PRINCOの今日のパチパチ
Sidosso Princoちゃんの思わず拍手パチパチ記録
 



拙僧が『そっと後押し きょうの説法』でいつも最初に祖師先徳の言葉に節をつけて、♪むにゃむにゃ~と~、と唱えていますが、あれを「御讃題」といいます。パチパチ!
私が法話の初めに御讃題を唱えるようになったのは、これはもう小沢昭一の『ものがたり 芸能と社会』の影響が大きいのです。あの当時、ホントお金が無かったけど、この本だけは座右の書にしる!と買ったものです。しみじみ。

日本の門付芸や放浪芸、ストリップから浄瑠璃に至るまで、ありとあらゆる芸を研究した小沢昭一が「生まれ変わったらやりたい」と公言してはばからなかったのが節談説教です。私も初めて聞いた時、ジャブ一発でノックアウトされました。その後、浪曲からヒューマンビートボックスまでいろいろ浮気しましたが、いつも心の底には節談があったのです。私も「芸能の復活」(現代のテレビに芸能人はいない。芸NO人ばかり)という小沢昭一的のぞみを、これからも望んでいく所存です。

小沢昭一は、これから生き残るのはインストラクターだ、と書いているのですが、氏の没時にいみじくもそれが実証されつつあります。歌手では無く歌の指導をする人、ダンサーでは無くダンスを指導する人、芸人では無く芸を指導する人、、、。

亡くなった村上正行さん(元ニッポン放送パーソナリティ)が「先生に成り下がりたくない。学校の先生のような職業教師を抜かして、先生と呼ばれることは必定“引退した”ということですから」とおっしゃってました。
僕りんも、パフォーマーや住職としていつまで現役でいられるかしら、、、。もっとも、元々補欠みたいなもんですけど(^^;)


写真~
お檀家さんが石臼に土台を付けてくださいました。これで、「市の谷の市」の餅つきもだいぶ快適にできると思います。子どもさん用の杵と臼もあるので、15日(土)は円東寺で餅つきデビューをさせちゃってください!

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