当ブログでも、『餓死』の問題をテーマにして、何回か取り上げて来た。
一つ一つに涙を誘う『悲劇』が有り、一つ一つに然る筋の瑕疵がある。
その責任ある人たちには、被害者と同じ立場になることは、万が一つにも考えられないことが、対策が徹底しない原因ではないだろうか・・。
筆者も、今では低所得者層に属するのだろう、年収は150万円程度まで落ち込んでいる。
入院や怪我が有ったら、たちまち餓死状態になる懸念が有る。 だが、最低コメは有る。 落ちた話であるが、コメに味噌とマヨネーズを掛ければ一食100円前後で済ませられるが、幼い時から難病に取りつかれ、自律神経の保持を極力保たねばならない、育ち盛りの息子はそうはいかない。
正直な事を云えば、明日は『我が身か・・?』という覚悟無しに、生きることは出来ないほど、現代社会は殺伐としている。 社会の『お互いさま』の連帯感は、チョチョ切られ、最後の生命連帯組織である、『家族』という結びつきまでも、グローバリズムと云う貧困層生産システムにより、ばらばらにされつつある。
為政者にとって、『分断して、統治せよ』と云う事なのでしょうか・・・?
『分断して、統治せよ』で検索をかけたら、分かりやすい解説が有りましたので、引用します。
以下引用 次記URLより http://ronri2.web.fc2.com/game05.html
《 ・・・・・ 支配される側を一級市民と二級市民に分けて、扱いに差をつけます。 すると生活に不満があっても、一級市民は二級市民を見下すことで不満のはけ口にします。
「自分はまだあいつらよりもマシだ」。 とうぜん、二級市民は一級市民を敵視するようになります。 支配される側の人々は仲たがいをし、小さな利害でも対立するようになるのです。 ・・・・・ 》
話は、余所に逸れましたが、今日の『NHKのネットニュース』を引用しておきます。
URL⇒ http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130527/k10014869741000.html
《 今月24日、大阪・北区のマンションの部屋で遺体で見つかった女性と幼い子供について、警察によりますと、「食べさせられなくてゴメンね」と書かれたメモが部屋から見つかりました。
メモは女性が書いたとみられ、警察は2人が餓死した可能性もあるとみて調べています。
今月24日、大阪・北区天満のマンションの1室で女性と幼い子供の遺体が見つかり、警察は2人で暮らしていた井上充代さん(28)と息子の瑠海くん(3)とみて確認を進めています。
部屋には食べ物がほとんどなく、電気やガスも止まっていたことがわかっていますが、警察のその後の調べで部屋から女性が残したとみられるメモが見つかり、メモには「食べさせられなくてゴメンね」と書かれていたことがわかりました。
また、女性の胃に内容物はなく、口座の残高もほとんどなかったということです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 》
まったく、胸の詰まる事件です。 餓死した『ママ』が、いまわの際に残したメモには、貧困と云う現実を前にして、こんなに情けなく、こんなに苦しんでいく人は、私たち親子で『最後』にして欲しいという、後世への命を掛けた訴えで有ろうと思われます。
現代社会は、この様な事件に革新的な行政の変革で答えられるとは、筆者は思わないが、この現実から一歩でも二歩でも先に進めないのは、経営者や資本家たちの天文学的な報酬や、公務に携わる人々(議員も含めて)の報酬を、民間社会の平均的な所得と差が無いように、改められないからではないだろうか・・ 。
現在の、公務員や議員の『お手盛り制度』を、改めて整えるべきであろう。
悪く言えば、新聞を読んで、「ハンクソ」をほじって一日を過ごすような、公務員役職は早々に現業業務に就かせるべきであるし、何もしないでばかげた日当を出すのも、止めにすることが必要であろう。
彼等は本来、能力が人並みに有ったはずか、人並み以上で有ったことが有るのだろう。 民間会社と並んで仕事をすれば、こんなに能力があるのかと、あるいは見直されるかもしれない。
とにかく、日雇い雇用、あるいは派遣社員型雇用、アルバイト雇用などは、随分と雇用制度のコイヅミ改革時点からの議論から、かけ離れた実態となってしまっている現状を、一億総中流社会に近づける間断のない努力と、システムの改革が待たれる。
その為の人材も、民間人を主体としなければ、前より悪くなることもあるのは云うまでもない。
その思うところは、何であったのか・・・・ 。
当ブログでも、『餓死』の問題をテーマにして、何回か取り上げて来た。
一つ一つに涙を誘う『悲劇』が有り、一つ一つに然る筋の瑕疵がある。
その責任ある人たちには、被害者と同じ立場になることは、万が一つにも考えられないことが、対策が徹底しない原因ではないだろうか・・。
筆者も、今では低所得者層に属するのだろう、年収は150万円程度まで落ち込んでいる。
入院や怪我が有ったら、たちまち餓死状態になる懸念が有る。 だが、最低コメは有る。 落ちた話であるが、コメに味噌とマヨネーズを掛ければ一食100円前後で済ませられるが、幼い時から難病に取りつかれ、自律神経の保持を極力保たねばならない、育ち盛りの息子はそうはいかない。
正直な事を云えば、明日は『我が身か・・?』という覚悟無しに、生きることは出来ないほど、現代社会は殺伐としている。 社会の『お互いさま』の連帯感は、チョチョ切られ、最後の生命連帯組織である、『家族』という結びつきまでも、グローバリズムと云う貧困層生産システムにより、ばらばらにされつつある。
為政者にとって、『分断して、統治せよ』と云う事なのでしょうか・・・?
