PRINCOの今日のパチパチ
Sidosso Princoちゃんの思わず拍手パチパチ記録
 



『そして父になる』、封切りを待ちきれず、先行上映に行ってきました。パチパチ!
先行上映ってなんなんすかね?一部劇場のみ公開ってことかな?
本編の前に、カンヌ映画祭の模様が上映されたんだけど、正直、ああいうのはやめて欲しかった。素直に観れなくなっちゃいそうで。

さて、本編の方ですが、ここ数年、前橋には何かと車で行く用があったので、「お、ここは板橋JCTかな?このクルクルは大泉JCTか!?これから関越だな、、、、あれっ、ここ、越谷レイクタウンじゃーん!」なんて小鼻を膨らませながら観ていました。
あと、ドラマ『Mother』の芦田愛菜ちゃんや『Woman』の鈴木梨央ちゃんを見慣れてしまったせいか、子役がちょい弱いなーと。そんなこんなで最後まで涙することなく、淡々と観ました。
どうじゃ!ほれ泣け泣け~!という押しつけがましいところの無い、おさえの効いた演出の佳作だと思いました。



写真~
高校生の豚女児が新人戦だったので千葉県国際総合水泳場まで観に行きました。自分から「応援に来てくれ」なんて珍しいな、と思ったんですが、確かに行ってよかった。
ごめんなさい。水球、なめてました、、、、。
足のつかないプールでひたすら泳ぎっぱなし&水中の格闘技。ありゃあ、疲れるわ!

親は弓、子どもは矢。子どもはもう既に一人の人格として親の元を離れているんですよね。今日は、子どもの試合を応援に行き、夜は映画を観て、子どもに依存し、父親として未熟な自分を思い知らされました。




以下、映画のネタバレちょっとあり











やはり男は泣く子と地頭には勝て、、、じゃなくて、母親と子どもには敵わないな、と。
以下、ネタバレありです。ホントよ!










自分自身の嫌な部分をこれでもかって見せつけられました。野々宮(福山雅治)が、斎木(リリー・フランキー)を侮蔑したような上から目線の態度をとるんですが、まさに私もそうでした。病院からいくら慰謝料がとれるかを夫婦で平然と話したり、飲食の代金を病院名で領収証もらったり「あー、いやな奴だなー」と思いました。ですが、一番嫌な奴は、自分自身でした。
自分の思い通りに子どもを育てようという、単なるわがまま野郎である自分に気付き、居たたまれない気持ちでした。
かろうじて、凧揚げだけは何度かできた、というのが薄っぺらい免罪符です。

ラストは、元のさやに収まったという解釈が大半でしょうが、もしかすると、またいつか交換するときもあるのでは、と個人的に思いました。
今回、二組の夫婦、四人の演技がそれぞれに素晴らしく、こりゃ、賞をとるよな、という感想です。交換の直前の尾野真千子、真木よう子の絡み、福山雅治とリリー・フランキーのシーンはホントよかった。自分だったら相手になんて言えるか、なんてつい考えちゃいます。
野々宮の過去の話は確かに「なるほどー」、なんですが、無くてもいいんじゃないか、と思いました。親にバラ、というのも必要だったのかなー。

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