住まいの安全 心の健康 住まい塾 21

住まいの安全性、食物の安全性、政治の危険性、感動の共有
心と体のリラクゼーション、誰かに秘密を話すストレス解消

日本人の心情…新渡戸稲造『武士道』の危機

2015年07月29日 | 日記

  十和田市の『新渡戸稲造記念館の危機』・・・・拡散
 首長が、アホ過ぎで間抜けの結果がこのザマです。 もちろん事の真実は、一つでしょうが…余りにも情けなさ過ぎて、これが、日本の現状と『憂い』は深くなるばかりです。


  筆者が、新渡戸稲造氏の著書『武士道』に出会ったのは、はたち前だったと記憶しています。
それまで、石橋をたたいて渡りながらも学んでいた『キリスト教』への傾倒を確実なものとして、のめり込ませて行った事実は、隠しようも有りません。

  以後、彼が筆者の生き方の目標の一人になったことは、間違いありませんが『自らが、太平洋の架け橋』として生きようなどと云う、大それた目標にはほど遠く、及びも付きませんでした・・。
事のついでと云いますか、当時、影響を受けた一つの考え方に、次のような短歌が有りました。 ブログの最後まで行くと、その短歌、忘れてしまいそうなので、脈絡はめちゃくちゃと云う批判を承知の上で、忘れないうちに挙げて置きます。
  ≪ 見る人の心こころにまかせおきて 高根に澄める秋の夜の月 ≫


 写真引用先:http://nobu-t-diary.blogspot.jp/2015/05/full-moon-saiko.html


  結論から先に言いますが、ニュース記事やブログを見る限りにおいて、十和田市の『新渡戸稲造記念館』が、市長の個人的嗜好から法的根拠も正式書類として明示せず、『理不尽』に休館に追い込まれ、歴史的お宝も、維持管理の為の空調設備電気も絶たれ、風前の灯火だと『悲痛な叫び』を上げておられます。

  云わせたら、『泥棒にも三分の理』と云うように、その動機は種々あるでしょうが、双方、一見尤もらしい理屈をこねまわすのでしょう。 筆者は、こういう言い争いは、何を置いても聞きたくありません。
検索で見たら、花巻市にも立派な(?)『新渡戸稲造記念館』も有るらしいので、新渡戸家の末裔の方と行政の長が話し合い、その所蔵品を花巻温泉の記念館に、お預けになったら如何なのでしょうか・・・?


  それにしても、各ブログを読ませて戴けば、ここにも韓国の『嘘と恨みとお金』に纏わる、メンタリティーが紛々と表出しているようです。
過去の、日本民族の穏やかな農耕民族の『共生』意識、助け合い、譲り合いなど、微塵も感じられません。 情けない事です。

  ***  以下引用  下記URL ***
   http://uni.open2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1433678879/

先日、新渡戸稲造博士の『武士道』の要約を掲載させていただきましたが、
その新渡戸稲造博士の遺徳を讃え、博士所蔵の文庫や新渡戸家に代々伝わる武具など
を展示した記念館が青森県十和田市にあります。
それが「十和田市立新渡戸記念館」です。

この記念館には、かつて高松宮殿下、三笠宮殿下をはじめとして、佐藤春夫氏、
稲造博士の教え子である南原繁氏、田中耕太郎氏などが閲覧におとずれてもいます。
そしていま、この記念館は新渡戸家8代目の新渡戸常憲さんが、館長をしておいでに なります。

ところが、この「十和田市立・新渡戸記念館」、十和田市長の小山田久が突然、
「新渡戸記念館の耐震性に問題がある」といいがかりをつけ、今月末までの廃館と、
今年度中の解体撤去を要求してきたのだそうです。

新渡戸家では、突然のことに驚き、著名な専門家の方々に市から提出された報告書を
見てもらったところ、
おかしな点がいくつもあり、この報告書は信頼性に乏しいということでした。
記念館側では、市の耐震調査について疑義を抱き、市に話し合いを求めましたが、 市長はまったく話し合いの機会すら持とうとしません。
ようやく28日に会えたものの、まるでヤクザのような恫喝があっただけです。
これまたありえないことです。
そのテクチは、まるで昨日の当ブログの記事そのものです。