『分断して、統治せよ』で検索をかけたら、分かりやすい解説が有りましたので、引用します。
以下引用 次記URLより http://ronri2.web.fc2.com/game05.html
《 ・・・・・ 支配される側を一級市民と二級市民に分けて、扱いに差をつけます。 すると生活に不満があっても、一級市民は二級市民を見下すことで不満のはけ口にします。
「自分はまだあいつらよりもマシだ」。 とうぜん、二級市民は一級市民を敵視するようになります。 支配される側の人々は仲たがいをし、小さな利害でも対立するようになるのです。 ・・・・・ 》
話は、余所に逸れましたが、今日の『NHKのネットニュース』を引用しておきます。
URL⇒ http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130527/k10014869741000.html
《 今月24日、大阪・北区のマンションの部屋で遺体で見つかった女性と幼い子供について、警察によりますと、「食べさせられなくてゴメンね」と書かれたメモが部屋から見つかりました。
メモは女性が書いたとみられ、警察は2人が餓死した可能性もあるとみて調べています。
今月24日、大阪・北区天満のマンションの1室で女性と幼い子供の遺体が見つかり、警察は2人で暮らしていた井上充代さん(28)と息子の瑠海くん(3)とみて確認を進めています。
部屋には食べ物がほとんどなく、電気やガスも止まっていたことがわかっていますが、警察のその後の調べで部屋から女性が残したとみられるメモが見つかり、メモには「食べさせられなくてゴメンね」と書かれていたことがわかりました。
また、女性の胃に内容物はなく、口座の残高もほとんどなかったということです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 》
まったく、胸の詰まる事件です。 餓死した『ママ』が、いまわの際に残したメモには、貧困と云う現実を前にして、こんなに情けなく、こんなに苦しんでいく人は、私たち親子で『最後』にして欲しいという、後世への命を掛けた訴えで有ろうと思われます。
現代社会は、この様な事件に革新的な行政の変革で答えられるとは、筆者は思わないが、この現実から一歩でも二歩でも先に進めないのは、経営者や資本家たちの天文学的な報酬や、公務に携わる人々(議員も含めて)の報酬を、民間社会の平均的な所得と差が無いように、改められないからではないだろうか・・ 。
現在の、公務員や議員の『お手盛り制度』を、改めて整えるべきであろう。
悪く言えば、新聞を読んで、「ハンクソ」をほじって一日を過ごすような、公務員役職は早々に現業業務に就かせるべきであるし、何もしないでばかげた日当を出すのも、止めにすることが必要であろう。
彼等は本来、能力が人並みに有ったはずか、人並み以上で有ったことが有るのだろう。 民間会社と並んで仕事をすれば、こんなに能力があるのかと、あるいは見直されるかもしれない。
とにかく、日雇い雇用、あるいは派遣社員型雇用、アルバイト雇用などは、随分と雇用制度のコイヅミ改革時点からの議論から、かけ離れた実態となってしまっている現状を、一億総中流社会に近づける間断のない努力と、システムの改革が待たれる。
その為の人材も、民間人を主体としなければ、前より悪くなることもあるのは云うまでもない。