愛が終わることに比べたら、たかが世界の終わりなんて

グザヴィエ・ドランの新作、『たかが世界の終わり』。そそくさと観に行きました。パチパチ！
『わたしはロランス』で、知ってから、ドラン監督の、勝手に流山応援団長のつもりなのですが、今作もしびれました。
なんなのあのカメラワークは！！
ひたすら登場人物の顔のアップなんです。

、、、、だけど、みんなアップに耐えられるんだよねー。さすが名俳優たち。
内容は書きませんが、家族愛についてしみじみ考えさせられました。「言わなきゃ分からないんだから、すべてを言って」と言う人がいる一方、「言ったら分かってしまうから言わないで」と言う人もいる。
家族なら、どっちの立場が多いだろうか、と考えると、後者という人が多い？だろうけど、いつもいつも「言わなきゃわからない！」と叫んでしまう、、、、。

怒鳴ったり、泣いたり、黙ったり。それぞれの対処法、処方箋なんだろうなー。
兄と妹がいる、映画と同じ立場の私は、身につまされましたわ…。



写真～
市野谷は、お犬様の散歩にはホントいい地区です。