この記念館は、建物は市の所有ですが、土地と資料のほとんどは新渡戸家の所有財産 です。

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ところがこれについても市は、「建物の所有権は市にあり、記念館内の資料(約8千点)は市民共有の財産である」と主張しています。
そして「資料の保存については話し合いに応じる」「市の所有のものは保存するが、
新渡戸家のものは市の文化財に指定となっているにもかかわらず、市に寄贈すれば
大切に扱い、寄贈しなければ勝手にしろ」というのだそうです。

これまた行政の主張としては、きわめて不思議な話です。
建物の所有権は、建物内の動産に及ぶものではありません。
加えて、この建物が「記念館」である以上、本来、値打ちのあるのは所蔵資料の方で
あって、建物ではありません。
しかし、その建物も稲造の後輩でもある生田勉の意匠設計、日本建築学会会長を務め
た佐藤武夫のコンビによる国内に現存する唯一の建物です。

ところが、なるほど法的財産としては、建物に不動産としての売却価値があり、動産
にはほとんど価値がない。
さらに「記念館を取り壊し」てしまえば、その建物不動産もこの世から消えるわけで、
そうなると歴史的記念物である記念館所蔵品は、果たしてどうなるのか。

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  ***  以上引用   終  ***


  何はともあれ、明快な回答が出ない場合、アホ首長を通り越して、『国の機関』が地域住民と行政の仲裁に入るべきではないでしょうか・・・。

  『新渡戸稲造博士』は・・、世界平和を希求するその物の考え方は、日本人にとっても世界市民を標榜する国際人にとっても、失ってはならないものです。
正直でシャイで人の良い日本人、国が蚕食状態になり滅びるかどうかが、一つ一つの歴史的事実として積み重なって、出来上がると云う事を自覚して、進みたいものです。


『モンテ・・・』スタジアム移設への蠢き

2015年07月27日 | 日記

 筆者は、どちらかと言えば『サッカー』より『野球』のほうが趣味に合っているような気がする。
なので、殆どテレビではサッカーの国内のリーグ戦は観戦したことが無い。
一部リーグで、ずっと『モンテ・・』が戦う実力が有れば、それなりに応援はするのかもしれないが、現状を解説するまでもなく、 恐らく来年は2部リーグで戦うことに成っているのだろう・・。

  ***  以下引用 下記URL ***
  http://yamagata-np.jp/news/201507/26/kj_2015072600557.php

 Jリーグのサッカースタジアムの現状や、J1・モンテディオ山形の理想的な施設の在り方を考えるシンポジウムが25日、山形市の山形国際交流プラザで開かれた。

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  ***  以上引用    終   ***


 

  ところでここ数十年、県都の衰退は言われて久しいが、明快な解決策は見出せて無い。
山形駅周辺、七日町周辺、嶋地域周辺、県庁周辺と、その山形市としての都市計画には全く統一性が感じられない。

 勿論、限りある自治体予算、納めているのは既存地域で活動している従来の住民、しかし、合理的で効率の良い新しい都市計画は、白紙の何もないところに計画したほうが、予算は少なくて済む事に成る。
その代表的な都市が、話は大きくなるが『ブラジリア』であろう。

 観光についても、その主旨一貫性は何ら統一性が、感じられない。
聞くところに拠れば、何時のころか『山寺地区』は、天童の自治区に入っていたと聞くが、現在は山形市の行政範囲内と云う事に成っている。

 その他にも、観光地として『蔵王』、『霞城公園』、そして、スポーツセンターや馬見ヶ崎川原芋煮会、これでは、住民や観光客は『右往左往』するばかりではなかろうか・・・。
そして、またサッカースタジアムも山形市に持って行こうという作戦なのか・・・?




  同じ人口規模で言えば『盛岡市』。  山形市と比較すれば、何処となく纏まりを感じるのは、筆者だけではないのではなかろうと思う・・・。
先日、『北面白山』に登ったがその登山道、天童市側の登山道はしっかりしているが、山形市側は何処となく整備が行き届かない所が有り、危険性さえ感じられるところも有った。

  紅葉川渓谷にしても、やはり国際的に観光客を誘致しようとするには、余りにもお粗末な整備状況と云わざるを得ない。
公務員のアガリ役の市長では、その人間的深さに期待できない事は解っているが、ごった煮料理の様に『何でもかんでも』山形市に引きずり込めば、山形市中心街に利益が及ぶという、浅はかな考え方は持つべきでは無く、アクセントを付けた行政が本当は、望まれるのではないか・・・。
 

