その言葉は、まさに、諸外国に赴任している外務省の外交官の方々に当てはまる言葉ではないか・・・。
自民党単独政権になってから、思い通りの政局運営を図り続ける、安倍政権。 この、日本指導者層の急激な武闘派への変遷は、日本にどのような未来を齎そうとするものなのか、国民は一人ひとり良く考えて見なければならないのではないか。
少し前には、韓国軍への一万発の銃弾の供与・・・。 韓国政府発表によれば、「現地では交戦はなく、自衛隊から提供を受けた弾薬1万発は予備のために借りたもの。足りないわけではない」と説明した(サーチナ.JP)。
もちろんこれは、これまでの政府の武器輸出3原則解釈を、覆すもので 、新たに法を見直そうとする動きさえ現実には起こりつつある。 云うまでもなく、自民党員はすべて右傾化しているように見えるが、そうでない人は昔からそうであるように『ダンマリ』を決め込みつつある。 今また、新たに国民に免疫を与えようとするかのごとく、自衛隊の新たな事実が開示されつつある。
*** 以下全文引用 河北新報 12/30付 ***
ー 別班と特殊部隊を一体運用 陸自が構想、改憲見越し ー
文民統制を逸脱した海外での情報活動が明らかになった陸上自衛隊の秘密情報部隊「別班」を、特殊部隊「特殊作戦群(特戦群)」と一体運用する構想が2008年ごろから陸自内部で検討されていることが30日、分かった。
複数の陸幕長経験者らが共同通信の取材に認めた。
想定する任務には、海外での人質救出、敵地への潜入と攻撃目標の偵察なども含まれている。 武器使用基準の緩和、憲法解釈で禁じられている「海外での武力行使」に踏み込むもので、改憲を見越した構想とみられる。
*** 以上引用 終 ***
韓国や中国では、国内の治安状況はさておいて、諸外国に対する『ロビー活動』は、はるかに日本の外務省をしのぐ、勢いにある。
振り返れば、我が国の外国に赴任している大使の、動きはどうなっているのか・・・。
ワインや絵画の収集に余念が無く、何かといえば『閣下』と大使館員に呼ばせ、自己満足に陥っているという事実があるそうだが、それも偏差値バカの特質であろうか・・・。
挙句の果てには、政治家の発言を後押しすることなく、場合によっては、政治家の後ろから弾を撃って、わが身の出世を図る輩が多いと聞く。
日本の政治の最も大きな弱点は、政治家や官僚に世襲化が進み、国策的思考が硬直化されたことだろう。 言葉を変えていえば、既得権益層の自己防御体制が確立されつつあるという事であろうか・・・。
明治初期のような、80%以上を占める貧困層に平等のチャンスなんて言うことは、絵に描いた餅になりつつある。