全くいい年をして、実務能力も無いのにアナウンス能力だけは、長けているのだから一町衆としては手に負える代物ではない。 まして、一期目の退職金をがっぽりと貯めこんでいるで有ろう事を考えれば、うかつに現代の法制下では、裁判沙汰になる訳にもいかない。
杜の湖畔公園・座敷童
WITHコロナか・・・ZEROコロナかを指摘している政治家や、メディア関係者も居ない訳では無いが、一向に町衆の間からは≪声≫が聞こえてこない。 現在、世界中で最も解放された気持ち、政治のトップリーダーの存在を有難がっている町方は、台湾ではなかろうか・・・? あるいはニュージーランド? GDP の伸び率から言えば、重工業を発展させた武漢などもそうでは無いだろうか・・・?
我が国のおなご知事が日本の行政中枢に忖度したのか、その逆なのか、筆者には知る由も無いが、≪WITHコロナ≫ が聞いて呆れる。 その延長線上に有るのが新型コロナの現在の政策だとすれば、余りにも情けないし、PCR検査の重要性を見逃してきた、政権中枢にも呆れるばかりである。 そして、その行政の責任は免れられるものでは無い。 勿論、有識者と云われる(尾身有識者?会長)におかれましては、国民の開いた口が塞がらないのは、本人が一番理解しているのではないか。 本音は、責任の所在が『尾身氏』ならば彼に責任を、安部氏がその意見を重用したのなら、彼に責任の所在が、責任者が責任を取らぬ、民主主義などあり得ない !!!
アナウンス能力を極めたような幾つかの ≪キーワード≫ を拾ってみた。 本人はカイロ大学を優秀な成績で、ご卒業為されたと宣っている訳で、自分ほど英語表現に卓越した者は、居ないだろうと云う『高慢ちきぶり』が垣間見えるが、そこは本人の勝手として、筆を進めてみたいと思う。 まだそんなに手垢の付いていない言葉は『東京アラート』であろうか。 意味を解説した文章を検索すれば、その筋に添う者は好意的に解説するし、コロナに拠る社会秩序崩壊を嘆く者は、意味は無いと一刀両断。
他には、クラスター(集団感染)、オーバーシュート(感染爆発)、パンデミック(感染爆発)、ロックダウン(都市封鎖)、 都民ファースト、 ロードマップ(工程表)、エビデンス(科学的根拠)、ライフ・ワーク・バランス(ストレス無き働き方)、サスティナブル(持続可能な)、パラダイムシフト(脱既成概念)等々、枚挙に暇が有りません。
『ソーシャルデスタンス』、あるいは『オーバーシュート』等は、ネイティブな人々に言わせれば、こんな英語表現は無いそうで、さすれば『和製英語』と決めつけて良さそうです。 『クラスター』と云う言葉も、ストンと腹に落ちません・・ン。 言うなれば、彼女は『メスダヌキ』まがい。 選挙民を、訳の判らない言葉で誑かして、さも政治がまともに行われている ≪体裁≫ を整えているだけなのです。
実質的な政治力において新型コロナに対する施策だけみても、台湾の首相『蔡英文氏』には、かなり水を開けられているようだし・・・。 日本の諺の『一事が万事』と云う事はご存知の方が多いと思うが、日本の政治家紛いのアナウンスおなごは、『体裁』だけを整えようとして、内容は全然『無い様!』と言って良さそうである。
北面白山・林道
しかし、都知事選挙は今年の7月に終えたばかり、選挙における公約も笑顔ばかりを売り物にして、実質的な内容は何もない。 昔、国民の殆どが仏教を心の拠り所として、 儒教を行動規範として、体と心に本来の大和心(他人を思いやる慈愛を)を、心に沁み込ませるようにして育てられたので、当然、人間は生まれながらにして『善』と云う生き物、『性善説』を信じても死ぬ時は、大した不自由や後悔は感じなかった。
現在ではどうか・・・・。 タケナ力へーゾー氏が権力中枢に徴用されたあたりから、 人間は生まれながらにして『性悪説』、悪であると云う考え方が、俄かに真実味を帯びて来た。 コイズミソーリの、ワンフレーズポリティクス 『官か! 民か!』。 権力の世襲化を今更言うまでもない、息子がその考え方を踏襲するのは、止むを得ない事であろうが、なんで、東京の一千万人の住民の民主主義を抱える、都知事がその演説手法を引き継がなければいけないのか・・・。
それは老い先短い、我が身の上級国民としての継続を願う以外、行く末の巷の覚悟や認識と云うものが、何も視野に入って無いのだろう。 彼女には彼女なりの、複雑な人生観が有るのだろうが現実的には家族が無い事実、 そんな『性悪説』という考え方の前に、『悲惨』と云う言葉を打ち消したい強い思いが有るのだろう。
その、地上に生を受けたことへの一生物としての感謝、或いは、その摂理を理解できないのだろう・・・。 そしてそこが、〇〇だと非難される所以だろう。 筆者に言わせてもらえば、ある意味、可哀そうな人である。 だからと言って、町衆を巻き込むことは許されることではない。
高畠・阿久津八幡様
長井ダム・千秋湖