  その土地の特性とか、個性的な環境などと云うのは、その地に根を下ろしその地で生きていこうとする樹木や植物に拠って形作られるもので、浮草や川ゴミの様な、環境によってホイホイと居場所を替える様な輩に、イニシアチブを与えるべきでは無いのではないか・・・。


ー 温故知新 -

2015年07月24日 | 日記

 熱い毎日が続いています。

やっと体のバランスが、正常に戻りつつあります
食べるもののバランスもさることながら、精神的なバランスも
疎かにできません。

外に出ては、蛍の生命力に触れたり、雷雨に成ったら次のような
ユーチューブでの、メロディに耳を傾けてみては、如何でしょう・・・か。

 *** 知新 ***



 *** 温故 ***




 
 両親との心の交わりを果たせず、自ら命を絶った兄が神のもとに
旅立ってから、今年で12年になりました。
今では、3人仲良く私たちを見守ってくれて居るのでしょう。
夫々の人に、それぞれの試練が与えられて居るのでしょうか?

Memo 『インフラ・・・』 とは

2015年07月16日 | 日記

「ウィキペディア」には、次のように書いてあった。

 *国民福祉の向上と国民経済の発展に必要な公共施設、学校、病院、
  道路、港湾、工業用地、公営住宅、橋梁、鉄道路線、バス路線、
  上水道、下水道、電気、ガス、電話などを指し、社会的経済基盤と
  社会的生産基盤とを形成するものの総称

 *通常は道路、河川、橋梁、鉄道からガス、電話など社会生活基盤と
  社会経済産業基盤とを形成するものの総称 

 *社会生活基盤と社会経済産業基盤とを形成するものの総称 




 近頃、新築工事の受注も儘ならず、自然と住宅のメンテナンス工事の方に、スタンスを移さざるを得ない様な、状況になりつつあることは、弱小企業に限らず町場の工務店さんでも、変わりが無いのではないかと、危惧の念が毎日頭の隅から離れる事の無い今日この頃、お金回りの良い先生方は、いかがお過ごしの事でしょうか・・・。
毎日『疑心暗鬼』、あわよくば『金銭』のみに有らず『権力』までも、或は、孫末代まで既得権益を手に入れようと『虎視眈々』と、策を弄して居られる事でしょうか・・・。


  おかげさまで、シャワーのサーモスタットが壊れたり、インターホンをテレビ録画付のものに替えたり、エアコンが効かないとか、トイレを洋式に替えたり、ボイラーから水が漏れているとか、ひげ根とか毛根さえ世間に張り巡らせて置けば、自分が喰うだけの仕事を確保することは、造作も無い事である。

 だが、女房に不満を云われない程度、息子に納得の行く教育を受けさせたりする程度までには、幾分とお金が足りない事は言うまでもない。
おかげさまで、女房からは三下り半を突きつけられるし、息子には入学金300万、学費100万/年も工面できない事に、申し訳は立たない。 
ブログ内で何回も書いたので、今更言うまでもないが、2歳から難病と診断され不健康体なので『薬剤師にでも』と思った事はある。 1人だけの息子でも、このざまである。  3人も4人も子供のいる生活など、恐ろしくて想像すらできない。


 そんな仕事柄、早く終わったり予定より余計時間が掛かったりするのは、常の事である。
エアコン取り付け時、コンクリートに穴を開けてアース工事を行う事を、後回しにしたある一人暮らしの『おばさん』、何時も漬物を戴くので、世間話に花が咲いた。

 その人の息子さんは、町場に住宅を建て『お孫さん』も居られるので、何も心配ないが村の中では、年配の方の一人暮らしは多く、 その子供さんたちも結婚もしてない人が多く居るという話。 空き家も、毎年毎年増えていくようであるし、何やら、200戸くらいの村落全部で『新一年生』は、たった一人との事。 勿論、小学校は前々から複式学級とのことであった。

 我が村では、約50戸に『新入一年生』一人くらいの割合いだから、私たちの村が少しは限界集落から遠い位置に有り、『勝った!』と云う、お目出度く無い気分にさせられる。
我が村は、山形県の中位に属する自治体では有るが、我々の小学生時代の約十分の一の現在の小学生数である。


 『インフラ』と云うものに、『新国立競技場』や『NHK新社屋』が含まれるのかどうか知らないが、我々日本国民にとって、名目や形は違っても、『お金』を強制的に巻き上げられる方にとって、それらは大きな違いが有ると云うことではない。

  基本的には、国民共通の『富』は均一な国土の発展に向けて、使用されるべきで有るのだろうが、国民の基本的な生存権を脅かしてまで、『インフラ』を整備する必要が有るのだろうか・・・。

