Twitterを、散見すれば必ずどっかに『我が国の国家機密』と云う、ドキッとする指摘に行きかうw。
それは何を意味することなのか、何か、他国にばれるとまずい事でも有るのか・・・、彼が発する言葉と、政策を進めるうえで、行っている日本の政治の現状を正確に把握出来れば、彼が鹿と馬の区別が出来ないという事を、字ずらで表現しなくても、外国人であろうと、日本人であろうと、すぐ判ることである。
こんな諺を持ち出すまでもない、日本のトップリーダーとして走る政治家たち、数多くの世襲の中でも、この3代目。 『売り家と唐様で書く三代目』、言葉遊びでの≪インスタ映え≫という事には、ならないのだろうが、言葉ばかりが先行し、上滑りする実態が続いている。 ≪3本の矢≫、≪美しい国≫、≪景気回復≫、≪トリクルダウン≫、≪強い国≫ etc。 言葉が映える事ばかりに注視し、中身の把握、目的とするビジョンの具体性も描き出せなくて、何が美しい国か・・・?
株価の上昇を持って、景気回復と云ったって、年金資金や日銀で買い支えたって、実体経済と関係ないところで、株価は上滑りをしているだけで、モノ作りによる国民総生産は、むしろ減少しているのではないか・・・・。
あのトランプ大統領でさえ『アメリカンファースト』と云い始めて、≪モノづくり≫を国内に回帰させているのではないか・・・。
金融の覇権を握っているでもなく、米国の属国に近い政策を打ち出せば、長期政権足り得る日本の政権党の実情、どこがカジノで景気回復だとか、何処が観光業で景気回復だと云うのか・・・・。
イギリスは、連邦制度があっての≪金融立国≫、ロス茶有っての≪金融立国≫が成り立っていることなど、モノの本には書いてなくても理解できそうなものだが・・・。
今や、日本はアジアでは≪働きたくない国≫としての順位が上位であり、モノ作りの国際競争力でも、アジア各国の中では下の方にランク付けされている現状。 米国のように、モノづくりを国内にもって来ようとしたって、職人は居ないし、中小企業は倒産の憂き目、国民は非正規雇用で、貧乏人ばかりという傾向が顕著で≪モノ作り≫どころではない。 歴史の中で、技術は雲散霧消、なにより若くやる気のある人材が、居ない。
国際的には観光業と云ったって、欧米からのリピーターは無し、なにより日本を観光しても ≪つまらなく、退屈・・・≫というデータも珍しくなくなった。
≪クールジャパン≫なんぞと云って、ハシャイでいるのは、人の金をくすねて居る天下の犬HKと、ア〇総理位のものであろう。
せっかくなので、同じような意見を下に引用しておきましょう。
URL:http://iiaoki.jugem.jp/
**** 以下引用 ****
外国人観光客頼みの哀れな日本
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外国人観光客頼みでいいのか。
1.日本各地の観光地も、貧困化した国民が訪れないから、民泊だろうが、外
国人観光客に来て頂くしかない。 兵庫県養父市(国家戦略特区)では5
月から、自家用車(白ナンバー車)を使い、ヒト(外国人観光客)を有償で
運べる事業を開始する。 要するに白タクだ。 日本国民は外国人観光客
にサービスを提供して生きていくわけだ。
2.緊縮財政⇒国民貧困化⇒国内の規制緩和・自由貿易という流れで、我が
国の外国人観光客向けサービスが「新規ビジネス」と化している。 全て
の根っこである緊縮財政路線を転換しない限り、我が国の観光業が「外国
人様に頼らなければならない」状況は終わらない。
3.観光客数4千万、消費額4兆円などと政府は宣伝しているが、それほど喜
ぶべきことではない。 日本の個人消費(民間最終消費支出)は300兆
円だ。
国民が一年間にわずか2%、消費を増やすだけで、訪日客の消費以上の
経済効果になる。 日本の個人消費の実質値は、13年度には302兆
円だったのが、14年度に294兆円と大きく落ち込んだ。その後は一応
、増えてはいるが、未だに13年度の値を回復していない。
4.政府は着々と民泊の規制緩和に動いている。 リクルートの不動産情報サ
イトSUMOは、民泊の世界最大手米Airbnbと業務提携。 民泊事
業に参入する方針を固めた。 無印良品もホテル経営に参画する。 国民
の生活を犠牲にし、外国人観光客を増やし、民泊ビジネスに新規参入して
儲ける。 緊縮財政で個人消費を増やせない日本国民は、文句を言えな
い。
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**** 以上引用 終 ****
経済学と云うものが、そんなに簡単で薄っぺらい物でないことを、政治の中枢に座っている人々は、重々承知しながらも、国民に無駄な≪高揚感≫を与える為であろうと思われるが、政治の目的と手段と云う事を考えれば、余りにも底が浅く、お粗末すぎるのではないか・・・・。 上記ブログ主宰者と、筆者、国民が貧困で有るのは、グローバリズムに由来する所が多いとする、筆者の意見とは相いれない所も有るが、観光業でGDP上昇などは、本末転倒という結論に於いては一致している。