 国民の生存権と、インフラ整備に掛かる税金の招集量は、なにやら反比例し、インフラが整備されればされるほど、国民は貧困に陥り、その生存、子孫繁栄は危ぶまれてならない。




 田舎に通っている高速道路には『蔦』や『ヘビ』が走っている所も多く、人通りの無い山間部のアスファルト道路には掛けて有った、『側溝の鉄蓋』なども『ムダ』だと思う輩に持ち去られたようなところもある。 
はたして、政府高官が言う様な『インフラ整備』が、完了した暁には、純粋に『大和魂』をかたくなに、守り続けた日本人は居なくなってしまうのではないか。

 名前を挙げれば失礼なので挙げないが、旧有名大臣で郵政民営化に走り続けた、あのコンビやサラ金の集金係から、名を成した200%無いの、あの有名人なんかは、『日本人的思想』からは、かけ離れていて、筆者から云わせれば『守銭奴』としか言いようがない。

  
  あの有名な、『モアイ像』胸から下も砂の中に有るそうだが、現在話題に上がっているインフラの他に、『磁気浮上型新幹線』なども果たして、完成した暁には日本人は半分も居なくなっているのではないか・・・。 


  モアイ像の製造理由や歴史的背景に特に興味が有る訳ではないが、またぐらには『男のシンボル』が、果たして付いているか興味は無い事は無い。 その『モアイ像』だって、当時は立派な『インフラ』だったのだろう。


新国立競技場2520億円・・・!!? プラスも有る!

2015年07月08日 | 日記

 ロンドンオリンピックのメーン会場の建設費が、500億円程度だったと云う、NHKの7月8日の夜のニュース。
屋根の取付け費や、仮設の可動席の改装費は含まれていないとの、某新聞の指摘。 結果、税金におんぶにだっこ・・・。 まだまだ増える建設費予算だが、責任者の顔は見えてこない。  長期にわたる工事費の場合、追加工事費は藪の中と云う事で、落ち着かせようという現職大臣や役員の方々。  あとは野となり藪となる、言葉を変えれば『国破れて、箱物有り』 哀れな、働きアリは冬を前に絶滅寸前。 ギリシャの事情で、今年の冬は特に厳しそうな予感。


 振り返って、渋谷の『NHK放送センター』の改築費、検索を掛けたら 、3400億円と云う事らしい。
おいおい・・・・、自分たちの給与も並外れているというのに、その箱物の改築の説明については、説明なしかよ~!
国民から、万遍なく集めるという運営費は、言葉こそ違うが、税金と云っても取られる方から云えば、何の違和感も無い。


  結婚も儘ならず、老後の生活も国民年金の5万円/月で、優雅な生活には程遠く、思うは一人でも多く、自分たち貧困者をここまで落とし込んだ責任の所在だ。
責任者には、自覚をしてもらうだけでなく、責任を取って貰わなければならないという事。
どのTV放送局でも、岩手の中学2年生のイジメによる自殺を報じている。
担任の先生は、体調を崩して休みっぱなしだという。  それで、台風が行きすぎたら、又、生徒たちの前で教鞭をとろうということ・・・?  公務員的体質は、上から下までほとんど変わりがない。  この中学生は、学校に行かなかったら、死んではいなかったに違いない。

  公務員の責任は、おうおうにして『人命』に直結することが多い。 だからこそ、ある程度の高給にも無理に納得しているところが無い訳ではない。
筆者は、新幹線の中で、ガソリンを被った人の気持ちが分からないでもない。  その貧困者、或は弱者たちの心の叫びなど、現職の公務員に、聞こえるはずは無い。
彼らは、年収も、年金も、一般国民とはかけ離れた生活・・・
・・年金30万/月など考えられもしない。


 本筋から離れてしまったので、・・・・こんばんは、これで、オ・シ・マ・イ。


 新国立競技場、渋谷NHK放送センター改築に向かう、国民の意見は何処にあるのだろうか?
 これも、エライ先生方が決めたことなので、従って貰うと云う事ですか・・・・?
 『主権在民』などと云うのは、初めから戯言なら、貧困者には貧困者の行動は有る!!

 

memo: かぜ薬

2015年07月08日 | 日記

  ようやく風邪が、治りかけて来た。
正月過ぎに、風をひいた時もえらく治り難かった記憶が有る。
なので、次の時の為にメモとして、記録を残すことにした。

  良くなりかけた時に飲んだ、薬名。
カルボシィスティン錠500mg・・・・1錠*3回/日
フスコデ配合錠  ・・・・2 + 2 + 3錠/日
ホクナリン1mg  ・・・・  夕方のみ  1錠 

 

  真夜中に、5回前後の咳き込みに襲われると、その苦しさは痩せる思いであったが、残念ながらそう都合のよい様に、物事は進まなかった。 風邪をひきやすいタイプの方は、お気を付けあそばせ・・・・。

  その治りかける前の前の日、左目だけ、白目が真っ赤になり、目元、目じりに目やにがいっぱい。
お医者様に内緒で、手持ちの抗生物質クラリシッドを、朝、晩飲んだら鼻字が2回出たので止めた。
あるいは、これが風邪に効いたのかも知れないが、良く解らない。
眼科にもらった目薬で、治ったような気がするが、未だバイ菌が居るのだろうか・・・・?   

日本型雇用、派遣から終身雇用へ、そして産業復興!

2015年07月05日 | 日記

  筆者の体の免疫機能が衰えたのか、夏風邪のバイ菌が強くなったのか、熱は無いのだが咳き込むようになってから、一週間以上になる。
夜となく昼となく、咳がひどく、まともに寝ても居られないほどである。 皆様もお気を付けあそばせと云う枕詞になるだろうか・・。


  そんな訳で、昨日は久しぶりにテレビで『ヂャパネット○○』を、最初から流し目では有ったが、最後まで見せてもらった。
夫々の商品の売れ行きの多寡は、その放送内容から窺い知ることは出来なかったが、販売品目の構成はどうも初期に戻っているような感じがした。
『ウニ』と云う北海道の食料品、『サイクロン型』という軽い掃除機、『電子辞書』には90万円以上の書籍が詰め込まれているそうな・・・と云うテレビ販売初期のパターン。

  じつは、筆者は何処で身に着けた考え方かはっきりした記憶は無いが、その仕事で行き詰った時、『初心』に帰ると云う、考え方を持っている。
もしかしたら、これはこのヂャパネットも伸び悩み、もしくは、売れ行きが減少傾向に入ったのではないかと、思わせる感じがしないでもない。
会社でも、販売方法でも、国の場合でも、家庭でも、考えれば『ライフサイクル』と云われる成長曲線に合致した経過を辿る場合が多い。

  

  そういう意味で言えば我が『日本国』は、既に老齢期な入って居ると云えるのだろう・・。  細胞レベルでの、組織同士の互換性は無いし、頭に生まれた細胞はずっと頭の立場で居られると思ってい既得権細胞。  だが、現実の菌糸類の胞子レベルでの細胞の変遷はそう云う事に成ってはいない。  一介の、フーテン細胞が全体を指揮する神経の指導的細胞になる事は、まま、ある事では有る。

  
  国民の低所得層は貧困格差ゆえの『車』や『結婚』に対する諦め感、特に若い働き盛りの人々に、その感情は広く行き渡っている。  当然子供が生まれなければ、生活必需品の消費拡大も望めない。  派遣社員では、先々の暮らしの見込みも読めず、会社で働く状況も帰属意識も、会社を発展させようという気概も無い、単なるロボット代わりの『ヒト労働』へとなり、その働いた利潤は株主や資産家へと、企業の余剰金として流れていく。 日本経済再生本部の『タケナ力先生』お得意のグローバル化と資本の集約化に、持たざる者と高所得者層の格差は広がり、貧困層の絶望感はカタストロフィーへと繋がりつつある。


  重厚長大形産業、IT産業系、生活用品製造業の実製造業企業体では、あまり景気の良い話は聞こえてこない。 証券会社や銀行、マスコミ、サービス、観光業等の、金が金を生み出す虚業、例外的には、トヨタなどの製造業を世界的に展開しているグローバル企業以外は、殆どと云って晴ればれしい景気動向は、聞こえてこない。

  産業界の重鎮は、『JAPAN AS NO.1』 の一時代前の、1980年代の社会状況を思い起こし、従業員、経営者、銀行家、一丸となってその企業業態を『初心』に返すべきであろう。
資本形態の外資比率が当時と異ったり、世界的な経済環境が違ったり、否定的な条件を拾い、言い訳を言えば日本の再生などあり得ない。

  『日本の産業復興』を、本心から望むのであれば、上流側に位置取りをしている富裕者層が、かつてマハティールが言った『LOOK EAST』と言葉を重ね、 『LOOK PAST』と声を大きくし、それを実践しなければ、日本的良心は継続されず、国全体があの反則塗れのヨーロッパ型サッカーの様な、弱者と弱者が争いあう様な社会となる事は、請け合う事が出来る。


うすかわ饅頭の中身

2015年07月02日 | 日記

  世の中、お金持ちばかりなのか、なにかに付けて『旅』の話題が多い。  旅にはお土産は付き物であるのだが、昨今では戴く事が少なくなったような気がしないでもない。 特にお土産を持って歩いた記憶も無いので当然と云えば当然の結果と云う事なのか・・。 そういう時代と云う事にしておきますが、時代は変わっているとはいえ、名物に旨い物なしと云う事は、殆どの方は何回か経験したところではないだろうか?

  ご当地山形県にも、温泉ばかりが売りの、観光地は数多い、 一泊三千円などと云う木賃宿は、ネットではあまり見かけたことは無いが、まだ有る。
≪薄皮饅頭≫ 等と云うお土産などもまだ有る。 それは、お土産の中では当たり外れが少なく、それなりに美味しいのも、体験することが多いのではないだろうか・・・・?




  さて、≪アベノミクス≫ と云う、薄皮まんじゅうの場合はどうであろうか・・・・・?
中身は、国民の年金による株価あげ、プレミアム商品券による無駄遣いのススメ、円安による物価上昇そして目論むGDPへの影響、プレミアム旅行券には50%ものカテが混ぜ込んで有るそうな・・。

  カネがカネを生み出す、ヨーロッパ型金融資本主義。  何処かに、理に合わないものを感じながらも、それがなんだか判らないところに、イライラが募る。
『アベノミクス』もその範疇の中で、のた打ち回っているが、そのヨーロッパ型金融主義の泥の海から、逃れることは出来そうに無い。

  現代の日本社会の凋落は、全て貧困格差に起因しているのに、そこの所に眼を向けようとしない、上流側に立つ人群れ。
世界を対象にとり続けている、国際競争力ランキング。  今は昔、JAPAN AS NO.1 の影も形も無い、30番目辺りまで落ち込んでいる。 
 アクセルを吹かせば、再び国際競争力が上向くことはありえるのだろうか・・・。

  公務員のボーナスや俸給が、上がる上がるとマスコミでは持て囃しているが、民間にはその様な景気の実態は無い。
総理自身の、手の者の公務員や三菱等の大企業の給与が上がれば、無駄使かいが進み『GDP』が、10%も20%も、上がると思っているのだろう。

  信じられないことかもしれないが、一ヶ月に30万円超えの年金を頂いている、公務員や特別公務員、準公務員上がりは世の中には、沢山いる。 彼らの家は、道具に溢れており吹けもしないサックスや使うこともない様な、高級な登山靴などで溢れている。
そして、経済性も明らかでないような、エコキュートやソーラー発電の設置にうつつを抜かしている。
筆者の持論であるが、石油で発電をして電気自動車を動かすよりも、石油で直接自動車を動かした方が効率は良いのではないか・・・・・?




  アべ政権が目指す、≪GDP≫ の形(体裁)だけの上昇。  国民の閉塞感の打破は、チャンスの平等性に欠ける社会システムや、世襲だけが無条件で続けられる、ダニのような不労所得、こういう不公平感がなくならない限り、いや、明日への希望が見出せないかぎり、『GDP』の上昇、国際競争力の上昇』は、有り得ないのではないか。

  『アベノミクスと言う薄皮饅頭』。  中に入っている物が『庶民の汗』と『国民の涙』と『派遣社員の血』なら、おいしい美味しいといって食べることが出来る者は、フりーメーソンメンバーくらいだけではないでしょうか・・・・?
半島のオナゴ大統領の、父親が優秀であった為に、平民から大統領までなったことや、田中角栄の様な一庶民が、平等にチャンスに恵まれているかと云うと、現代の日本ではそうではない。

  貧困のスパイラル、永遠のダニ化スパイラル、ダニが自覚して『宿主(国民)』の隆盛など、考えるはずも無く、国民本体が委縮してしまったら、日本の繁栄はあり得ない。
大和民族の未来に見えるのは、≪滅びの美学≫ 以外望みようが無い。  古来、『武士道とは、死ぬ事と見つけたり』と言った古の人々は、あながち間違いとは云えない。